神川輪業ブログ

BLOG

神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

垂水健康公園に子供と遊びに行ったのですが、

上の子が好きなターザンロープが使用できなくなってました。

大阪で指切断の事故があったらしく健康公園も調べたら

経年劣化が見られるので使用停止との事。

遊具の設置時に、定期的な保守作業もセットで契約しないの?

 

 

 

さて、昨日パンク修理でお預かりしてきた電動自転車の配達に

午前中行ってきました。

 

パンク修理と言っても状態が悪かったので

後輪のチューブ交換となり、引取・配達代金も合わせて

ご請求額が5,800円だったのですが、お客さんに

「5800円! たっか!」と言われました。

 

確かに5,800円の修理代は安くはありませんが

空気圧管理をきちんとしていただければ必要なかった出費ですので

そこを丁寧にご説明いたしました(私なんかよりもずっと先輩のお年)

お客さんも「(空気入れ)頑張ります」とご理解いただいた様子。

 

出張修理(引取・配達)が絡むと純粋な修理代金よりも金額が

上がってしまいますので、持ってこれるならお店まで来ていただけると

その分節約できますのでよろしくお願いします。

 

 

話は変わって、昨日は

「(子供が)パナソニックのベロスターに乗ってるんですが、

ペダルが回らなくなった」というご依頼もありました。

 

ベロスターと言う自転車、チェーンやギヤ関係に耐久性で弱い面があり、

その辺りの可能性も含めて「本当にペダルだけですか?」

と尋ねてみたのですが「ペダルだけだと思います」と言われました。

 

で先ほどの5,800円事件(事件じゃないけど)の後に

お預かりしてきました。

 

で、チェーンカバーを外してみると…

 

 

 

チェーン外れてギヤとモーターハウジングに食い込んでます。

(ペダルではなく)クランクが回らない状態ですね。

 

原因はチェーンとギヤの摩耗により、咬み合わせが悪くなって、

モータギヤ↔テンショナー間でスムーズにチェーンが送れなくなり、

(たぶんあえて弱くしている)テンショナーが曲がって

クラッシュした所にドンドンチェーンを送ろうとするもんだから

チェーン外れて、クランクが回らなくなった

(お客さんの言うペダル)と予想。

 

重めのギヤを多用していたかは不明ですが、チェーンは乾いて

キュラキュラ音がありますので注油はあまりされていなかった

のも摩耗も進めた要因と思われます。

 

この症状はベロスターだけではなく、ハリヤ、オフタイム、

ジェッター等でも見られ、パナソニックの外装変速モデルの

「あるある」的なものです。

 

対策としては、軽めのギヤを使用しチェーンの注油も適時行う

と良いのですが、それでも内装変速タイプのモデルと比べると

耐久性が劣るのはご理解いただく必要があります。

 

で修理内容としては内装3段のモデルと同様に

前ギヤ、モーターギヤ、テンショナー、後スプロケット、チェーン

の5点交換です。

 

ブレーキシュー交換等の追加作業もありますので20,000円ほどのお見積りです。

(引取・配達代込)

 

登り坂等でチェーンの音がおかしくなったら

早めにお近くの販売店で見てもらいましょう。

 

 

今日はインフルエンザワクチン接種に行ってきます。

過去の記憶があんまりないので初めてかもしれません。

小学生の子供と一緒に受けに行くのですが、

小さい子は2回に分けて接種なんですね。

 

 

さて、パナソニック「ビビ・DX」のチェーンが

ガチャガチャと音がするという事で確認すると、

摩耗がひどく、注油では改善しない状況でしたので

チェーン周りの部品を総とっかえする事を了承頂きました。

 

 

10年前のモデルでしたが部品注文から1週間で全部揃うのは

とてもありがたいです。

 

今回も

・チェーン

・大ギヤ

・モーターギヤ

・テンションプーリー

・後輪ギヤ

の5点交換です。

 

で交換前

 

 

こちらが交換後

 

 

交換後は試乗しなくてもペダルを回すだけで

スムーズに回転するのが実感できます。

 

 

タイヤの空気も入れましたのでかなり軽~く走るように

なったと思います。

 

 

