神川輪業ブログ

BLOG

神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

2016 ステップクルーズe

 

ブリヂストンの前輪モーターは本気なんですね。

てっきりアルベルトeだけの展開かと思ってました。

 

 

センターモーターだったステップクルーズにも搭載です。

 

 

今後、ヤマハPASとの関係はどうなるんでしょうか。

 

 

個人的にはセンタモーターの感覚が良いので

残念な気もしますが、パナソニック・ヤマハ2強時代から

パナソニック・ヤマハ・ブリヂストンの3メーカーによる開発競争は興味があります。

 

 

来週の展示会で他にも色々と見てきます。

 

 

 

パナソニックが電動自転車用のアクセサリーとして標準装着のタイヤを

ホームページに掲載しています。

 

 

今までも補修部品としては注文出来たんですが、

希望小売価格なんかは設定していなかったのでいくらぐらい必要なのか

お店によって違いました。

それが、希望小売価格が分かることで料金に透明性がでました。

 

 

そして「ギュットミニDX」用のタイヤ、ちょっと高いですね~。

20×2.00という、専用ともとれるサイズ(レール式駐輪場対策)なのでしょうがないのですが、

黒が4500円(税別)、茶が4800円(税別)です。

 

パンクガードマン 20×2.00

 

しかも、チューブは別売りでこれがまた高い。

標準装着の肉厚チューブは専用品なので2,000円ぐらいします。

 

 

タイヤ交換となった場合、タイヤ代4,500円+チューブ代2,000円+作業代で

8,000円くらいは必要になりますね。

 

 

いいタイヤなんですけど、交換用のタイヤとしては

IRC「足楽」の20×2.125サイズがいいと思います。

タイヤとチューブがセットで1本3,900円(税別)ですから。

 

 

 

 

自転車は新車でも車輪の手直しが必要な事が結構あります。

 

 

例えばこれ

 

垂水区 自転車屋 修理 出張

 

あるモデルの新車のスポークニップルです。

28個中、半分くらいは削れちゃってバリが出ちゃってます。

 

 

パンクの原因にもなるし、これだけ機械が空転していると

適正な締め付けが出来ていないと思います。

 

 

中国の工場だから?機械そのものが悪い?オぺレーターの熟練度?

理由は不明です。。

 

 

当店で販売する自転車は全部確認し、

振れ取り、ニップル交換等の調整をしてお渡ししております。

 

 

昨日、パンク修理でお預かりした自転車。

普段のパンク修理ではまずしない車輪の振れ取りも実施。

 

キッスミニ バビー ビッケ アンジェリーノ プティット パンク ホイール スポーク

 

 

パンクが多いからでしょうか、お客さんもパンク防止剤で

対処されていたようです。

 

 

で、パンクの原因はスポークの張りが弱かったこと。

 

 

張りが弱いと段差などで車輪が変形し、スポーク(ニップル)がチューブを押します。

空気圧が高いとチューブもパンパンに膨らみますのでスポーク(ニップル)が

貫通したと言う訳です。

 

 

ホームセンターや量販店では、手間のかかるスポークの確認などしないところが多いでしょう。

 

 

原因不明のパンクが多い方、一度専門店で見てもらってはいかがでしょうか。

子乗せ電動自転車はかなり車輪に負担がかかるので、比較的多い事例です。

 

 

 

パナソニックに吸収合併されたとはいえ、まだまだサンヨーの電動自転車

街中でよく見かけますね。

 

 

久しぶりに実力を確認したいと思います。

 

サンヨー エナクル CY-SQ263

 

使用する自転車は今後当店の代車にしようかなと考えている

サンヨーのエナクル(CY-SQ263)という2004年のモデルです。

 

 

回生充電も無い頃のモデルです。

 

 

この当時はまだアシスト比率が、人:モーターが1:1で

現在の最高1:2ではありませんので弱いのは承知の上です。

それに急坂が苦手な前輪モーターですから。

 

 

まず平地。

 

 

結構いいです。

スピードの乗りも良く、普段利用しているブリヂストンの「ビッケ」より

速いと感じました。

 

 

緩やかな坂。

 

 

アシスト感はまあまあ我慢できるレベル。

ですが平地では感じたパワフルモードの増強感はありません。

モータ音も少し気になってきます。

 

 

急坂

 

 

全然パワー足りません。

同じ旧規格のPASやパナソニックのセンターモーター車と比べても

弱いと思います。

音も悲鳴に近い「ギュインギュイン」って感じ。

 

 

あまりのキツさに途中止まってしまったんですが、

坂道発進が出来ませんでした。

タイヤのスリップを感知してアシストが止まっちゃう。(前輪モーターの弱点)

 

 

総評として

前輪モーター車は急坂の多い地区には向かないな~と再確認しました。

そして、現在の電動自転車のパワフルさを思い知らされました。

 

 

 

2016年モデルとしてヤマハPASの「ナチュラL」と「ナチュラLデラックス」

が発表になりました。

11月25日発売です。

 

ナチュラL デラックス 電動自転車 ヤマハ 神戸 垂水区 自転車屋 パス

ナチュラLが116,640円、

かごやドロヨケ、サドルを変更したナチュラLデラックスが118,800円

 

 

前輪のスピードセンサーを小型化したぐらいの小変更ですが

3,000円(と消費税)の値上がりです。

 

 

各メーカーの営業さんは「シマノが値上げしてきたから」と

揃えたように言いますが、シマノ1,000円

円安1,000円、自分のゴニョゴニョ1,000円なんじゃないの~って気がします。

 

 

2015年モデルが買えるなら2015年モデルの方がお買い得ですね。

 

 

※10/20追記

兄弟モデルのブリヂストン「アシスタDX」「アシスタDXスペシャル」も

発表されましたね。

 

 

ブリヂストンも2015年モデルから2,000円(と消費税)の値上げ。

この1年で104,571円(14年モデル)⇒104,800円(15年モデル)⇒

106,800円(16年モデル)と上昇です。

 

 

そして、パナソニックの2016年モデルは例年より少し遅れているようです。