神川輪業ブログ

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神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

ごまかせてません!

2018年2月26日

車輪のサイズが小さいほどホイールの組立ては難しくなります。

20インチ以下の小径車は、スポークが短いのでリムにスポークを通す

作業だけでも結構気を使います。

 

 

長いとスポークがしなってくれるので穴に通しやすいんです。

でも小径車のスポークは短くて「しなり」が少ない。

 

 

で、コレ。

 

 

赤丸部に補修してあるのが分かります?

他にもありました。

 

 

あと何か所か補修がしてあります。

 

 

これ、私が塗ったものではありません。

新車なんですよ。

 

 

という事は組立て時に付いたキズでしょうね。

「キズ付けちゃったけど塗っときゃ分からんだろ」てな感じ?

 

 

小傷1ヵ所ならまあ許せます。

見る角度によっては目立たないし。(逆に目立つ事もある)

 

 

自動車業界と違って、自転車は多少なりともキズがある場合がございます。

コストの兼ね合いもあるので全数無傷には出来ませんが

少しでも改善していって欲しいですね。

 

 

 

サドルを一番低い状態で乗り始めた自転車ですが

半年、1年と過ぎると膝周りがなんだか窮屈そう。

 

 

この自転車もあとどのくらいの期間乗れるんでしょうね。

 

 

お子さんのサドル、低すぎたりしてませんか?

 

通販ページに掲載している商品の在庫を

最新版に更新いたしました。

 

 

自転車はコチラ→ご注文ページ

パーツ・用品はコチラ→パーツご注文ページ

 

 

「パーツ・用品ページ」も出来ました。

商品も少しずつ増やしていきますのでリクエスト等ありましたら

お気軽にご連絡下さいませ。

※パーツ・用品は垂水区内限定配達とさせていただきます。

 

 

もうすぐ春ですね。

今週は法人様からのご注文もありました。

個人の方はもちろん、法人様からのご注文もお待ちしております。

 

 

 

 

モデルチェンジしたばかりなのに終了する、

「アシスタベーシック」「アシスタベーシックミニ」「アシスタポルク」。

どれもパナソニックユニットを使ったいいモデルなのでぜひご検討下さい。

 

折りたためるタイヤ

2018年2月20日

私は普段、電動自転車も含めた一般車ばかり触っています。

スポーツ車との比率は9:1、いや9.5:0.5ぐらいでしょうか。

 

 

週末、久しぶりにロードレーサーのタイヤ交換を受けました。

一般車のタイヤは、ビードという部分に鉄のワイヤーを使って

車輪から外れにくいようにしています。

鉄のワイヤーですので曲げたりは出来ませんので、

車やバイクのタイヤ同様にどこからどう見ても「タイヤ」の状態で入荷します。

 

※車のタイヤです、今日一緒に届きました。

 

 

これがスポーツ車だと「軽さ」を意識して鉄のワイヤーでは無く、

カーボンやアラミド等の繊維を使っている物もあり、

タイヤがこんな風に折りたためます。

 

 

で、今日配達の方が持ってきた小さい箱を見て

「あれ、タイヤは?」と思ってしまいました。

 

 

自分でも折り畳みタイヤの自転車持ってるくせに、

普段触らないとそのコンパクトさは忘れてしまいます。

 

「ピルエットっていう電動自転車の修理をお願いしたいのですが」

とお電話を頂きました。

 

 

「ピルエット」と聞いただけで垂水区のどこにお住まいか大体分かります。

入居者プレゼントなのでしょうか、駐輪場はピルエットだらけ。

 

 

この自転車を入居者さんにプレゼントしようと考えた方はオーナーさん?不動産屋?

出来れば国産ブランドにしてあげてください。

自転車屋の私からすると「これはちょっと…」という所が多すぎです。

入居者さんの安全を守るのは私ではありませんので。

 

 

ご予算的に国産ブランドの電動自転車が無理なら

女性にはブリヂストンの小径車、男性にはクロスバイクなんか喜ばれるかと。

 

 

で、今回の自転車の「!」ポイントはご依頼を受けた場所以外に2ケ所

1つ目はフロントフォークをフレームに取付ける「ヘッドセット」のロックナット。

今まで触ったピルエットは全部緩んでました、

今回のはちょっと緩んでましたレベルでガタも無かったので締め付けて終わり。

 

 

緩むのは国産ブランドでもありますが(見た)全数緩むのはピルエットぐらい。

中にはネジ山が潰れていてどうしようもない物もありました。

その自転車、ねじ山が2~3山しかかかっていないんですよ。

 

 

そして次は後輪のナット

いや、ナットはいいんですがワッシャーが無い!。

 

 

これではきちんと固定できないでしょ。

 

 

さて、依頼があったメインの症状は「電源は入るけどアシストしない」というもの。

整備マニュアルの無い自転車はここが苦労しますね。

 

 

テスター片手に電圧測って1つずつ見ていき、

カプラーや配線の確認も。

 

 

今回は最終的に原因も分かって修理出来ましたが

中国製の電動自転車は部品の手配がしにくかったり、出来なかったり。

そもそも合法では無い車両もあり、基本的にはお断りする案件ですので

購入したところへご相談下さい。

 

 

最後に。

作業終了後の試乗時、ハンドルの締付が弱くハンドルがグリン!

 

乗ってる方には申し訳ないのですが

この自転車は怖い!