神川輪業ブログ
BLOG神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
通販ページ在庫更新しました(2/2)
2018年2月2日3年保証ってありがたい
2018年2月2日試乗車として置いてある「ビッケグリ」が昨年から
走行中、前輪モーター内から「カタカタ」と音がしていました。
別に走行できない訳でもないし、1番多く乗っている妻も
「気にならない」と言っていたのですが、
最近、カタカタ音が少し大きくなった?気がするので
念のため新しいモーターを送ってもらいました。
ちなみに出ていた症状はこんな感じです。
・少し凸凹のある路面で惰性走行時に気になる
・モーターが駆動している力行、回生時は鳴らない。
・アシスト力に影響は無い。
・ハブナットが緩んでガタガタしているような音(でも締まっている)
・前輪を5cm位の高さから落としても音は鳴らない。
モーターギヤのバックラッシュかなーとも思いますが、
非分解なので確認できず。
モーターだけ送ってくれても良かったんですが、
前輪ASSYで来ました。(タイヤ・チューブは再利用)
車輪組立て出来ない方もいらっしゃいますからね、ラクでいいかと。
今回のブリヂストンに限らず、ヤマハでもパナソニックでもこういう事はまれにあり、
年に1回ぐらいはモータ交換(もしくは修理)しますが、大体保証期間内なので無償。
海外製(中国等の無名メーカー)や中古だと壊れたら修理も出来ず、「はい終了」
となる事も…。
さて、新しいモーターになった試乗車、ちょっと乗ってみたけど静かになりました。
原因もメーカーに確認したいと思います。
雨の日は乗らないからか、2ヵ月経っても意外とクリーム色のタイヤも汚れない。
ブレーキダストでもっと汚れるかと思っていたんですけどね。
ここからは番外編です。
以前、中古の電動自転車をどこかから4万円で買って
当店で防犯登録だけした方がいらっしゃいます。
ちなみに購入した自転車はすぐにバッテリーが悪くなって
使い物にならなくなったんですよ。(ひと月くらい?)
わたしも「だから中古はオススメしない。結局また新しいの買う事になるから」
とアドバイスして早半年。さきほどその方から電話が…。
「いま新しい電動自転車をオークションで買ったんですけど
手元スイッチが壊れているらしいので届いたら修理してもらえますか」
私のアドバイス、全力スルー!\(^o^)/
百歩譲って、吟味した上で再び中古品を購入なら分かります。
なのにスイッチ壊れてるの買うなんて生粋のギャンブラー?。
今週記事にしたばかりですが手元スイッチで1万円~ですよ。
ご予算が厳しいのは理解できますが…。
とりあえず続く(のか?)
2/1は17時までの営業です
2018年2月1日液晶スイッチ、壊れると修理代1万円します
2018年1月30日当店は小さい店ですが
年に10個近くは電動自転車の手元スイッチを交換します。
で、そのほとんどはヤマハ(とそれを使ってるブリヂストン)のだったりします。
このスイッチですね。
2011~2012年頃のヤマハ/ブリヂストンに採用されてました。
これの1つ前のLED表示のスイッチもよく交換したけど、
最近は乗り換えも進んだのかあまり作業しませんね。
このスイッチ、ほとんどが「電源」と書いてあるところが破れます。
そこに雨などで浸水し内部基盤が壊れスイッチ操作に反応しなくなります。
メーカー曰く、「ボタンが小さいので爪などで押してしまう事が原因です」との事。
確かに以降のスイッチは少し大きくなりました。
最近はスマホみたいにスイッチごとすっぽり覆うシリコン製のカバーも
市販されていますので気になる方は対策した方がいいです。
だって、(液晶表示の)スイッチ交換って高いんですよ。
部品代でほぼ1万円、それに作業工賃ですから。
電動関係の修理費用は
モーター→バッテリー→スイッチ→LEDライトという順です。
便利ですけど電気関係の修理費用はやっぱり高めですね。
こんな自転車屋はダメだ
2018年1月29日「バック拡げ」という自転車用の工具があります。
自転車業界でも賛否両論の工具ですね。
私は使わないので持っていません。
好き嫌いで言うなら嫌いです。
今日はその適切に使われていない「バック拡げ」についてのお話しです。
(何回か過去に書いてますけど)
昨日、「後タイヤがバーストした」という依頼で修理引取りに行きました。
女性のお客さんだったのですがホントにバーストしてました。
その時にまず気付いたのがタイヤの方向性が逆だった事。
(パナソニックの自転車にブリヂストンロゴのタイヤがついているので
1度はタイヤ交換したという事です)
まあ、このタイヤは方向指定まではしてないのでそんなに影響はないでしょう。
ここからが本題、車輪を外す時にいつもなら固定しているナットを2~3回転くらい
工具で緩めてあげれば、後は手で緩むんですけどこの自転車はそれが無い。
緩めたら妙にフレーム後部が広がっている訳です。
拡がったという事はフレームが曲がったって事で意外と大きい問題です。
証拠が残ってました。
おそらく「バック拡げ」を使ったんでしょうね。(インパクトレンチでガガガっと)
リンク先のホームページにも目立つようにこう表記されています。
「アルミフレーム、電動車・ベルト車・外装変速機の自転車には使用しないでください。
また、小径車などのチェーンステーが短い自転車には…」
そして、私が作業している自転車はアルミフレームの電動車です。
さらにこの作業を行った自転車店があの…、
そう多くはない垂水区の自転車屋、ここで公表するのはやめておきましょう。
ですが、納車時の取扱説明もあまりしない、
タイヤは逆につけ、フレームを壊す、そういうお店がある事は事実です。
影響が少ないとしても歪んだアルミフレームは元に戻りません。
自転車屋が楽したいために自転車を壊す。
情けない話です。
皆さんも是非「バック拡げ」、検索してみて下さい。







