神川輪業ブログ

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神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

家にいる白文鳥がこの夏の換羽で、背中に少しあった

グレーの模様が無くなり、真っ白になりました。

リラックスし、丸々している時には「いちご大福」に見えます。

 

 

 

今回新車整備した「PAS CITY-X」、

ほぼ完成した状態で入荷したものの、手直しが必要な部分も多く

結構時間がかかりました。

 

 

 

 

まず、前輪の振れ取りをしようと車輪を外したら

ハブの回転が渋い。それもかなり。

 

 

 

 

ベアリングの当り調整&グリスアップでご覧のように

スムーズに回転するようになりました、って見えないか。

 

 

 

 

前輪終わったら後輪も振れ、回転具合など確認。

こちらは前輪と比べたら問題ないくらいでしたが、

せっかくなので少しだけ調整しました。

 

 

 

 

次は前輪作業時に気付いたステアリングの回転の重さ。

これもベアリングの当りを弱めて完了。

 

 

このあと、あれこれ調整して最後にペダルを付けようとしたら

ペダルの回転も(左右共に)超絶渋い…。

 

 

 

 

 

部品交換しようと思ったけど取り寄せに時間かかるし、

新しいペダルも回転渋いかもしれないのでこのペダルを調整します。

 

 

まっ、こんな事もありますよね。

ペダルまできっちり調整したのって初めてですが、

最終的には満足のいく1台になりました。

 

 

 

 

2018年モデルの「CITY-X」、去年からの変更点はタイヤです。

 

 

 

 

画像左が去年までのタイヤで右が今年のタイヤ。

指定空気圧が5気圧から4.5気圧に下がりました。

今までのは乗り心地が悪かったですから、少しは改善するかと。

カタログ上の走行距離も51km→54km(強モード)に微増しています。

 

 

しかし「CITY-X」は垂水区で良く見かけますね~。

 

 

今日の当店の様子

2018年7月20日

ここ1週間、11:00~15:00くらいまで人通りが少ないです。

お店の方も朝と夕方に来店が分散しています。

やっぱりみなさん暑い時間帯は避けているようで、賢明です。

 

 

さて、今日は新車組立て、修理などボチボチ作業しています。

組立ては叔母さんへのプレゼントの「アシスタデラックス」

 

 

 

今までは26インチの軽快車(いわゆるママチャリ)だったのですが、

電動の場合、バッテリーの幅分長くなるので24インチをチョイス。

喜んで下さるでしょうね。

 

 

そして、ご家族で使用予定の「PAS CITY-X」です。

 

 

 

 

ヤマハの自転車ってこんな状態で入荷するんですよ。

これから調整しながら組み立てていきますね。

 

 

「CITY-X」+オプションの前カゴだと、兄弟モデルの

「リアルストリームミニ(前カゴ標準装備)」より(値段が)高くなるので

少し悩んでいたようですが、メタルカラーが決め手で「CITY-X」に。

確かにこの色はカッコいい!

 

 

バッテリーをご注文頂いた方に入荷の連絡をしたのですが、

耳が少し遠い(?)ようで「マツモトさん?」と言われ、用件をお伝えできず…

時間見て訪問しようと思っていますがインターホンに気付いてくれるかな?

 

 

 

もうすぐ「自転車技士・自転車安全整備士」の試験が行われますね。

先日行った所でも仕事終わりにホイール組の練習されてました。

受験生のみなさん、暑いけど(試験会場も暑いよ)頑張って下さい。

 

 

少し前にハリヤのチェーン交換を記事にいたしましたが今回は

パナソニック「ビビ・DX」のチェーン交換です。

 

 

パナソニックの電動自転車は、重いギヤでもヤマハ/ブリヂストンより

登り坂が走れてしまうので結構多い修理です。

今回も高速側の「3」を常用していたようです。(年式も結構古いけど)

 

 

 

 

チェーンと歯車の隙間から反対側が見えますね。

外装変速のハリヤならもっと前に変速時にチェーンが外れているでしょう。

内装変速はチェーン移動がないので、これでもチェーン外れは

起きにくいですが、走行時の「ガラガラ音」は凄いです。

 

 

今回もチェーン、前ギヤ、後ギヤ、モーターギヤ、テンションプーリーの

5点セット交換です。

 

