神川輪業ブログ

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神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

家のベランダでメダカの屋外飼育をしているのですが、

今年は金魚も屋外飼育してみようかと考え中。

とは言え金魚ともなると大きな容器が必要になるので

まずは場所の確保とエアーポンプをどうするかで

悩んでます。

 

 

 

さて、マウンテンバイク風のスポーティな見た目で人気の

ヤマハ「PAS Brace」の2023年モデルが登場しました。

 

 

 

 

今回の変更でスイッチが変わったのですが、

個人的には結構がっかりだったりします。

 

 

以前は「液晶マルチファンクションメーター」という

スポーツモデル専用のスイッチが採用されていて、

速度はもちろんですがアシスト力もタコメーターみたいに表示され

見ていてもワクワク感のあるメーターでした。

 

 

 

 

それが2021年モデルから、時計と引き換えにアシスト力表示のない

普通の液晶メーターになった時もがっかりした記憶があります。

 

 

 

 

ただ、これでも速度表示は残っていたので残念ではあるものの、

納得はしていたのですが、今回の変更では速度表示すらなくなり、

「スマートクロックスイッチ」と呼ばれる時計表示を大きくした

物が採用されました。

 

 

 

 

ヤマハには「YPJシリーズ」というスポーツ用途の

電動アシスト自転車’(e-Bike)があるので「PAS Brace」には

普通のスイッチでOKと言う判断なんでしょうか。

 

 

確かに朝の通勤通学では1分が非常に重要なので

時計表示があれば便利なのですが、そもそも時計がズレている方

結構多いんですよね。

 

 

そうそう、「PAS Brace」には兄弟モデルがありまして

ブリヂストンの「リアルストリーム」というモデルなんですが、

そちらではしっかりと「液晶マルチファンクションメーター」が

生き残っておりますのでカッコいいメーターご希望の方は

そちらをどうぞ。(アシスト制御はPAS Braceが最新ですが)

 

 

垂水区に「七曲り」と呼ばれている道路があるのですが、

最近、信号のタイミングが変わったようで渋滞が出来る事が

増えてきました。(潮見が丘→名谷町交差点まで)

今までの切り替えタイミングに戻せないものでしょうか。

 

 

 

さて、通勤(と試乗用)で使用している私の自転車の後部から

異音がするようになってきましたのでメンテナンスを行いました。

 

 

異音の場所は後輪ハブの右側から。

ペダルを漕ぐのを止めたらキューキューという音がします。

 

 

場所はすぐに特定出来まして、「防水キャップ」という樹脂部品です。

 

 

 

図でいうと23番ですね。

年数が経ってくるとキャップの固定力が弱くなり、「キュッキュッ」

とか「キューキュー」という擦れる音がします。

 

 

通常のチェーン車であれば、後ギヤを外せば簡単に交換できるのですが

内装3段ギヤのベルト車のプーリーを外すのにはかなりの手間が必要。

なので今回はどこまでお手軽に出来るかやってみます。

 

 

まずは後輪ブレーキを外し、図19と20のナットも外して変速ユニット(図1)を

ハブから抜き出します。

 

 

 

 

 

 

お手軽ではないですが、これでもねじ止めされているプーリーを

外すよりは短時間で出来ます(慣れてるなら)

 

 

で。次に図2~5番の部品を外すと防水キャップ(A)が交換できました。

ただ、もう1つの防水キャップ(B)24番はプーリーを外さないと無理ですね。

 

 

さて、防水キャップ交換ついでに錆びていた後ブレーキも交換します。

後ブレーキ交換の場合、当店では100mmフィンをおススメしていますが

この自転車は回生ブレーキで後ブレーキの負担が少ないので

今回はキレイな中古品(90mmフィン)と交換するだけです。

 

 

表側: 機能に問題はないのですが見た目が…

 

裏側: グリスが飛んで汚れが付いてますね

 

 

メンテナンス最後はベルト交換です。

去年ぐらいからベルトの端にささくれが出ておりましたが

耐久性の確認(進行するのか、破断するのか)のために放置していました。

(5年は使ったけど最後まで走行に影響でなかった)

 

 

 

 

チェーン車はチェーンのピンを抜いたり、クリップを外したりして

繋がっている部分を外せますが、ベルトはそんな事できないので

自転車側で外せるようにしてあります。

 

 

 

 

工具を差し込んでいるボルトを外すとベルトが通る隙間が

なんとかできるので新品と交換します。

 

 

さて、今回作業した箇所をそれぞれ難易度でいうと

・後ブレーキ交換:難易度☆☆ 後輪外せたら後はeasy

・ベルト交換:難易度☆☆☆ 6角ボルトをナメないように集中

・防水キャップ:難易度☆☆☆☆☆ 部品代数百円ながら作業多い

 

 

防水キャップのキューキュー音が無くなったくらいで

作業前後で特に変化も無いので満足感はあまりありません。

 

 

とは言え、不具合出ない内に対処するのも大切ですので

気になる部分がありましたら早めにお近くの自転車店へGo!

