神川輪業ブログ

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神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

垂水区の地名

2015年2月24日

昨夜、須磨区のお客様の所に行ったのですが、

須磨区も中々の急坂揃いですね~。

 

北区も多いし、西区も…

 

 

さて、垂水に来てから3年目の私ですが、

来た時から「ここは丘や谷や台が付く地名が多いな~」と思っていました。

前住んでいた西明石近辺はそんなになかったような…

 

 

調べてみると垂水区には71(たぶん)の町名があるのですが、

約半分の35個(たぶん)の町に「丘」「台」「谷」など坂道を連想させる

名前がありました。

 

 

名前だけでも自転車には厳しいところだな~って事は分かりました。

 

 

まだまだ「垂水」の勉強しなきゃダメですね。

 

 

 

去年、パナソニックの「ギュット・アニーズ」をご購入いただいたお客様。

垂水区 自転車屋 ギュットアニーズ

 

最初は「久しぶりだから乗れるかな~」と押して帰られたのですが、

翌週に見たときは子供さんを乗せて、スイスイ走っていました。

 

子供さんが当店近くのプールに行っているので、自転車で送り迎えをする姿を

毎週見かけますが、最近はホントに上手く乗っていらっしゃいます。

色々な所に自転車で出かけて楽しんでいらっしゃるようです。

 

 

当店に定期的に空気圧チェックにお越しいただいた際、お子さんに

「どう、今日は何メートル泳いだ?」と聞いています。

 

25mくらいは泳げるそうですが、怖くて泣いてしまうこともあるそうです。

 

「おじさんも、うまく泳げるようになったのは小学校に入ってからだよ~」

というとニコッとしてました。

 

 

やがてチャイルドシートから降り、自分の自転車に乗り出すと思います。
その時も自転車選び、お手伝い出来たら嬉しいですね。

 

 

 

私も久しぶりに泳ぎたいな~。

 

 

パンク修理は当店へ

2015年2月23日

自宅にパンクしたまま眠っている自転車ありませんか?

自転車 パンク修理 垂水区

↑珍しいパンク例↑

 

 

パンクして修理したいけど遠くて持って行けないという事もあると思います。

運よく自転車屋の前でパンクするって中々ないですからね。

 

 

神川輪業ではご連絡いただければ取りに伺います。

明るい時間帯でしたら、出張修理も行っております。

垂水区内はもちろん、西区や須磨区も場所によってはお伺いできます。

 

 

料金は1,000円~、

パンク修理以外にもチューブ交換・タイヤ交換なども

出来ますのでお気軽にご連絡くださいませ。

 

 

自転車以外にも車いすや一輪車のパンク修理もOKです。

 

 

少しずつ暖かくなってきましたので自転車に乗って

出かけましょう。

 

通学・通園用自転車の準備シーズン真っ最中ですね。

 

 

当店では通学の方は…で、

 

通園用の子乗せ電動自転車はぼちぼちと

お問い合わせや、試乗、お見積もりなど頂いております。

※皆様本当にありがとうございます。

 
現在、メーカー在庫がどんどん減っていってますので

お早目のご注文をお願いいたします。

昨年は消費税アップのタイミングも重なり、各メーカー壊滅的になりましたので…。
「まだ間に合うでしょ」とのんびりされていたら売切れで、

1か月ほどお待ちいただく場合もございます。
それでも間に合う方でしたらいいのですが、本当に余裕を見て動いた方が良いです。
特に2014年モデルをご希望の方は売切れたら再生産はありませんので

なおさら急いだ方が良いですよ。(「Kiss mini」「Kiss」などの特価車)

 

神川輪業 電動

 

ブリヂストンやヤマハの子乗せ電動自転車やアルベルトの上位モデルに

採用されている「スマートコントロールブレーキ」

スマートコントロールブレーキ  神川輪業 垂水 自転車屋

 

制動力もいいし、コントロール性も良く

何も問題は無いように思えるこのブレーキ、実は

通常のブレーキに比べ、注油(メンテナンス)頻度が多いのです。

 

注油せずに油が切れてくると、ブレーキの戻りが悪くなり大変危険です。

 

 

これは画像から見て分かる通り、可動部分が多いためです。

構造上の問題ですね。

 

 

通常のブレーキだと可動部分が

1~2ケ所ですので比較的抵抗が少ないのですが、

スマートコントロールブレーキは10ヶ所。

特に上側のパンタグラフ部分には8ヶ所もあるんです。

 

