神川輪業ブログ

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神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

久しぶりに区役所近くのビオトープに子供と行きました。

以前より少し変わっており、メダカやヌマエビはおらず、

今回はカワニナしかお目にかかれませんでした。

 

 

さて、サラリーマン時代は台数こなしてなんぼだったので

早いものだと1台15分くらいで組立終わっていたのですが、

独立してからは出荷に追われる事もないので

1台1台しっかりと整備するように心掛けています。

 

 

今回整備するのはパナソニックの「グリッター」

20インチの小径電動自転車です。

 

 

 

パナソニック・ヤマハは

このようにほぼ完成された状態で入荷しますので、

追加オプションがない場合は15分くらいで完成するのも

想像できると思います。(全てエアツールで1台5分の人もいた)

 

 

ではしっかりと整備していきます。

最初にキズのチェックを行ってから

前車輪を外してタイヤも外します。

 

 

 

 

この状態で

車輪の振れ取り、センター出し、ベアリングのグリスアップと

玉当たり調整、ニップルのバリ確認等を行います。

 

 

前輪が終わったら後輪も同様の作業をします。

下記の画像は後輪外すついでにチェーンの張り調整してます。

 

 

 

 

モーターギヤ、テンショナー間が60〜70mmが適正範囲で

60mmでしたのでOKといえばOKなのですが、いつも

67mmくらいを狙って調整しています(抵抗減らすため)

 

 

作業に夢中で画像を撮り忘れたのですが、

後輪の作業のあとにはハンドル、ブレーキ調整、

サドル、ペダル締付け、スタンド・チェーン注油、

スイッチ類作動確認、走行確認、車体拭き上げ

等を行います。

 

 

 

 

でやっと完成です。

4倍の時間をかけても性能が4倍になる訳ではありませんが

少しは良くなります。

 

 

自己流のやり方ですが、「もっと楽に走れるように」

と毎年ブラッシュアップしながら整備しております。

 

 

大人用ヘルメットのお問い合わせを多数いただきますが

現在、追加発注はしているものの納期未定でございます。

 

・ブリヂストン クルムス Mサイズ/Lサイズ

・OGKカブト キャンバスアーバン各色

・OGKカブト リベロ

 

等手配しております。

 

 

在庫と一緒に金額も聞かれる事が多いのですが、

当店の場合、大体税込7,000円ぐらいです。

 

 

大人用ヘルメットでお買い求めやすいブランドとしては

唯一(と言ってもいいと思う)国内ブランドのOGKカブトさんになり、

6,000円~10,000円ぐらいです。

海外ブランドだとこれが10,000円~という感じでしょうか。

 

 

安全性が「?」な物でしたら通販で2,000円台くらいからあると思います。

そのあたりは自己判断で検討なさってください。

ただおススメとしては国内ブランドはSG規格

海外ブランドならCEやCPSCなどの規格をクリアしている物を選びましょう。

 

 

 

最近の小学生はいくつも習い事を掛け持ちしてるんですね。

先週お話しした方の2年生のお孫さんは英語教室にピアノ、

塾にスイミングですって。

まあ色々やって合わないのは辞めていくんでしょうけど

友達と遊ぶ時間はあるのでしょうか。

 

 

 

 

点検でパナソニックの「ビビ・DX」をお預かりしました。

 

 

特に気になる部分はないとの事でしたが電源スイッチが

こんな状態でした。

 

 

 

 

全部表示されてますね。

角度を変えて見ると「パワーモードの70%残量」と

たぶん表示されています。

 

 

時々こういう事があるので一度聞いてみたことがあるのですが、

「報告は上がっておりますが保証期間が過ぎているのが多く、

安全性にも問題ないので回収の予定はない」

といった感じの回答がありました。

 

 

確かに安全性には影響ないのでリコールとかは

期待していないのですが、出来れば耐久性(耐候性)の

改善していってほしいです。(ひょっとして今は対策されてる?)

 

 

で、「ビビ・DX」の点検は虫ゴム交換時にパンク防止剤が

飛び散った以外に特に問題なく終わりました。

 

 

あっスイッチついでですが、「ジェッター」の電源ボタンの

節度感もアップして欲しいです。(フニャフニャで押した感がない)

 

 

 

 

家のベランダでメダカの屋外飼育をしているのですが、

今年は金魚も屋外飼育してみようかと考え中。

とは言え金魚ともなると大きな容器が必要になるので

まずは場所の確保とエアーポンプをどうするかで

悩んでます。

 

 

 

さて、マウンテンバイク風のスポーティな見た目で人気の

ヤマハ「PAS Brace」の2023年モデルが登場しました。

 

