神川輪業ブログ

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神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

台風が近づいているせいか風が強くなってきました。

せっかくの3連休もちょっと残念ですが、

来週も3連休なんですね。うらやましいです。

我が家は明日にでもベランダの片づけをして台風対策します。

 

 

さて、学生さんがブリヂストン「アルベルトe」の修理でご来店。

 

 

前パンクという事でしたが、他にも走行中に「E4」エラーが出る

とか、後ハブにガタがある、前ブレーキシューの摩耗も確認できました。

 

 

ちなみに後ハブというか後スポークを全交換した形跡があるので

聞いたところ、先週どこかのお店で修理したそうです。

ハブにガタがあるのによくスポーク交換して振れ取りできたな~

と逆に関心。

 

 

 

 

「先週でしたらそのお店に言えば、ハブのガタも無償で

してくれかもしれませんよ」とお伝えしたのですが

行きたくないそうなのでお預かりしました。

 

 

翌日、後輪の作業をしたのですがハブのガタ以外にも

「う~ん」な内容でした。

 

・ベルトのテンションゆるゆる

・ベルトケースネジゆるゆる

・ホイールのセンターかなりずれてる

 

 

ベルトは滑って歯飛びしていた可能性もあるので気になりますが

気を取り直して「E4」エラーに行きましょう。

バッテリーの異常を知らせるエラーコードなので

まずは接続を確認すると、バッテリー取り付け後の遊びが多く、

ガコガコ動きます。

走行中の振動で通信エラー起きてるかもしれませんので

上部分はバッテリーロック部分を調整し、下側はクッションテープで

動きをガッチリ抑えました。(しばらく様子見ですね)

 

 

 

前パンク修理は溝が少ないのでタイヤ交換しますと

お伝えしておいたのですが、なんとリムが曲がってました~。

先ほどお客さんに連絡し、前リム交換も了承いただきました。

 

 

 

お預かり時に気付いていれば今日お渡し出来ていたのに

申し訳ございません。

 

 

台風次第ですが月曜には完成します!

 

 

「FAX送信したのですが届いてますか?」

サラリーマン時代、そういう電話が結構あり、

「なんでわざわざ確認の電話するんだろ」と思ってました。

で、昨日ウチの電話/FAXが壊れたので電器屋で新しいの購入。

接続後、早速FAXを使用した後の私が取った行動…

「FAX送信したのですが届いてますか?」

 

 

 

さて、偶然なんですがモーター交換となる修理が2件続きました。

1台は「ギュット・ミニ」で踏み込むとガガガガと異音。

補償期間過ぎているので有償修理です。

 

 

もう1台は「ベロスター」で駆動系全部交換してもチェーン外れる

という事で購入から3年以内なので無償修理です。

 

 

ギュットミニのモーター交換はあんまり気になる方がいないと思うので

ネタにはしませんが、ベロスターの方はチェーン外れで

悩んでいる方も多いようですし「チェーン外れでモーター交換?」

となると思いますので後日ブログにUPします。

 

 

電話復旧しました

2022年9月8日

 

9/8(木)AMに電話が故障し通話が出来なくなっておりましたが、

夕方に新しい物を買ってきましたので現在は復旧しております。

 

大変ご迷惑をお掛けいたしました。

 

朝晩は暑さも和らぎ、日没も早くなってきました。

暑かった夏ももうすぐ終わりですね。

今年は赤ちゃんのお世話があったので、旅行はもちろん、

プールや花火もせずに終わりそうですが、

宿題の手伝いはしてたので何故か充実感はあります。

 

 

 

パンク修理の原因といえば圧倒的に空気圧不足による

「揉まれパンク」が多い当店ですが(どこも一緒?)

この2週間くらいはタイヤの横に穴が開きパンクする

という自転車がチラホラ。

 

 

なぜタイヤ横に穴が開くかと言えば

ブレーキゴムとタイヤが接触し、タイヤの壁が削れていくから。

 

 

まずこのタイヤを見てください。

 

 

 

 

タイヤサイドの下側がほぼ1周に渡って破れています。

原因のブレーキゴムの状態がこちら。

 

 

 

ブレーキゴムは形状やブレーキの動きによって、新品時は問題なくても

摩耗してくるとタイヤに接触することがありますので、

ブレーキゴムの取り付け位置はブレーキ接触面のリムの外側から

1mm以上、下側になるように取り付ける事で

タイヤとブレーキゴムの接触を防げます。(個人的には2mm以上)

 

 

こんな感じですね。

 

 

 

 

 

で今回、タイヤもチューブもブレーキゴムも交換となりました。

 

 

 

 

 

 

 

昨夜は子供の宿題のお手伝い。

算数の答え合わせと分からない問題のヒントです。

2学期からは九九が始まると言うのに、足し算引き算の

ポカミス多くて私の子供の頃にそっくりです。

 

 

 

さて、初期モデルのギュットアニーズの「ブレーキが効かない」

という修理ご依頼がありました。

 

 

前輪はVブレーキ。奥まで握らないといけないものの、

効き自体は良好なのでワイヤーの調整だけしました。

 

 

一方、後輪は状態悪く要交換でした。

この辺りは先日のハイディと同じですね。

 

 

 

 

ブレーキグリス滲みが原因とみられる汚れ。

ひょっとしてブレーキグリスの補充しすぎでしょうか。

 

 

 

 

放熱フィンも油汚れベッタリで熱の逃げ場がありません。

右は放熱フィンを大型化したローラーブレーキ。

 

 

 

 

ブレーキ取り付け前に変速ユニットのナットの締付確認です。

緩んでいる事も結構あり、後々変速不良になりやすいです。

(スプロケット側ナットも同様に確認します)

 

 

 

 

タイヤも新品にしました。

このキレイなブレーキ、いかにも効きそうでしょ?

でも、効きは普通です。(交換前よりかは効く)

放熱フィンを大きくして耐久性(放熱性)を上げただけです。

効きを良くしたいならBR-C3000ですね。

(要加工の場合もありますので費用も時間も結構あがります)

 

 

2022年モデルからパナソニックの子乗せモデルはBR-C3000を

採用していますし、100mmフィンのブレーキも他社の子乗せモデルで

増えてきていますがまだまだ90mmフィンも多いし、

軽さを売りにしているモデルではフィン無しローラーブレーキの

電動自転車も多いです。

 

 

下り坂の多い垂水区では最低でも100mmフィン仕様、

取り付けできるならBR-C3000や、より上位版でも全然OK。

それぐらい「止まる」って大事。

 

 

そうそう、タイヤ・ブレーキ交換ついでに

チェーンの張り調整もしました。

 

 

 

 

適正範囲がモーターギヤ↔テンションプーリー間で60~70mm。

新車時は65mmにきっちり調整されています。(パナソニック凄い)

まあ、そこを私は67mm狙いに再調整している訳ですが…。

で、今回は75mmありました。

 

 

数字が大きいと張りが弱いのでチェーンがケースに当たって

音がしたり、外れやすかったします。

数字が小さいと張りが強すぎて抵抗がでて、

電池の減りが早かったり、パワーロスが出ますので

適正範囲内で好きに調整してください。