神川輪業ブログ
BLOG神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
「PAS CITY-X」のタイヤ探しは続く
2018年12月4日予約しておくと診察前30分とかにメールが来る病院はとても便利
朝一から出かけて延々待たなくてもいいなんて最高。
全ての病院で採用されればいいんですけどね~。
ただ、ネット予約とか不得手な方もいる訳でそこは問題。
パンクやタイヤ交換で時々持ち込まれる「PAS CITY-X」に
ピッタリなタイヤを日頃から探しています。
現状で一番いいのは2018年モデルから採用された標準タイヤです。
軽快に走れるし、2017年モデルまでのよりも耐久性が良さそう。
ネックは価格と納期。ヤマハ経由じゃないと入手出来ないし、
ヤマハもブリヂストンから買っています。
2番目はパナソニックが「ビビ・SS・20」で以前使っていたタイヤかな。
パターンがスポーティじゃないし、こちらも高いのが難点です。
BMX用のタイヤは軽快ですが、薄すぎて取り扱いがデリケート。
子乗せ自転車用のワイドタイヤは安定感は出ますが重いし、
ドロヨケなどに接触する場合もある。
シンコーのタイヤは安いけど耐摩耗性が劣る。
そんな中、お客さんからミニベロのパンク修理を受けました。
サイド破れで結果的に交換になったのですが、「20×1-1/8」という
サイズで「CITY-X」の「20×1-3/8」より1サイズ細いんです。
で、取り寄せたタイヤ、表記上は同じサイズなのですが
交換前が30mmあった幅が27mmになっちゃいました。
スポーツミニベロなのでこのタイヤで問題ないのですが、
内心、「CITY-X」にも使えるかな?と期待していた部分はノーでした。
サイドの厚みもしっかりしているので前輪には問題ないと思いますが、
負荷の大きい後輪には向かない。
「PAS CITY-X」は街乗り用途として使う方が多く、
空気圧が低めの場合がほとんどなんです。
だから幅を細くしてエアボリュームが減っちゃうのは
パンクしやすくなっちゃうので出来れば避けた方がよいかと。
とりあえず「CITY-X」やブリヂストンの新型「イルミオ」などは
電動自転車としてはあまり主流じゃないタイヤサイズを採用していますので
交換時に選択肢があまり無い(金額が高い、時間がかかる)事をご留意下さい。
あっ、そうそう。
2018モデルからの「CITY-X」の標準タイヤは2種類ありまして、
タイヤサイドが飴色のタイヤと全部黒のタイヤがあります。
飴色のタイヤは耐候性が良くないので「全部黒」をお勧めします。
※2019年モデルの「CITY-X」「CITY-C」「CITY-V」は飴色のタイヤだけ…
誰ですかパーツ選定したの。
年内の営業は29日(土曜)まで(仮)
2018年12月3日妻が小型2輪の免許を取りに行くと言っている(ATね)。
ちなみに言い出すのは今回で3回目。
「免許取ったら(私の)バイク使うからメンテナンスしておいて!」
はいはい、まずは免許取ってからね。
年内の営業日をいつまでにしようか全然考えていなかったので
ただ今考え中です。
暫定的に12/30~1/2は店休としておきますが、
変更もありますのでその時はお知らせいたします。
たぶん、21日(金)以降のご注文や修理内容によっては
年内にお渡しできない場合がございますので出来るだけ早めに
ご用命下さいませ。
「ビッケ モブe」2年目の点検
2018年12月2日明日からは雨の予報ですね。
今日、妻と子供は神戸煉瓦倉庫の
小鳥作家の手作り雑貨市に行ったそうです。
いいな~、行きたかったな~。
「ビッケ モブe」の点検を行いました。
お渡ししてからちょうど2年経過しています。
お客さんが気になる点は「前ブレーキが効かない」との事。
前ブレーキを握ると、パンタグラフ部分と樹脂カバーが接触し、
これ以上車輪を挟んでくれない状態です。
ブレーキシュー(下画像の右)の摩耗が原因で要交換ですね。
坂道の多い垂水で2年持ったので良い方でしょう。
2016年以前のブレーキシューは、早い方だと3ケ月でしたから。
ハンドルグリップも少し抜けていますので元に戻します。
