神川輪業ブログ
BLOG神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
男子におすすめのママチャリ
2015年1月28日私は最近まで、こんなにいい男子向けママチャリがあるとは知りませんでした。
何が凄いのか?
ではまず、一般的なモデルを紹介しましょう。
パッと見は合格です。
ハンドルやハンドルポスト、リヤキャリヤなど
全てのパーツがブラックパーツを使用しています。
当店価格15,000円ほどのモデルです。
でもこの自転車、「キーキー音」がする後バンドブレーキや
最低限の鉄製前ブレーキ、点けるとペダルが重くて、しかも明るくないダイナモランプ、
安いタイヤ等、値段なりの自転車です。
でも、私が今回ご紹介する自転車は格が違います。
それはパナソニック 「アーネスト・W」
通常、有名メーカーが作るママチャリはキャリアやハンドルがメッキだったりして
「分かってないな~、黒がいいんだよ黒が」となるのですが、
ちゃんとブラックパーツを多用しております。
おまけに前ブレーキはしっかり止まるWピボットブレーキ、
後ブレーキには鳴かないローラーブレーキを採用。
ライトは点灯時もペダルが重くなりにくく、しかも明るい3LEDライト!
タイヤも耐久性のあるタイヤを装着し、極めつけは頑丈なステンレスの車輪を
使ってます。
この自転車を企画した人はちゃんと分かってるんですね。
もちろん、
安全・環境に対応した自転車協会認証(通称BAAマーク)で安心です。
最後に値段も手頃です。
希望小売価格が27,000円(税別)
当店だと税込26,000円ほどでしょうか。
内装3段のモデルでも31,000円ほどです。
毎日使う自転車ですから、ホームセンターや大手チェーン店の自転車より
パナソニックの「アーネスト・W」がおススメです。
電動自転車の鍵交換×2台
2015年1月27日「引っ越した時に鍵を紛失した」ということで先週、
自転車を2台を取りに行ったんですが、なんと2台がワイヤー錠で繋がっていたんです。
えっ、ワイヤー錠の鍵もない?
ガーン!(30kg弱の自転車が2台繋がっている・・・)
何とかお客さんにも手伝ってもらい載せられました。(準備不足ですみません)
店に戻り、まずトラック上で2台の分離作業を行い、個別に動かせるようにしました。
鍵紛失の場合、保証書や取扱説明書にキーNoが記入してあったら、
スペアキーの注文だけで簡単にできるのですが、
キーNoも分からないとのことでしたので、ちょっと大がかりな鍵交換となりました。
下手に壊すとバッテリーまで破損しますからね。
ヤマハPASの方はバッテリープログラムの書き換えも行っていないようなので、
書き換え、その後バッテリー診断機に載せて健康診断も行いました。
いや~鍵の無い自転車ってホントに苦労しますね。
垂水区でカギを紛失した場合、当店までご連絡くださいませ。
ある程度はその場での対応も可能です。
キレイに巻き取り?
2015年1月26日先日、小学生の男の子がパンクした自転車を持ってきました。
これ、パンクというよりチューブ切れてるじゃん。
はは~ん、邪魔だから巻いて押してきたんだな。
と思って店に入れようとしたら絡まっていて前に進みません。
ん?という事は担いできた?
にしては息が上がっていない。
ここでやっとわかりました!
最初はホントにパンクだけだったんですね。
で、押してくるときにチューブがダラーンとなって
車輪にきれいに巻かれてどんどん引っ張られて
最後には切れてしまった。
たぶんちょうど店の前ぐらいで動かなくなったんでしょうね。
マウンテンバイクの車輪って幅が広いので空気が無い状態だと
タイヤが外れやすいんですよね。
パンクの場合(他の状態でも)押して来る事によって
症状が悪くなる場合がありますので、
無理して持ってこなくても、お電話頂ければ取りに伺いますよ~。
切れなかったらパンク修理で治ったかもしれないけど
交換になってしまいました。
ペダル回転をスムーズに
2015年1月25日タイオガの「シュアーフット」
軽くてコンパクトで比較的安いので
私も好きなペダルです。
でもこのペダル、シールドベアリングの割に
回転が渋いんです。
ゴリゴリ感や引っ掛かりは無いんですけどね。
締めすぎか、オイルシールがきついのか、とりあえず開けてみましょう。
おおっ、開けてビックリ。
通常は内側と外側にベアリングがあるものなんですが、外側にしかありません。
内側はブッシュで支えているだけでした。
これは抵抗になるはずだわ。
また、ブッシュの保護のためでしょうか、グリスが過剰にベッタリ。
ひえ~、これも重い原因だわ~。
ベアリングは問題ないようなので、グリスを拭き取り清掃後
最低限のグリスアップをしました。
結果は良好、このスムーズな回転が見えますか?(画像では無理か)

今までは手で弾いても半回転で止まっていましたが
2回転ほどするようになりました。
これで0.001km/hぐらいは早くなるかな。
でも回転のスムーズさは整備されたママチャリにはまだまだ勝てません。
ベアリング1個だけのペダル・・・
すごくシンプルな電動自転車
2015年1月24日パナソニックから発売されている「エネモービル・S」
首都圏限定だったのですが、めでたく全国デビューです。
この自転車、購入者が限られてしまうほどの
かなり割り切ったモデルです。
まず、変速機が無い。
バッテリーから電源供給するLEDライトも無い。(乾電池式です)
手元スイッチも無い。(バッテリー付近の電源ON/OFFだけ)
バッテリーも3.0Ahと小さい容量なので遠出も無理。
「じゃあ、この自転車のいいところは何なのさ!」
実はバッテリーにUSB端子が付いており、
スマートフォンを充電できるんです。
走行距離を犠牲にしてもスマホを充電したい!
そんな方に使ってほしい自転車なんです。(ホントか?)
便利な機能を全部剥ぎ取って、値段も少し安くできました。
79,810円(税込)
つまり、1.2kgのモバイルバッテリーを79,800円で買ったら自転車が付いてきた。
という事です。
こういう発想、嫌いじゃないです。
シンプルなのがいいですね。









