神川輪業ブログ

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神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

9月になるとラジオではアース・ウインド・アンド・ファイアーの

「September」が良く流れてきますね。

竹内まりやの「SPEPTEMBER」も今日流れていました。

私はグリーンデイの「Wake Me Up When September Ends」が好き。

 

 

 

今朝、「電動自転車のパンク修理をお願いできますか?」とご依頼があり、

お預かりに行ってきました。

 

 

何度かご主人さまが修理してくれたそうですが、

1日持たないとの事でした。

 

 

早速持って帰ってきました。

 

 

 

 

溝はまだまだありますね、何かが刺さったパンクではなさそうです。

修理出来そうだと思うでしょ?

では横も見てみましょう。

 

 

 

 

うーん、亀裂がかなり入ってます。

低い空気圧でご使用されているとこのようになる事が多いです。

※特に横が飴色のタイヤは、低い空気圧と紫外線に弱い

 

 

さて、パンクの原因を調べてみましょう。

 

 

 

 

ご主人さまが格闘(?)して修理した部分から「シュー」と漏れてます。

タイヤ・チューブ共にかなり傷んでいるので修理よりは交換ですね。

 

 

で、装着時と同様のタイヤもオシャレでいいのですが、

耐久性(耐候性)を考えると黒タイヤ(もちろん電動自転車用)の1択です。

「片方だけタイヤが黒って変ですか?」と時々聞かれますが、

他の人は他人の自転車って気にしてませんので、ご自身が気にしない

ようでしたら黒がいいと思います。

 

 

ただ、どんなにいいタイヤでも定期的に空気をきちんと入れなければ

またパンクしてしまいますので「エアゲージ付き」の空気入れがオススメ。

 

 

 

 

私はトピークの空気入れを使用しています。(壊れても補修部品があるので)

 

 

で、一般車に多い「英式バルブ」は虫ゴム通過時の損失があるので、

「米式バルブ」や「仏式バルブ」みたいにゲージの数値=空気圧ではありません。

ゲージの数値の大体75%くらいがタイヤの空気圧になっているようです。

例えば3bar指定(タイヤの横に表示してある)の空気圧なら4barまで入れます。

 

 

数値で管理すると、今まで感覚で入れてた空気圧が

意外と低かったとビックリすると思います。

 

 

子供とスーパーに行くとお菓子をねだられる訳ですが、

おまけ付きのお菓子(というかお菓子がおまけ程度)は結構高く、

300円400円は当たり前です。先日、プール帰りの親子が「240(円)は?」

「あかん!」といったやり取りをしていて、どこも同じなんだなと思いました。

 

 

 

さて、去年の夏と比べ、今年の夏は暑かった期間が短かったのですが

暑さが原因と思われるバッテリートラブルは今年の方が多かったです。

 

 

 

 

なぜ暑さが原因と判断したかというと、バッテリーの診断機にかけると

「バッテリー温度が50度以上になった履歴があります」と表示されるからです。

 

 

リチウムイオンバッテリーは熱によって劣化するスピードが高まります。

特に満充電時やそれに近い状態の時の高温はダメージが大きい。

 

 

直射日光で毎日50度以上に置かれる状況が連日続きますので、

1年2年は耐えれても、3年4年となると意外と寿命が早く来るかもしれません。

 

 

対策として、夏季は直射日光下に放置しないというのが1番かと。

当店の試乗車も真夏(と真冬)は店内保管です。

ただ、現実は出先での駐輪もある訳ですから、その場合は

出来るだけ満充電に近い状態じゃない方が劣化は少ないです。

 

 

走れる距離が短くなったり、充電が早く終わったりする場合は

寿命が来ているかもしれませんので

お近くの自転車店で調べてもらいましょう。

 

 

パナソニックのホームページでは

「電動アシスト自転車のバッテリー寿命は? 容量別の交換目安と長持ちさせるコツ」

ヤマハも

「バッテリーを長持ちさせる上手な使い方を教えてください」

ブリヂストンは

「長持ちさせるバッテリーの使い方はありますか?」

で長持ちさせる方法が掲載されておりますので是非ご覧ください。

 

 

10月1日から消費税が変わります。

が、8%と10%混在するのがややこしい。

いまさら文句言ってもしょうがないので、慣れるしかないんですけどね。

 

 

 

さて、その消費税に関してですが、

当店は受注日(依頼を受けた日)ベースです。

 

 

例えば9/30に注文頂いて、お渡しが10/2の場合は8%のままです。

修理の場合も9/30にお預かりして、お渡しが10/2なら8%。

 

 

当然、10/1以降のご注文、修理ご依頼分は10%となりますので

ご注意くださいませ。

 

 

 

