神川輪業ブログ

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神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

今回は久しぶりの組み立て、調整の投稿です。

ここ数年パナソニックの「ビビ・DX」を購入いただいていた法人さんから

「3月末までに納品出来て安くてバッテリー容量の大きいやつ」と

ご連絡を頂き、8Ahバッテリーの「ビビ・SX」を提案したものの、

なんやかんやで12Ahバッテリーの「ビビ・L」になりました。

 

 

 

さて、パナソニックの電動自転車はほぼ完成された状態で入荷します。

 

 

 

 

これは参考例の「ハリヤ」です。

これだけ出来ているので形だけならあっという間に組立てできるのですが、

各部を点検しながらじっくりと調整していきたいと思います。

 

 

まずは前輪を外します。

 

 

 

 

前輪の振れ、ハブベアリングのグリスの状態などを見ていきます。

「ビビ・L」の前ハブは軽量化のためにアルミニウムを使用しています。

 

 

 

 

タイヤも見た目は「ビビ・SX」と同じパターンながら、

タイヤサイドのゴム部分がほぼ無い軽量版です。

当然チューブも肉厚1.2mmではなく1mmの普通のチューブです。

軽さと引換えに低圧状態には弱いので、しっかりと空気圧管理をお願いします。

 

 

前輪の調整が終わったらハンドルの位置、前ブレーキの調整、

カゴの締め付け確認などを行います。

 

 

この「ビビ・L」の売りは「軽さ」なので「ビビ・DX」と比べて

各部にアルミニウムが採用されています。

 

 

 

 

リヤキャリヤ、スタンドもアルミニウムなのでチャイルドシートは不可。

 

 

では後輪側も確認、調整していきましょう。

後輪を外す前にチェーンの張りをチェック。

 

 

 

モーターギヤとテンションプーリ間が60

~70mm指定なのですが、ちょうど中間の65mmに調整されています。

ヤマハユニットは適正範囲内で強めに張っていますが、個人的には

このパナソニックの方法が(抵抗が少なくて)いいと思います。

私はさらに緩めて67mm狙いに再調整していますが…。

 

 

ちなみにチェーンにも「軽さ」へのこだわりが出ていまして

通常のチェーンよりも細い外装変速用を使用しています。

 

 

 

 

耐久性はもちろん通常の電動自転車用に比べて落ちると思いますが、

「3」の重いギヤでガシガシ踏んでいくような使い方でなければ意外と平気。

 

 

後ブレーキも放熱フィンのないタイプを

採用していますがここは通常のタイプでも良かったのではと

個人的には思います。(実は軽さではなく、コストの関係?)

 

 

 

 

そうそう、ただ「軽さ」狙いな訳ではなくて、

反射板には暗さと振動を感知してピカピカ光るオートライトが付いてます。

電源ON時には必ずヘッドライトが点灯する仕様になっているので

被視認性にも注意が払われています。

 

 

 

 

あっ、後輪を忘れていました。

 

 

 

 

前輪同様にしっかり確認、調整いたしました。

 

 

で完成。(まだペダル付けてないけど)

 

 

 
充電したバッテリーを装着してスイッチの確認と

ライトの光軸も合わせます。(上向き過ぎな事が結構ある)

 

 

 

「ビビ・L」はタイヤの空気圧に注意を少し払う必要があり、

ガンガン使う中高生の通学に最適!な自転車ではありませんが、

軽快な走行感はご年配の方や女性にもおススメな1台です。

 

 

妻の兄が使っていた電動自転車をメンテナンスのために預かってきました。

4年乗っていないとの事でしたのでバッテリー、タイヤ、チェーンは

要交換かなと思っていたのですが、バッテリーは室内保管、

自転車もカバーをかけていたので見た目は意外とキレイです。

 

 

 

 

ただ、後輪はパンクしており(虫ゴムは換えてみたらしい)、前輪もあやしい。

チェーンも油切れの状態でキュラキュラ鳴ります。

 

 

少し時間を貰っているので全体的にチェックしていきたいと思います。

 

 

先日、同業の方から修理についてのお電話を頂きました。

電気系の不具合についての内容だったのですが、

私は実車を見ている訳ではないので的確なアドバイスが出来ず、

何の役にも立てなかったです。

(メーカーに整備相談してみては?とだけお伝えしました)

