神川輪業ブログ

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神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

ヤマハの電動自転車「PASバビーXL」が7月納期になっている

カラーも出てきているらしい。

 

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3~5月分は大体注文分で埋まっているそうです。

本当なら凄い。

これだけのバックオーダーを抱えるのは

2012年のブリヂストン「ハイディビー」以来じゃないでしょうか。

 

 

ハイディビーと違ってバビーは新モデルでは無いのになぜ?

 

 

理由は3つあると思います。

 

 

まず1つは「12.8Ah」大容量バッテリーを採用したこと。

去年までは8.7Ahバッテリーでしたから。

ちなみにライバルのブリヂストン・パナソニックは8.7Ah/8.0Ah

それでいて割安。

 

 

2つ目はチャイルドシートを装備してきた事

こちらも去年はチャイルドシートはオプションでした。

割安だし、今ならシートクッションも貰えるしね。

 

 

3つ目は新色がママさんにウケた。

2016年のマカロンラテとマットグリーンアッシュは誰が見ても

いい色です、ヤマハのデザイナーさんはいい仕事しましたね。

 

 

パナソニック・ブリヂストンも12Ahクラスのグレードを用意していれば

また流れも変わっていただろうけど、今年はバビーの年ですね。

 

 

それでも、ギュットアニーズもビッケも毎年この時期は

在庫切れで生産待ちばかり・・・

 

 

メーカーさん、需要予測とかしていないのかな。

どこも品薄商法を狙ってる?

 

 

当店では「ギュット・アニーズ」のホワイトを1台だけですが、

メーカー倉庫に確保しておりますのでご注文いただければ

2~3日でお渡し可能です。

 

ギュットアニーズ ホワイト

 

 

ヤマハやブリヂストンのチャイルドシート付き自転車や

アルベルトなどに使われているブリヂストンの「スマートコントロールブレーキ」

 

 

性能に不満は無いんですが可動部が多く、油切れを起こすと

動きが悪くなりやすいので、メンテナンスの頻度は少し高め。

 

ブリヂストン ヤマハ スマートコントロール ブレーキ ビッケ アンジェリーノ キッスミニ キッス バビー アルベルト

 

 

じゃあ、普通のブレーキキャリパーにしたらどうなるかな?

と思い、ちょっと試してみました。

 

スマートコントロールブレーキ テクトロ 900A

 

まずはテストその1。

「TKW900A」と刻印されているのでテクトロ「900A」のロゴ無し版

だと思われます。(ブリヂストンの自転車でも採用されている)

 

TKW900A テクトロ 900A

 

 

うまく取付できるでしょうか。

 

 

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意外とあっさり取付できました。

他の部品との接触もなし、ワイヤーの長さもそのままでOK。

 

 

さて、乗ってみた感想は少し効きは落ちたかなと感じましたが

平たん路は特に不満無し、下り坂の確認はしてません。

 

 

次に本命「ギュット・アニーズ」の前ブレーキを付けて

しばらく使ってみました。

 

ビッケ スマートコントロールブレーキ 交換

 

結果、やはりブレーキの効きは落ちます。

 

 

平坦な道ではそんなに気にならないのですが、

スマートコントロールブレーキだけで何とか停止できる下り坂(かなりの傾斜)も

ギュット・アニーズのブレーキでは後ブレーキも併用しないと停止できませんでした。

ただ、個人的には急な下り坂がないなら「これもアリかな」と思う。

 

 

さっ、元に戻そうっと。

 

 

いや~、1ヶ月以上待ったような。

 

 

鮮やかなブルーです。

ターコイズみたい。

ギュットミニEX 2016

 

このパナソニック「ギュット・ミニ・EX」、

私が個人的にこの自転車に注目しているポイントは「16Ahのバッテリー」ではなく、

「マルーク」のクッションでもなく、「ヘッドレスト」です。

 

ヘッドレスト ギュットミニEX がたつき音

 