診察待ちで小児科近くの総合受付周辺をペタペタ

歩いていたら、高齢の方に「かわいいね~」と言われました。

子供を褒められると親としても嬉しいのですが、

お耳が少し遠いからか、とても大きな声だったので

結構恥ずかしかったです。

 

 

 

さて、「走行中にガッチャンガッチャン音がする」という症状で

日はバラバラですが、ヤマハのナチュラとブリヂストンのハイディを

お預かりしてチェーン、ギヤなどの駆動系をリフレッシュしました。

 

 

費用を抑えるためにチェーンだけを交換して、

あっという間に症状が再発する自転車も時々見ますが、

結果的に再度全交換になり、余計に高くなるという事になります

ので当店では最初から5点セット交換がメインです。

 

 

で交換前の状況がこちら

 

 

チェーンがサビサビでスムーズな動きではありません。

で、清掃・交換後がこちら。

 

 

5点の内、大ギヤ、モーターギヤ、テンションプーリーの3点交換。

これにチェーンまで入れた4点交換は意外とサクッと出来ますが、

5点目は少し時間がかかります。

 

 

はい、後ギヤですね。

これは後輪を外さないと交換出来ないのです。

ちなみに後タイヤ交換等もあると工賃分節約できます。

 

 

作業後に試乗すると、まあなんとスムーズ&サイレントな事。

 

 

登り坂等の負荷がかかる状況でチェーンがガチャガチャ言ってたら

早めの交換をおススメいたします。

 

 

明日から海神社の秋祭り。

垂水っ子の血が騒ぐのか、毎年妻に連れられ練り合わせを

見に行っております。

私自身は子供とするくじ引きとかの方が好きなんですけどね。

 

 

 

さて、後タイヤ交換(と前パンクチェック)でお預かりした

「ギュットミニ」

作業中に気付いたのですが、後チャイルドシートが斜めっており

力を入れると動きます。

 

 

 

どう考えても安全な状況ではないですね。

前チャイルドシートもタイヤ真っすぐで斜めになっていたので

お客さんに「出来れば自転車全体を点検させてください」と

お伝えしたら「是非お願いします、販売店に行ったら確かにズレていますが

部品がないのでどうしようもありませんと言われました」

 

 

ええ!販売店が状況を認識しながら諦めてどうする!

 

 

まああれこれ言っても何も変わらないので

まずは後チャイルドシートから見ましょう。

 

4つあるはずのネジの内、前側2つがありません。

仮にネジが緩んだとしても、蓋があるので無くならないはず…。

 

後側はネジはあったものの、締め付けが弱いです。

また、画像の金具の向きが逆ですね。

 

車体とチャイルドシートを繋ぐ補助ベルトがあるとはいえ

走行中に脱落する可能性は大きかったです。

 

 

後チャイルドシートの次は前ですが、

こちらは転倒か何かが原因でハンドル(とチャイルドシート)が

ズレただけでした。

(とはいえチャイルドシート外してハンドル外しての作業は大変)

 

その他に

・前後車輪締付確認

・サドル、ペダル締付確認

・リヤキャリヤ増し締め

・バッテリーチェック、端子清掃

・灯火類チェック

・ブレーキワイヤー調整

・走行チェック

 

等を行いお客さんにお渡しいたしました。

(チェーン注油、スタンド注油、モーターボルト締付確認は後

タイヤ交換で確認済)

 

「全然違う!」と喜んでいただきこちらも一安心です。

 

 

「ブログ見ました~、皆さんお元気になられましたか?」

と時々聞かれますが、みんな元気になりました。

でも1歳児は色んな病院に行ってます。中耳炎絡みの耳鼻科に

湿疹の皮膚科も。来週はひょっとしたら小児科かな~

 

 

さて、今週は通常の営業後一旦帰宅してご飯を食べ、

子供達の相手や家事などをして2時間程仮眠し、

24:30頃にゾンビのように起きて1時ごろから5時前まで

修理・点検作業をしておりました。(5時から7時までまた寝る)

 

 

 

その作業も全て終わりましたので

今夜は朝までしっかり寝ようと思います。

 

 

来週からは次の案件に取り掛かりますが、

修理ご依頼ももちろんお待ちしております。