 

 

新品チェーンと前ギヤの噛み合いも隙間なくピッタリ!。

これでスムーズに走れます。

 

 

実は全部品を交換しただけではダメなんです。

ちゃんとテンションプーリーを規定値に合わせて

チェーンの張りを調整しないといけません。

 

 

 

 

 

距離が近すぎると抵抗になってしまいますし、

離れているとチェーンが暴れやすくなり、外れる事もあります。

 

 

登りは軽いギヤも使って、定期的に注油(5-56はサラサラすぎてダメ)。

これだけでかなり長持ちしますよ。

 

 

東京オリンピック(の屋外競技)が心配です。

だってこの気温でやるんでしょ?

選手大丈夫?スタッフ大丈夫?観客大丈夫?

 

 

 

え~っと、今日は「ギュット・DXのブレーキがあまり効かない」といって

来店されたご夫婦のお話です。

 

 

 

 

買って2ヵ月ほどのまだピカピカな自転車でした。(最終モデルですね)

下り坂でブレーキをギューっと強く握らないと止まらないとの事。

買って2ヵ月程度なら購入店で相談されるのが1番なのですが

家電量販店で購入されたので少し不安があったそうです。

 

 

 

 

とりあえず軽く乗ってみましたが効き自体は問題なし。

ワイヤーの初期伸びが出たのか、少しレバーに遊びがありました。

「垂水区の坂道は急すぎるので速度を抑えてください」

で終わってしまうのもアレなのでプランを3つほどご提案。

 

 

プランA・・前ブレーキシューを他社品に換えてみる

プランB・・後ブレーキの大型化

プランC・・ブレーキワイヤーの遊びを少なくする

 

 

プランAは1,000円ちょいで出来ますのでお手軽ですが、

違いがでるか微妙。(純正だって基準はクリアしているので)

プランBは効果はあるだろうけど6,500円ほどの費用になります。

 

 

という事でまずはワイヤーの遊びを少なくして

「効き自体は変わりませんが、少し握っただけで効き始めますので

乗ってみて下さい」と言って試乗してもらいました。

 

 

5分後、下り坂チェックをしてきたお客様が

「良くなりました、今までよりもしっかり効きます」と合格判定。

 

 

OKは貰いましたが、効きが上がった訳ではないので

お子様の成長(体重増加)に合わせて、再び効きが悪く感じたら

プランAやプランBを行いましょうとお話しいたしました。

 

 

どこで買うかは色々と選択肢がありますが、自転車屋で購入すると

今回の作業だと工賃無料のお店が多いと思います。

「ちりも積もれば山となる」、初期費用だけではなくアフター面も考慮した

お店選びを自転車屋としてはお勧めいたします。

 

 

チャイルドシート付の電動自転車って3人乗りなら

前子供10kg+後子供20kg+お母さん50kg+自転車35kg=115kg

男性なら130kgオーバーもありますのでブレーキってとても過酷です。

定期的に自転車屋さんでメンテナンスしてますか?。

ワイヤーってある日突然切れるんです。

 

 

熱中症対策には水分と塩分だ!という事で妻に持たされたのが

「塩キャラメル」。効果あるのコレ?

今日もかなり暑くなりそうなのでプールで遊びたいです。

 

 

 

 

さて、ほぼメンテナンスのいらないベルト駆動ですが、

ベルトが「ギシギシ」と軋むような音が聞こえて来る事もあります。

ペダルを漕いでる時や自転車をバックさせるときに多いかな。

そんな時には少しメンテナンスをしましょう。

 

 

 

 

必要なのは使い古しの歯ブラシと潤滑スプレー。

 

 

潤滑スプレーはブリヂストンの自転車なら「サイクルフィニッシュ」という

モリブデン入りのスプレーが推奨ですが、代用としてシリコンスプレーや

他社のモリブデン入りスプレー、ベルト鳴き止めスプレーなんかでもOK

グリース、粘度が高めの油分は余計にゴミがついちゃうのでダメです。

 

 

ベルトの凸凹面に1周スプレーして、歯ブラシで軽く掃除してあげれば

大体の確率で音は消えますが、消えない場合はお近くの自転車屋さんで

見てもらいましょう。