神川輪業ブログ

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神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

昨日点検でお預かりした自転車、前後ともパンクした状態でした。

 

 

とりあえず虫ゴムを見てみようとバルブを外してみると、

ひどい状態。

 

 

1番右が正常なバルブです(虫ゴムが付いた状態)

その次が虫ゴムを外したバルブ。

黄色くて短いのがパンク防止剤によって溶けた虫ゴムと腐食したバルブ。

1番左も同じですね(黄色いのが前輪、左が後輪です。)

 

 

タイヤにも亀裂があったので残念ながらパンク修理では対応できず、

タイヤとチューブを前後ともに交換となりました。

 

 

知っている方は自転車購入しても「パンク防止剤」は断る方もいらっしゃいますが、

それ以上に知らない方が多くこのような修理が結構あります。

 

 

是非、知り合いの方にも教えてあげてください。

「パンク防止剤は入れない方がいいよ」と。

 

 

私はこの「緑のパンク防止剤」で助かった方を未だに見ていませんし、

たぶん良心的な自転車屋さんではオススメしていないと思います。

個人的にはガソリンスタンドの「水抜き剤」と同じレベルで必要ない物だと思います。

 

 

毎年チューブを交換して、その度に「パンク防止剤」を新しく入れるんでしたら

まだいいのですが、普通はパンクしなかったらあえて交換なんかしませんよね。

 

 

そうすると、早ければ2年程でバルブが腐食し、パンクします。

パンク防止剤が原因でパンクします。

 

 

これを進めてくる店員さんは

「パンクしても穴が塞がりますので入れておいた方がいいですよ」と

優しい言葉で言ってくるでしょう。

 

 

でもね、「チューブには空気以外入れたらダメ」と私は思います。

 

 

これでもまだ「パンク防止剤」入れますか?

 

 

 

「ペダルを回すとバキバキ音がします。」

と持ち込まれた電動自転車。

 

 

油分が無くカラッカラの状態です。

 

 

ここまで固着してると今から注油してももう遅く、交換となります。

 

 

ヤマハ/ブリヂストンの電動自転車はサビには強いけど

油分が無くなるとこうなります。

パナソニックはここまではならないけど、サビは少し出やすい印象

 

 

自転車(特に電動自転車)って便利ですが、メンテナンスは必要です。

メンテナンス頻度が1番多いのが空気入れで、年に5~6回。

次にチェーンの注油かな、年に2回くらいでしょうか。

 

 

定期的に自転車屋さんで見てもらいましょうね。

ほったらかしにしていると結構な出費に繋がる事も・・・。

 

 

垂水区の小さいな自転車店「神川輪業」です。

 

 

ブリヂストンの小径電動自転車「アシスタユニ20インチ」

サンドベージュのみ1台限定で8.7Ahお買い得価格で販売致します。

 

 

最近12.3Ahバッテリー搭載の2017年モデルが発表されましたが、

こちらは8.7Ahバッテリーの旧モデルです。

サンドベージュは残念ながら2017年モデルには設定されていません。

 

 

ノーマルのまま乗ってもオシャレですが、

前カゴと両足スタンドを付けるだけで買い物にも便利になります。

なんと前カゴを付けちゃいます。

 

 

定価113,184円(税込)で当店標準価格は101,800円なのですが、

ビックリのお値段ですので是非店頭で見て下さいね。

 

 

「欲しい!」と思った方はご連絡くださいませ。

垂水区内にお住いの方はご自宅まで無料でお届けいたします。

 

 

 

 

 

最近、スポーツ系電動自転車のお問い合わせが増えてきたように感じます。

 

 

「ハリヤ」「ジェッター」「ブレイス」など昔からあるモデルももちろんですが、

「YPJ」や「XM1」といった新タイプの電動モデルも検討されている方が多いです。

 

 

普段使いならブリヂストンの前輪モーター車もありですが、

スポーツ(スポーティーも含む)モデルとしては、やはりセンターモーターですね。

 

 

で、選び方としては

「見た目はカッコいいのが欲しいけど、街中しか使用しない」と言う方は

パナソニックの「ハリヤ」かヤマハの「ブレイス」、ブリヂストンの「リアルストリーム」を。

 

 

「電動でもしっかりとスポーツしたい!」と言う方は

ヤマハの「YPJ」シリーズやパナソニックの「XM1」を。

 

 

「使うのは通勤(通学)で距離が長め」と言う方は

パナソニックの「ジェッター」なんかがよろしいかと。

 

 

でも結局は気に入った自転車に乗るのがイチバンですね。

 

 

 

 

勉強はとても大事

2017年10月26日

昨日はブリヂストンの2018年モデル展示会が

大阪城ホールであったので色々と見て乗って学んできました。

 

 

一般の自転車ではモデルが新しくなっても

外観や値段が変わるくらいなのであまり行かなくてもいいのですが、

電動自転車は1年違うとアシストプログラムは違う、スイッチも違う、

バッテリーも違うで色々と勉強が必要です。

 

 

特に電動自転車の場合、電気的な不具合は手元スイッチで

故障診断しますのでこういうマニュアルがないと何も分かりません。

 

 

「手元スイッチを制する者が修理を制する」んですよ。

 

 

 

 

あっそうそう、坂道の多い垂水区の方に朗報です。

2018年モデルの「デュアルドライブ」モデルは激坂発進を

最大3割ラクにしたそうです。

 

 

が、残念ながら平たん路の試乗コースでは体感できずでした…。

(2017年モデルでもグイグイ走るって事ですね)

 

 

私は展示会に行くたびにそこのメーカーが好きになります。

パナソニックの展示会なら「パナの電動はすげ~」ってなりますし、

ヤマハの展示会なら「なるほど~、やっぱヤマハはいいな」ってなります。

昨日はもちろん「ブリヂストンのデュアルドライブ、最強じゃね?」

っとなった事は言うまでもありません。

 

 

ですが、「デュアルドライブ」以外のセンターユニット車については

今回は何の説明も無く…。

そして一般車やスポーツモデルに付いても何の説明も無く…。

 

 

ブリヂストンサイクル(アンカーを除く)の全エネルギーの80%を

「デュアルドライブ」に注ぎました!と感じる展示会でした。

 

 

前輪モーター嫌いの方も結構いらっしゃるのですが、

「回生機能なんてあまり役に立たない」とか

「傾斜のきつい所で前輪がスリップするのがダメ」とか言ってないで

一度、乗ってみる事をオススメします。

車のハイブリッドだって、ほとんど前輪駆動の回生機能付きですけど

問題ないでしょ?、自転車だって同じですよ。