天気予報をみると最高気温が30度にならなくなってきました。

暑い夏も終わりが近づいているようですね。

来年の夏はいよいよ東京オリンピック・パラリンピック。

まだまだ課題がありそうで少しばかり不安です。

 

 

 

さて、パンク修理の自転車を塩屋方面に預かりに行ってきました。

 

 

お話しを聞くと、日曜日にパンク修理をしたらしいのですが、

次の日にはペチャンコだったとの事。

自転車屋に依頼したんでしたら「直ってねえぞコラ!」と言う権利は

あると思いますが、まあ色々ありますからね。

 

 

当然、私には「次は無いからな!」という暗黙のプレッシャーがある訳です。

 

 

という事で早速、状態確認から行います。

 

 

 

 

26インチとかのサイズ径でしたら、タイヤだけめくってチューブをペロンと

出すことも多いのですが、小径でタイヤが太い場合は

車輪ごと外しちゃった方が確実に修理できます。

 

 

さて、修理した場所はチューブの内側(車輪と接する方)でした。

これはKissmini、バビー、ビッケ、の持病とも言えるパンクですね。

 

 

 

 

チューブの内側が波打ってるのが見えると思います。

同じタイヤとチューブを使用するパナソニックのギュットアニーズは

あんまりこうならないので車輪(リム)に問題があるのかもしれません。

 

 

さて、空気を入れてみます。

 

 

 

 

あ~、修理した部分の端に穴がありますね。

2ケ所穴があって1つ見落としたのでしょうか。

 

 

修理した部分の上からさらに修理パッチを貼る事も出来るのですが

先ほど言ったチューブの内側が波打ってブヨブヨしている場合、

他の部分も穴が開く可能性があるので交換した方がいいですね。

このあたりの判断が難しく、私も多少のブヨブヨなら修理する事もあります。

今回は交換です。

 

 

使用されているチューブは通常の0.9mmから1.2mmに厚みを増して

耐パンク性を高めた肉厚品ですので同様のチューブを使用します。

 

 

 

 

IRCの同等品のチューブを使用します。

元々装着してあったチューブは(デザイン上の?)線が何本かあって、

なぜかそこがパンクする事を結構見かけます。(今回も)

 

 

 

 

IRCのチューブはこのような線が入っていないのでパンク修理の際も

作業がしやすいです。

 

 

 

 

さて車輪に装着する前に、傷んだリムバンドも交換します。

 

 

 

が、リムバンドの上からテープを貼って、厚みを稼いでニップルとの段差を

滑らかにするような対策がされていました。

が、どうせやるなら最初にテープを貼って、その上からリムバンドを装着した方が

対策としてはいいでしょう。

 

 

といった感じで作業完了しました。

単にパッチを貼って修理とか、チューブ交換するという事では無く、

原因を探り、出来る限り(次の)パンクをしにくいように作業しております。

 

 

という事を火曜に投稿したかったんですが、

時間が足らず木曜の投稿になってしまいました。

 

 

今日で40歳になりました。

この歳にもなると、誕生日のワクワク感とかもないのですが、

明治のグミ「超ひもQ」が製造終了になったのは驚きました。

子供が好きなおやつの1つだったので残念です。

 

 

 

13時ごろからパソコンを開き、ブログでもするかと思っていた矢先、

来店などで少し慌ただしくなっている間にブログネタを忘れてしまいました。

 

 

という事で全く関係ないのですが、

私が思う自転車の3大メンテナンスをお伝えします。

 

 

最初は「タイヤの空気」

基本中の基本ですが、出来ていない方が多いです。

パンクの原因の8割くらいは空気圧不足ですので、

一般車の場合、最低でも2ヵ月に1度はしっかりと空気を入れましょう。

難易度・・・簡単(正しい空気圧にするには意外と難しい)

 

 

次は「チェーン(の注油)」

定期的に注油しないと「バキバキ」や「チャラチャラ」といった音が出ます。

更に放っておくとギヤ関係までボロボロになり、かなりの出費に。

一般車の場合、半年に1度くらいは注油しましょう。

油の差し過ぎはゴミやホコリを呼んじゃうので注油後、ウエスなどで拭き取り。

難易度・・・中(潤滑スプレーでなく、チェーン用がいいです。)

 

 

最後は「ブレーキ」

一般車の場合、後ブレーキはメンテナンスフリーに近いのですが、

前ブレーキは使用すればするほどブレーキゴムが摩耗します。

ブレーキレバーを握ってみてレバーとハンドルグリップが付きそうなら

自転車店で見てもらいましょう。

難易度・・・高(交換作業は簡単ですが、命に関わる部分なので触っちゃだめ。)

 

 

 

 

ほぼ毎日使用している方は、

年に1度くらいは自転車店で点検を受けましょう。

点検(調整)後は結構快調になると思いますよ。