自転車のチャイルドシートって路面状況が悪いと「ガタガタ」いって

チープ感が気になっていたんですが、この音を低減しようと

ようやくメーカーが動いたのが嬉しいですね。

 

バッテリーも2~3年前まで、どの自転車もカタカタ音がしていたんですが

最近のモデルは「カチッ」としていて気持ちがいいです。

 

 

そしてサドルの裏側にもガードが付いて、スタンドがけもしやすくなりました。

 

 

安い自転車ではないだけに、こういう配慮が「おっ、いいじゃん」と思います。

 

 

 

 

さて、「完組(カングミ)」と言う状態で入ってきましたので、

あとはペダルを付けて完成。

 

 

という手抜きをする訳もなく、これから1度部品を外しながら

しっかりと組み立てます。

 

 

パナソニックは車輪やチェーンの張りなど適正に組立てしているので

確認程度でいいのですが、念には念を。

 

 

昨日、ヤマハから20インチの小径モデル「CITY-C」と「CITY-X」

発表されました

 

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5月発売なので少し先の話なのですが、

この2機種、なんだかんだでロングセラーなんですね。

初代登場から10年で、その間にモーターやバッテリーは2回進化しています。

 

 

CITY-Cは、何と言っても非常に取り回しがしやすいです。

狭い所でもクルクル動きます。

垂水の商店街とか押して歩くときも歩行者の邪魔になりにくいし、

マンションのエレベーターにもスッと入ります。

 

電動自転車特有の重さも感じにくいですしね。

女性にオススメです。

 

 

一方、CITY-Xはスポーティ小径車の見た目通り、

カッチリした乗り心地です。

剛性の高いフレーム形状、高圧で細めのタイヤの影響もあり、

乗り心地はあまり良くないのですが、スーッと走ってくれます。

 

同じ20インチでもCITY-Cと違う規格ですので、タイヤの選択肢が

あまりないのが難点と言えば難点です。

 

 

2016年モデルはホイールセンサーの小型化がメインで、

あとはカラーを変更したり、CITY-Cはサドルを変更したりで

値段は3,500~4,500円ほど上がりました。

CITY-C・・・105,000円(税別)

CITY-X・・・109,000円(税別)

 

 

同じ20インチの「SION-U」はアシストレベルが★★★★なのに

この2機種は★★★と少し弱いのはなぜなんでしょうか・・・

(まあ、乗っても違いが分からないんですが)

 

 

こういった20インチのカゴ無しタイプのモデルは

パナソニックの「グリッター」や「EZ」、

ブリヂストンの「アシスタユニ20インチ」、「リアルストリームミニ」

など意外と選択肢があるので悩みますよね。

 

 

 

電動自転車のタイヤ

2016年2月27日

先日タイヤ交換に来たお客様、

溝が完全に無くなっており、見事にツルツルでした。

 

Eマイティロード4.5 電動自転車タイヤ

 

ここまできれいに溝が無くなるのは、空気圧が低かったからでしょう。

それでもタイヤの横に亀裂も無く、パンクもしなかったのは

タイヤとチューブが丈夫だからでしょうね。

一般的な「26×1-3/8」よりも幅広な「26×1-1/2」の恩恵もあると思います。

 

 

ただこのタイヤ、指定の4.5気圧入れると乗り心地が悪い・・・

ガツンガツンと路面の衝撃がハンドルに伝わります。

3気圧ぐらいだと乗り心地も良いのですが、ブリヂストンによると電池消費は

多くなるとの事。

 

Eマイティロード4.5

 

 

今回、新しいタイヤとしてIRCの「足楽」を装着いたしました。

 

IRC

 

3気圧でいいし、乗り心地も良いのに転がり抵抗も少ないので

当店では電動自転車にはオススメしています。

 

 

交換後、お渡ししたお客さんが1分後に戻ってきたので

何かあったのかな?と思い「どうかしましたか?」と聞いたら

 

 

「いいよ、コレ」

 

 

ですって。

喜んでいただけてこちらも嬉しくなりました。