神川輪業ブログ
BLOG神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
電動自転車の特価情報
2016年4月1日先月にも実施しましたが、
ブリヂストンの売れ筋電動自転車「アシスタDX」と「アシスタDXスペシャル」
を明日までの2日間限定、台数限定のスペシャルプライスで再びご提供いたします。
自転車のお渡しは来週以降となりますが
通販で買うより安いかも!!
もちろん、1台1台しっかりと組立てしお渡しいたします。
この組立て・調整は当店が自信のある所です。
アシスタDXは税込97,000円、アシスタDXスペシャルは税込99,000円です。
防犯登録は別途500円必要となります。
アシスタDXは8.7Ahのバッテリーを搭載し、垂水の坂道を「強」モードでも
20㎞以上スイスイ走ってくれます。(カタログ値は強モードで32㎞)
明るいライトに見やすいスイッチ、大きい前かごで
買い物から通勤・通学、チャイルドシートを付けての通園まで使える
万能モデルです。約25㎏と比較的軽いのも女性に人気があります。
サイズは24・26インチの2種類
24インチは140cm~、26インチは150cm~の方にオススメです。
カラーはパープル、シルバー、ブラウン、ミント、ベージュの5色
そしてアシスタDXスペシャルは、
「アシスタDX」をベースに前かご、サドル、タイヤ、ライト、泥よけ、
等を変更しオシャレモデルに仕立てた1台です。
※ピーチは26インチのみです
坂道の多い垂水区は電動自転車が本当に便利。
新生活のお供にピッタリのモデルです。
パナソニック「ジェッター」の後継は・・・
2016年3月31日2016年モデルのカタログから姿を消したスポーツモデル「ジェッター」
いろいろと話を聞けたのですが、
2016モデルは無いようです、廃盤となりました。
残念ですね~。
ただ、ヤマハの「YPJ-R」は相当気にしているらしいので
近い将来、そっち方向で出すんですかねぇ。
どちらにしても今年のスポーツモデルは「ハリヤ」1機種に
頑張ってもらうんでしょうね。
ジェッターはまだ入手可能ですのでご希望の方はご連絡くださいませ。
最後のチャンスですよ。
電動自転車のチェーン異音の原因
2016年3月28日電動自転車は自分の力+モーターの力がチェーンに加わるので
駆動系の部品には過酷な状況です。
メンテナンスをせずに乗り続けると、
チェーン付近から「バキバキ」といった音がしてきます。
この自転車もそんな1台です。
赤丸部、チェーンのテンショナーのプーリーが摩耗のせいで、
スムーズに回転していません。
チェーンにも油分が無く、カラカラの状態です。
乗るとバキバキ音も聞こえます。
こうなったらチェーン、テンショナー、モーターギヤ、
後輪ギヤ、前ギヤの5点セットで交換が必要です。
費用的には1万円前後でしょうか。
ここで中途半端に交換部品をケチってしまうと、すぐにまた悪くなります。
性能は悪い方に引っ張られますからね。
この部分の寿命を延ばすには2つの事に注意するだけでいいんです。
1つは定期的にチェーンに注油する事。
もう1つは重いギヤばかりでは無く、坂道では軽いギヤも使用する事。
これだけで駆動系の摩耗がかなり抑えられます。
これでスムーズで静かになります。
まだまだ元気に走れますね。
見た目は同じ。でも、ここまで調整してお渡ししています
2016年3月27日今回は当店の電動自転車の組立てをお知らせしたいと思います。
今でも時々、「えっ、お店で組み立ててるんですか?」と言われますので。
たぶん量販店はもちろん、通販や大型自転車店でもこんなに時間をかけて
組立て調整はしていないと思います。(台数をこなさないといけませんからね)
ご紹介するのは、入荷したばかりの電動自転車「アシスタDXスペシャル」
パナソニックの場合「9分組」と言って90%組立てられた状態で入荷しますが、
ブリヂストンはこのような大きな段ボール箱に梱包されて入荷します。
箱を開けて中身を出すと・・・
後輪は取付られていますが、前輪、スタンド、ハンドル、前カゴ等は
取り付けなければいけません。この状態で70%ほど完成している
「7分組」といいます。
普通はこのままスタンドを取り付けて前輪付けてハンドル、カゴと
作業していくのですが、当店ではまず前輪を更に外します。
このような工具を使用し、車輪のバランスを取って振れを減らします。
また、少しでも軽く回転するようにベアリングの調整を行います。
前輪が終わったら自転車に取付ける前にハンドルを固定する
ベアリングの締付具合を確認して前輪を取付け、ドロヨケや前ブレーキも
仮組し、後輪も外します。
前輪と同様に振れ取り調整を行います。
振れ取りと言いましたが「センター出し」がメインですね。
結構ずれてます。
調整が終わったら再び取付し、チェーンの張りを調整します。
少し見にくいかもしれませんが赤丸部の穴が、
緑丸の突起よりも右側にいないといけないのですが、
ブリヂストン、ヤマハの場合、メーカー出荷時ではほぼ引っ張り過ぎています。
(パナソニックは優秀ですね、調整はあまりしません。)
こんな感じになればOKです。
チェーンケースを外し、モーターを固定しているボルトの締付確認を
行います。
※追記
2016年モデルぐらいからチェーンの張りすぎは少し改善されました。
ここから先、少し撮影するのを忘れましたので他機種の画像を使い進めます。
後輪のスタンドを取り付けたら組立てスピードが上がります。
まずはハンドル
ハンドルを付けたらブレーキレバーや手元スイッチ、変速レバー
を取付け、ブレーキワイヤーにはスムーズにブレーキ出来るように
注油し、10回ほど強めに握り、初期伸びを取ります。
仮組していた前ブレーキやドロヨケ、カゴステー、前車輪の締付も
この段階で行います。
そして前かご、サドル、ライトを取付けたら微調整して完成!。
キレイなブルーで春っぽいですね。
実際の作業ではもっと色んな細かい作業をしているのですが
書けばキリがないので・・・
充電とペダルの取付はお渡し前に行っています。
販売価格では通販やポイントの付く量販店には負ける事も多いのですが、
自転車の状態としてはこちらの方が勝っていると思います。
ですが、定期的なメンテナンスももちろん必要ですよ。
メーカー営業さんに聞いた子乗せ電動の今年の動向
2016年3月23日先日、営業回りに来た営業さんに「どんなものが売れてますか」
と聞いてみました。
まぁ、想像通り「PAS バビーXL」や「ビッケ」「ハイディ」等の
3人乗っても荷物を載せられるカゴ付きのタイプに集中しているそう。
中でも「PAS バビーXL」の勢いはすごいとの事。
製造を担当するブリヂストンの工場もフル稼働でしょうね。
ただ、パナソニックは「ギュット・アニーズ」シリーズには
あまり力を入れていない印象。26インチモデルを追加で出したけど、
20インチモデル同様8Ahのバッテリー容量ですし。
そのかわり、「ギュット・ミニ」のように
前にデーンとチャイルドシートが取り付けてあるタイプに注力した模様。
こちらもそこそこ売れていると聞きます。
そしてこれも想像通りでしたが「PAS キッス」や「アンジェーリーノe」 、
「ギュット・DX」などの前チャイルドシートの後輪26インチモデルは
あまり動いていないようです。
このままだと数年で・・・ということになるのでしょうか。
26インチなら「ハイディ」路線、
20インチなら「PAS バビーXL」路線ばかりになっていくんでしょうか。
メーカーはそれぞれ自分たちの弱点を知っているでしょうから
来年モデルは色々とやってくるでしょうね。




















