神川輪業ブログ

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神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

ブリヂストンサイクル株式会社が2016年12月から2020年12月までに

製造いたしました一部の自転車・電動アシスト自転車用車輪の

「ステンレス製リム」(以下、対象製品)について、

リムの破損などの事故が発生しております。

 

 

お客様ご自身で対象製品かご確認いただき、

リムの溶接部分に「線状のサビ・ヘコミ・ひび割れ」の異常が無いか

必ずご確認ください。

 

 

ステンレス=錆びない

と思われていますが、正確には「錆びにくい」ですから

錆びる事もあります。

 

 

当店での該当例がこちら

 

 

 

 

2021年購入でも製造は2020年だったりする事も多いので

まずは下記のリンク先をご確認ください。

 

ブリヂストンサイクル 重要なお知らせ

 

 

 

ミナミヌマエビ水槽で稚エビが誕生してました。

1~2mmの小さい体ながら見た目は既に立派なエビ。

もっと増やして色んな水槽のお掃除をしてもらう計画です。

私のスマホカメラでは撮影出来なかった…

 

 

 

 

 

 

変速不良でパナソニックの電動3輪自転車「ビビ・ライフ」を

お預かりました。

 

 

3速走行時に急に「2」になったり、変速機が動かなかったりといった

症状が時々出るようです。

 

 

まずは簡単に見れる所から確認します。

変速位置の確認、プッシュロッドの確認、変速ワイヤーの確認

を行いましたが問題なし。

 

 

ここまで来たらもう変速ユニットの問題だと思うので

お預かりしました。

 

 

2輪の電動自転車は変速ユニットへのアクセスは

後輪さえ外してしまえば簡単ですが、3輪の場合はそうはいかない。

 

 

まずは右後輪を外し、作業をしやすくします。

外すと言ってもブレーキワイヤーは繋げたままなので

「ずらしてフレームに結束バンドで吊っておく」状態です。

 

 

そうしてようやく変速機と左後輪をゴソっと外します。

チェーンやテンショナーが少し「知恵の輪」です。

 

 

 

 

外した左側はこんな感じ。

 

 

 

 

変速機と左後輪がパイプで繋がっています。

まずは左後輪とパイプを外します。

 

 

 

 

何とか外れました。

次はパイプから変速機を外します(変速機からパイプか?)

 

 

 

 

やっと外れました。

ここまで来ればあとは簡単ですが、

左後輪↔パイプ↔変速機を外すのにちょっとした工具が必要ですし、

力も結構必要なのでお店によっては断られるかもしれませんね。

 

 

で変速機内部の確認。

 

 

 

 

変速機を車軸に固定するE型リングが摩耗で浮いてます。

これが変速不良の原因でしょう。内装3段変速では

時々ある故障ですね。ハブナットの固定が緩かったり、

ガタがあるとなり易く、今回も変速機側ナットの締付が緩かった。

 

 

一応内部の遊星ギヤの破損等もチェックしましたが問題なし。

E型リングの交換で済みそうです。

 

 

 

 

ここまで取り付けたら試乗で状態確認。

うん、変速不良は改善しました。

 

 

 

 

で完成。

 

 

3輪自転車の変速機修理は自転車修理の中では大変な部類です。

修理部品なんて100円するかしないかですが、2輪自転車と比べ

何倍もの時間がかかりますのでその分工賃が高くなります。

 

 

作業を依頼する際にはついでにタイヤ交換とかブレーキグリス補充も

頼むと工賃も節約できるし、お店側も売り上げ上がるしで

心良く対応してくれるかもしれませんよ。

 

 

日曜日、子供と区役所近くのビオトープに行きました。

妻から「オタマジャクシとってこい」との命を受けて。

カニ、メダカ、エビ、貝とヤゴは取れたものの

オタマジャクシは見つからず…。

やっぱり田んぼかなぁ。

 

 

 

ターンのミニベロ「サージュ」を点検でお預かりしました。

コロナ禍で自転車が品薄の時に通勤用ミニベロを探していた

知人に取り寄せできるか聞かれたのですが

「(納期未定で)無理っす。どうしても欲しければネットで探して~」

と突き放した?自転車です。

 

 

普段から「通販は初期不良やサポート面でのリスクがあるから」と

おススメしておりませんが、この自転車も例外ではなく

「整備済みでお届けします」的なショップから購入したそうですが

変速はおかしいわ、車輪は真っすぐ固定されていないわで

「何だよこれー」だったそうです。

まあ「待てない、今すぐ欲しい」でしたのでしょうがない。

 

 

それぐらいは自身で対応できる方だから笑い話で済むのですが

初期不良やその後のサポート対応は実店舗購入と比べたら

購入者が積極的に動く必要があります。(時間を取られる)

 

 

で、点検内容ですが

・タイヤ、チューブ交換

・チェーン、アウターギヤ交換

・ホイール振れ取り

・各部締付確認

・変速調整

・ブレーキシューの調整、ワイヤーの張り調整

等を行いました。

 

 

ターンの「サージュ」、見た目はカッコいいので

ハードな乗り心地が我慢できる方はおススメです。

 

 

7/3(日)は店休です

2022年7月2日

いつも神川輪業をご利用いただきありがとうございます。

7/3(日)は店休ですのでご注意くださいませ。

(第一・第三の日曜は隔週でお休み頂いてます。)

 

 

それにしてもKDDIの通信障害にはびっくりしました。

他人事のようにニュース見てましたが自分の端末も不通だし、

お客さんに連絡しようと思っても繋がらず…。

 

 

 

坂道でアシストが弱い!という修理依頼があり、

自転車をお預かりに行きました。

 

 

パナソニックの「ギュット・クルーム・DX」で2019年から

販売しているモデルです。

 

 

 

 

タイヤの空気やら車輪の回転具合、チェーン注油状態はOKだったので

電源入れずにペダルを空回しするとモーターギヤから異音と抵抗感が…。

ちなみにエラー表示は無し。

 

 

チェーンケース外してモーターギヤを回すと左右どちらも重いので

原因がワンウェイクラッチ不具合と判明しました。

 

 

 

 

が、ここからが問題。

購入日は2019.4.11で今日は2022.6.25です。

モーターの保証期間は3年間、つまり期間は切れている。

 

 

 

 

まあ、グレーゾーンがあるので多少はオーバーしてても

OKな場合もございますがそこは販売店さん次第なので

この件は一旦私の手から離れると思います。

 

 

保証が効けば当然無償ですが、有償の場合は5万円くらいになりますので

大きな問題ですね。