 

 

 

今回の変更でスイッチが変わったのですが、

個人的には結構がっかりだったりします。

 

 

以前は「液晶マルチファンクションメーター」という

スポーツモデル専用のスイッチが採用されていて、

速度はもちろんですがアシスト力もタコメーターみたいに表示され

見ていてもワクワク感のあるメーターでした。

 

 

 

 

それが2021年モデルから、時計と引き換えにアシスト力表示のない

普通の液晶メーターになった時もがっかりした記憶があります。

 

 

 

 

ただ、これでも速度表示は残っていたので残念ではあるものの、

納得はしていたのですが、今回の変更では速度表示すらなくなり、

「スマートクロックスイッチ」と呼ばれる時計表示を大きくした

物が採用されました。

 

 

 

 

ヤマハには「YPJシリーズ」というスポーツ用途の

電動アシスト自転車’(e-Bike)があるので「PAS Brace」には

普通のスイッチでOKと言う判断なんでしょうか。

 

 

確かに朝の通勤通学では1分が非常に重要なので

時計表示があれば便利なのですが、そもそも時計がズレている方

結構多いんですよね。

 

 

そうそう、「PAS Brace」には兄弟モデルがありまして

ブリヂストンの「リアルストリーム」というモデルなんですが、

そちらではしっかりと「液晶マルチファンクションメーター」が

生き残っておりますのでカッコいいメーターご希望の方は

そちらをどうぞ。(アシスト制御はPAS Braceが最新ですが)

 

 

垂水区に「七曲り」と呼ばれている道路があるのですが、

最近、信号のタイミングが変わったようで渋滞が出来る事が

増えてきました。(潮見が丘→名谷町交差点まで)

今までの切り替えタイミングに戻せないものでしょうか。

 

 

 

さて、通勤(と試乗用)で使用している私の自転車の後部から

異音がするようになってきましたのでメンテナンスを行いました。

 

 

異音の場所は後輪ハブの右側から。

ペダルを漕ぐのを止めたらキューキューという音がします。

 

 

場所はすぐに特定出来まして、「防水キャップ」という樹脂部品です。

 

 

 

図でいうと23番ですね。

年数が経ってくるとキャップの固定力が弱くなり、「キュッキュッ」

とか「キューキュー」という擦れる音がします。

 

 

通常のチェーン車であれば、後ギヤを外せば簡単に交換できるのですが

内装3段ギヤのベルト車のプーリーを外すのにはかなりの手間が必要。

なので今回はどこまでお手軽に出来るかやってみます。

 

 

まずは後輪ブレーキを外し、図19と20のナットも外して変速ユニット(図1)を

ハブから抜き出します。

 

 

 

 

 

 

お手軽ではないですが、これでもねじ止めされているプーリーを

外すよりは短時間で出来ます(慣れてるなら)

 

 

で。次に図2~5番の部品を外すと防水キャップ(A)が交換できました。

ただ、もう1つの防水キャップ(B)24番はプーリーを外さないと無理ですね。

 

 

さて、防水キャップ交換ついでに錆びていた後ブレーキも交換します。

後ブレーキ交換の場合、当店では100mmフィンをおススメしていますが

この自転車は回生ブレーキで後ブレーキの負担が少ないので

今回はキレイな中古品(90mmフィン)と交換するだけです。

 

 

表側: 機能に問題はないのですが見た目が…

 

裏側: グリスが飛んで汚れが付いてますね

 

 

メンテナンス最後はベルト交換です。

去年ぐらいからベルトの端にささくれが出ておりましたが

耐久性の確認(進行するのか、破断するのか)のために放置していました。

(5年は使ったけど最後まで走行に影響でなかった)

 

 

 

 

チェーン車はチェーンのピンを抜いたり、クリップを外したりして

繋がっている部分を外せますが、ベルトはそんな事できないので

自転車側で外せるようにしてあります。

 

 

 

 

工具を差し込んでいるボルトを外すとベルトが通る隙間が

なんとかできるので新品と交換します。

 

 

さて、今回作業した箇所をそれぞれ難易度でいうと

・後ブレーキ交換:難易度☆☆ 後輪外せたら後はeasy

・ベルト交換:難易度☆☆☆ 6角ボルトをナメないように集中

・防水キャップ:難易度☆☆☆☆☆ 部品代数百円ながら作業多い

 

 

防水キャップのキューキュー音が無くなったくらいで

作業前後で特に変化も無いので満足感はあまりありません。

 

 

とは言え、不具合出ない内に対処するのも大切ですので

気になる部分がありましたら早めにお近くの自転車店へGo!