 

 

 

 

お客様の買い替えに伴い、パナソニック「オフタイム」が入ってきますので

整備をして試乗車+通勤の足に使用したいと思います。

 

 

年式は2010年モデルなのでかなり古いのですが、

オフタイムは基本設計をあまり変更せずに、現在も発売中ですので

雰囲気は分かると思います。

 

 

現状のコンディションがあまりよくないので

時間をかけて少しずつ整備をしていきたいと思います。

 

 

 

 

知り合いの英語教室の先生がSNSを始めたのですが、

アカウントを作っただけで全然投稿が無い。

とても面白い先生だし、教室を知ってもらうためにも

バンバン投稿して欲しいですが、とりあえず静観します。

 

 

 

「電動自転車はどこのメーカーがいいの?」

とよく質問されます。

 

 

私は「パナソニック、ヤマハ、ブリヂストンならどれを選んでも

ほとんど後悔はしないですよ」とお答えしています。

 

 

実際はメーカー選びよりも機種選びの方が重要なので、

もっと突っ込んだお話しが必要なのですが、上記3メーカーなら

性能はもちろん、修理時のサービス体制が整っているので

見た目で選んでも、予算で選んでも意外と不満が少なかったりします。

 

 

とは言え、それぞれ特色があるのもまた事実。

私が思う3社のイメージとしてはこんな感じです。

 

 

〇パナソニック

保守的で質実剛健。

派手さ新しさは少ないがその分、外しも少ない。

電機メーカーとしての意地なのか、他社よりもちょっと

バッテリー容量が大きかったりする。

 

〇ヤマハ

楽器のイメージからか、女性からの支持多い。

POPなカラーや新しいシステムをどんどん導入している。

また、アルミフレーム大好きで「軽さ」を積極的にアピールしている。

 

〇ブリヂストン

独自のシステムを採用する事が多く、意外と「我が道を行く」タイプ。

オリジナルの前輪モーターは得意不得意な場面がハッキリと分かれ、

「みんなにおススメ!」とはいかないが、ハマると手放せない。

 

 

最終的にはメーカーよりも機種や販売店選びの方が重要だと思いますので

何店舗か回って色んな話を聞いてみるといいでしょう。

 

 

 

昨日、モトクロスメカニック時代の先輩から

久しぶりに連絡を頂きました。

メカニックに時代にはチャンピオンも経験されてますし、

サスペンションのスペシャリストでもあります。

現在は大分県で田舎暮らしをしているとの事。

コロナ禍が落ち着いたら会いにいきたい素敵な方です。

 

 

 

さて、ブログにしたい記事が山ほどありますが最近は

サボり気味ですみません。

本日のネタは2つでございます。

 

 

まずは「防犯登録」です。

通販購入や譲ってもらった自転車を防犯登録に持ってこられる方に

多いのですが、購入した証明となるもの(譲ってもらった場合は譲渡証)を

準備できていない方が多いです。

 

 

本日、通販購入された自転車を持ってこられた方は

保証書に販売店の記載なし、ご注文確認メールを消去、販売店名分からない

状態でしたので登録できませんでした。

 

 

持ち込みで防犯登録ご希望の方はくれぐれも

・販売の証明となる物(譲り受けた場合は譲渡証)

・身分証明書

・自転車本体

の3つをお忘れなく持参くださいませ。

 

 

話は変わって、パナソニック「ギュット」シリーズの20インチに

多い前輪の「リム割れ」です。

 

 

 

 

前ブレーキを使用するとゴムが減るのは当然ですが、

少しずつ車輪のリム(ブレーキの接触面)も削れています。

で、いつかは摩耗限度が来て割れちゃうんですね。

 

 

ヤマハとブリヂストンには今までこの問題はほぼ無かったのです(別の問題はあった)

が、最近はパナソニック同様に注意する必要があります。

 

 

子乗せタイプなので重く、20インチの小径車なので

26インチに比べ、いっぱい車輪も回転します。

ブレーキに異常を感じたらすぐにお近くの自転車店で見てもらって下さい。