 

 

ホワイトデーのお返し、何も思い浮かばない。

世の男性達は何を渡しているのか気になります。

自転車の街乗り用ヘルメットを注文してみたものの

納期未定…。

 

 

 

 

ご注文分のパナソニック「EZ」が入荷してきました。

私も大好きな1台で当店初販売です。

 

 

 

 

早速整備にかかりましょう。

まずは前輪を外して車輪の振れ取りや、ベアリングの調整から。

 

 

 

 

終わったら後輪も外しますが、外す前にチェーンテンションを確認。

適正範囲にはいるのですが、もう少しだけ後で緩めます。

 

 

 

 

この自転車はチェーンを張ったり緩めたりする時に

1か所注意があります。(あんまり調整しないと思うけど)

 

 

チェーンを調整すると当然後輪が動きますが、

後ブレーキシューの位置調整が必要になります。

 

 

 

 

今回は張りを緩めるのでブレーキシューとタイヤは離れる方向に

なりますが、チェーンを張るとブレーキシューとタイヤが近づき、

接触の可能性が出ますのでご注意ください

(お店の人以外あんまり調整しないと思うけど)

 

 

整備作業もほぼ終わり、最後はお客様ご指定の前かご取付けです。

「EZ」は純正オプションとしては前かごが設定されていません。

みなさんあの手この手で前かごを付けていらっしゃいますね。

 

 

私が指定されたのはブリヂストン「ハイディⅡ」のアルミパイプバスケット。

 

 

 

小ぶりですが「EZ」の雰囲気にピッタリですね。

インターネットでも取り付けてる方をけっこう確認できました。

 

 

お客様には別途金具やステー、加工などが必要になるかもしれません

と了承いただきましてアレコレやってみました。

 

 

 

 

どうでしょうか?

純正オプションっぽく取り付けできたと思います。

 

 

 

「EZ」、この自転車はパナソニックの遊び心ですね。

ブロックタイヤで快適ではないし、荷物も載せられない。

速い訳でもないし(なんなら遅い)、値段も高い。

 

でも乗ると楽しいんですよ、のんびりとブロックタイヤの

ブイーンという音と振動が心地良いです。

 

 

お買い上げ頂きましてありがとうございます。

 

 

 

自動車保険の件で保険会社に電話して色々教えて貰ったのですが

私が「ああそうなんですね、ありがとうございます。」と言うと、

相手の方は「いえ、とんでもない事でございます」と。

会話の中でこのやり取りが何回かあって、「あれ?違和感があるけど

この言い方が正しい?」と契約内容が入って来なかった。

 

 

 

さて、「走行中にカタカタ音がする」と修理ご依頼。

お話を聞くと、先週他のお店でチェーンに油を差してもらったけど

改善してないとの事です。

 

 

ふむ、それじゃ見てみましょう。

ペダルを回してみると後ブレーキから「キッキッキッ」

と周期的な音とブレーキの引きずりがあります。

ワイヤーは張り過ぎておらず、遊びも適正にあるので

本体側の問題です。(経年劣化か熱によるダメージか)

 

 

後ブレーキの交換の了承を得たので

早速作業開始です。

 

 

 

 

作業して気付いたのですがタイヤの方向が逆向き。

まあ、影響はほとんどないでしょうけど。

あと、スポークが1本折れてたので追加交換します。

 

 

 

 

10年頑張った後ブレーキ、放熱フィンには飛散したブレーキグリスと

汚れが付着し真っ黒です。

これでは放熱は出来なかったでしょうね。

(高温になってグリスが抜けたのかも)

 

 

新しいローラーブレーキの装着完了。

100mmフィンのローラーブレーキ在庫してて良かった~。

(90mmフィンだと子乗せ車には厳しい)

 

 

 

 

そうそう、反対方向に組まれていたタイヤ、

サイドのゴムがかなり薄い(ほぼ)スキンサイドでした。

 

 

標準装着のタイヤと同パターンなので見た目は一緒ですが、

負担の大きい子乗せ電動自転車の後輪には当然向いておらず、

タイヤの横に×印みたいな劣化が始まっていますね。

初期の「ハイディビー」なんかは、この(ほぼ)スキンサイド

によってパンクが多かったです。

 

 

今回は上手く対応出来ましたが

毎回出来る訳ではないのが難しい所です。

 

 

4月からのヘルメット着用努力義務。

お問合せが色々来ていますが、実は急な需要増で次回入荷未定

な所が多いと思います。(スポーツ向きは大丈夫、無いのはシティ用途)

当店も大人用ヘルメットの次回入荷はいつになるやら…。

 

 

さて毎年この時期に、あるご家庭から家族の自転車3台まとめて

TSマーク点検依頼があります。

(是非、自転車購入もお願いします!)

 

 

今回は通常の点検にプラスしてこんな内容です。

お母さん車・・後タイヤ・ブレーキ交換

お父さん車・・内装3段のシフトカバー

お子さん車・・10月に乗り換えたので一通り見直し

 

 

お母さん車は重たい電動自転車なので後ブレーキの

放熱フィンを100mmにした物をチョイス(標準は90mm)

お父さん車はブレーキシュー交換を追加。

お子さん車は「ありゃ?」と言う部分を手直ししました。

 

チャイルドシート付の電動自転車は100mmフィン仕様がおススメ

 

 

お子さん車、ここだけで2つ要改善点があります。

 

 

当店、今まではTSマーク(赤)を扱っておりましたが、

昨年12月からTSマーク(緑)が新しく導入されたので

当店のTSマーク(赤)在庫がなくなった今月から

TSマーク(緑)に変更しました(青・赤・緑の1つしか貼付けできない)

 

 

 

TSマーク(赤)との違いは

・人身事故全てが対象(今までは死亡や後遺症が残る事故だけ)

・示談交渉サービス付き(法人の業務中は対象外)

・障害補償(TSマーク貼ってある側)は補償金額が低くなった

 

 

という内容です。

今までは相手の方が死亡や後遺症が残る重大な事故じゃないと

適用されないような内容だったので「自転車保険」としては

おススメできるとは言えなかったのですが、

緑になって全ての人身事故(物損は対象外)が対象となったので

「自転車保険」と呼べる内容に近づいたかなと思います。

 

 

まあ、TSマークは保険内容よりも「点検する」事が重要だと

個人的には思っております。

TSマークの保険の有効期間は1年間。

年に1度くらいは点検しましょうよということです。

 

 

私も年に1度はモト冬樹さんの動画見てます。