チャイルドシートもカバー外して少し増し締め。
プラスチックはどうしても座屈(凹んでいく)していきますから
定期的にチェックしています。(締め過ぎもダメよ)
他にも虫ゴム交換、チェーン・スタンド注油、
車輪締付確認、バッテリーチェック、走行チェック、洗車
といった簡単な点検も行えました。
当店でお買い上げ頂きました自転車は簡単な点検・調整は無料です。
いつでもお気軽にご来店下さいませ。
このブログ作成に5時間もかかってしまった。
「コーダブルーム」子供車4台展示中
2018年11月30日明日からもう12月なんですね。
今年はあっという間に過ぎて行ったなぁ。(まだ1ヶ月あるけど)
寒い時期が苦手な私ですが、12月の慌ただしい感じは好きです。
先ほどやっと「asson K16」(税別27,500円)のイエローが完成しました。
※適応身長90~115cm
入荷したのが10月だったのでいかにサボっていたか…。
で、せっかく組み立てるんだから、力の無い小さな子でも軽く走れるように
色々と調整し直しました。(玉当たり調整ってやつです)
すでに展示していたホワイトもオプションの前カゴと手押し棒を付けて
皆様の参考になるようにしました。(前カゴ、手押し棒共に税別2,400円)
画像で見るのと実車で見るのではイメージが変わりますからね。
この手押し棒があるのと無いのでは保護者の腰の疲労が全然違います。
補助輪付きの自転車には必須と言ってもいいほど便利なオプションです。
他にも12インチの「asson K12」(税別27,500円)のホワイト(手押し棒装備)と、
※適応身長75~100cm
22インチで6段変速の「asson J22」(税別36,000円)のホワイトも展示してます。
※適応身長120~140cm
もうすぐクリスマス、
お子様のプレゼントにいかがでしょうか?
「ビビ・L」で見たパナソニックの軽さへのこだわり
2018年11月26日昨夜、久しぶりにコザクラインコの体重を量りました。
9歳のインコは40g、3歳のインコは42g、来たばかりの女の子は
48gでした。もう1羽はお仕置き中だったので計測せず。
でも飛ぶのは軽い方が早いです。
「軽い」と言えばパナソニックの「ビビ・L」が入荷しました。
突然ですが、ここで「クイズターイム!」
前ドロヨケとブレーキキャリパーの固定方法です。
どう思います?。ちょうどネットに他店さんの画像があったのですが、
一緒でした。この組み方で正解?間違い?
ただ今確認中ですので、答えはブログの最後で!
で、売れ筋の「ビビ・DX」、いい自転車なんですけど、
正直言って重過ぎてご年配の方にはオススメしにくくなりました。
で「ビビ・L」は「ビビ・DX」の29.1kg→22.8kgへと
6.3kgものダイエットをしています。
ほとんどはフレーム、バッテリー、リヤキャリヤ、スタンド、リム
で軽くなっていると思いますが、こんな所も軽くしています。
まずタイヤ。
パッと見は右の「ビビ・SX」のタイヤと同じです。
でも実はタイヤサイドのゴム厚を薄くした軽量版。
1本当たり約150g軽かったです。(チューブは1mm厚)
その分、空気が少ない状態での使用にはかなり弱い。
次に後ブレーキ。
「ローラーブレーキ」ではあるけれど、
「ビビ・L」のは放熱フィンが無い低グレード品。
軽いんだろうけど、長い下りでの放熱性は落ちます。
そしてチェーン。
6~8段の外装変速用の薄いチェーンを採用。
100gくらい軽くなるのかな?
更にはリムバンドもゴムじゃなくて樹脂製。
そこまでこだわるのに、後部の反射板はちょっと重くなる
「ソーラーオートテール」を採用していて面白い。
個人的な重さの印象として、
「ビビ・DX」は重い。
「ビビ・SX」は普通。
「ビビ・L」は軽い。
と感じます。(1番重い、ビビ・EXは除外)
軽さ重視で「ビビ・L」をチョイスされる方は
特にタイヤの空気圧だけは気を付けて下さいね。
そして、自転車選びで悩んだらお気軽にご相談下さい。
さて、お待ちかね前ドロヨケ固定方法の正解ですが…
こうなりました。
そうだよね、やっぱこうだよね。
メーカーが組んでくると、間違っていても
「ん?」とならなければ「これが正解」ってなりますよね。