 

更に、出た当初のモデルは下記画像の白い樹脂部品が外れて

非常に危ない状態の物も結構見かけました。(画像は対策後のモデル)

スマートコントロールブレーキ 自転車屋 垂水区

 

樹脂部品がレールをスムーズに動かないと

上手くパンタグラフを広げる事が出来ません。

「核」となる部分なのですが、耐久性に優れているとは思えないです。

 

動きが悪くなったらこのパンタグラフ6カ所とレールの2か所に注油をします。

(余分な油は拭いて下さいね)

 

 

先日お越しいただいたPASバビーの方は正にこの部分の油切れでした。

何と、購入してからわずか半年です。

 

 

青空駐輪の方や、雨天時も使用される方はこまめな注油をお願いいたします。

 

 

そして、可動域の狭さもちょっと問題ですね。

 

キッスミニ・ビッケ・アンジェリーノ等の20インチのブレーキ接触面の

幅は27mmほど。つまり、ブレーキ側は27mm以下に挟まらないと効かない訳です。

 

一般的なキャリパーなら下の画像のように0mmまで挟めます。

(そんな車輪ありませんが)

 

 

IMG_20160721_102402

 

このブレーキなら最大幅で52mm、最小で0mmのリム幅まで対応できます。

 

 

ところがスマートコントロールブレーキ、

ブレーキゴムが新品時で最も縮んだ状態で20mmもあります。

コレだと片側3.5mmブレーキが減ったらもう効かなくなります。

 

IMG_20160721_102605

IMG_20160721_102951

 

パンタグラフ部分の黒い樹脂カバーが無ければあと1mmぐらいは確実に稼働域が

広くなるのですが…。

 

 

最大幅は新品時54mmあるのに、実際は32mm~27mmの範囲でしか使えません。

 

 

メーカーとして一番いい解決方法はリムのワイド化ではないでしょうか。

現状のリムより4mmほど幅広にすれば、可動域も余裕がでるでしょうし、

スマートコントロールブレーキ本体にも手を入れなくていいし。

 

 

一般の方にはギュットミニ、ギュットアニーズなどに採用されている

角度調整機能付きのブレーキシューなんかもいいと思います。

角度調整機能の分、厚みが増すのでブレーキキャリパーも広げた状態で使えます。

 

 

スマートコントロールブレーキは多少手間がかかりますが効きはよいので、

少しでも異常を感じたら販売店に相談して下さいね。

 

 

※2016年モデルのスマートコントロールブレーキ採用の

アルミリム採用機種はブレーキシューの材質が変わり、

減りが遅くなるようです。(見た目は赤紫→朱色に変わりました。)

 

 

~2015年モデルまでのビッケ、バビー、キッスミニ、アンジェリーノプティットを

ご使用中の方で前ブレーキ減りが早い方は1度試してみて下さい。

 

スマートコントロール ビッケ バビー キッスミニ アンジェリーノプティット ブレーキシュー 2016

 

対策方法をまとめてみると

 

●2016年以降のスマートコントロールブレーキに交換

(注油頻度とブレーキの減りの早さが改善)

 

●ブレーキシューを厚みのあるものに交換

(最後までブレーキシューが使えるようにする)

 

●リムをワイド化する

(最後までブレーキシューが使えるようにする)

 

●普通のキャリパーブレーキにする。※販売店に相談して下さい

(子乗せ電動自転車は重いので普通のWピボットブレーキは向いてません。)

 

 

 

※2018.1月追記※

2018年モデルに採用されている「スマートコントロールブレーキⅡ」

合格点を上げれるレベルに進化していると思います。

2012~2013年頃のスマートコントロールブレーキの方にもオススメ。

交換費用は黒い樹脂カバーも含めて3,500円~4,000円くらい?

 

 

 

 

※スマートコントロールブレーキは、大体5世代くらいあります。

・1型(2012~2013頃)可動部の白い樹脂パーツが無くなるなど不具合多数

・2型(2014頃)白い樹脂パーツを含むガイド部の幅を拡げ、レールからの脱落軽減

・3型(2015頃)ワイヤー調整しやすいようにカバーとボルトの変更

・4型(2016)ブレーキシューの変更により、減りにくくなった(長寿命化)

・5型(2018)「スマートコントロールブレーキⅡ」に進化。

 

5型の完成度で最初から出せていればね~。

ブレーキは制動力も大事ですが、耐久性も同じように大事なんです。