神川輪業ブログ

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神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

こんにちは、神戸市垂水区の自転車屋「神川輪業」です。

当店のお客さんからも「カナガワ」さんとか

「カガワ」さんとか言われますが、「カミカワ」です。

 

 

さて、ツイッターにもつぶやきましたが、

昨日、パンク修理した自転車があまり賢い方法ではない対策でしたので

お伝えいたします。

 

 

 

まあ、お客さんが悪いというより販売した店が悪いんですけどね。

※自転車もそのお店のPB商品です。

 

 

自転車を利用する上で一番嫌なのがパンクですよね。

で、持ち込まれた自転車には次の対策がされていました。

 

 

1. ゴムの厚みを増して耐貫通性をアップしたタイヤ

2. 0.9㎜→1.2㎜と厚みを増した強化チューブ

3. チューブ内にパンク防止剤を注入

 

 

これだけやっても結局パンク修理に来てるんですから効果は・・・

ちなみにパンクの原因は異物が刺さったのではなく、空気圧が

低かったために起きたタイヤとチューブの摩擦による「揉まれパンク」でした。

 

 

自転車に施されていた対策のそれぞれのデメリットを教えましょう。

 

 

1. 重くなります。そして指で押しても空気圧の判断が出来ません

2. 重くなります。 0.9㎜→1.2㎜ぐらいじゃ空気入れなきゃ一緒

3. 重くなります。 穴を塞ぐ効果も期待できない(修理に来てるんだから)

 

 

重さはお客さんも認識していて

 

 

お客さん 「この自転車(走りが)重いのよ」

私 「こんな重いタイヤ付けてたら走りませんよ」

お客さん 「タイヤが悪いの?」

私 「タイヤは普通の厚みで十分です、パンク防止剤も要りません」

私 「それで走りが軽くなりますし、月1の空気補充で揉まれパンクも防げます」

 

 

この方は重い自転車を使い続ける事で自転車に乗ること自体が苦痛に

なっているようでした。

とりあえず役に立たなかったパンク防止剤入りの重たいチューブから

100g以上軽くなったので少しは重さも改善するはずです。

 

 

皆さん、ホームセンターや大型自転車店で自転車を購入する際に

「パンクに強い!」といった事がセールスポイントの自転車は

空気圧が判断しにくくパンクしやすい、そして走りが重いので要注意です

もちろん「パンク防止剤」も入れなくて問題ありません。

 

 

走りが軽いシティサイクルならぜひお任せ下さい。

 

 

朝からヤマハ「CITY-X」の点検依頼がありました。

 

 

 

 

先週購入したという事で最初は「必要ないんじゃない?」

と思いましたが、他店さん(家電量販店さん)がどう調整しているのか

興味があるのでお受けしました。

 

 

結果から言うと、特に問題は無いものの点検・調整した形跡は無し。

入荷したまんまの状態で販売しているようです。

まぁ、量販店さんならほとんどがそうなるでしょう。

 

 

「特に問題は無い」とは言いましたが気になった部分も少しあり、

 

 

・前ブレーキの片効き&ブレーキシューの位置

・変速ロッドの位置

・チェーンが(適正範囲内ギリギリ)張り過ぎ

・ハンドルポスト締付弱い

・後輪ハブナット締付弱い

 

 

といった所を調整してお渡しいたしました。

 

 

私は自転車屋ですから「やっぱり自転車屋さんで買った方がいいですよ」

と思うのですが、「自転車屋」といっても新車整備をきちんとする店と

メーカーから入荷したまんま(空気くらいは入れる)で売るお店もありますので

お店選びは難しいですね~。

 

 

新車整備を2台

2018年5月25日

パナソニックの「ジェッター」と、通販購入自転車の調整を行っております。

 

 

まずはジェッター

 

 

 

 

ジェッターなんて触る機会がそんなにないので楽しいですね。

ホイールの振れ取り、ブレーキ調整、等々

いつも通りのメニューで淡々とこなしております。

パナソニックのホイール組立て精度落ちた?気のせい?

 

 

もう1台は持込での組立て依頼です。

 

 

 

 

こちらはまだ作業していないけどヘッドがガッタガタなのと、

ブレーキレバーが水平セッティングで超絶操作しにくい。

 

 

この方は持って来て下さったので各部調整しますが

大半の方がこのまま乗っているかもと思うと・・・

 

 

自転車を通販購入された方、防犯登録ついでに

各部点検してもらった方が良い場合もございますよ。

 

 

「アシスタベーシックミニ」というブリヂストンの電動自転車があります。

 

 

 

 

前20インチ、後18インチのタイヤを採用したコンパクトモデルで

80,000円代の価格もあって、昨年10月からの発売とともに当店でも

性別年齢関係なく人気の自転車でした。

 

 

 

ブルーはとてもキレイな色

 

 

 

チャイルドシートは取付け不可ですが、撮影の為に付けてみました。

ピンクもいいでしょ。

 

 

 

ん?でした?

そう、「でした」なんです。

なんともうすぐ生産終了になります。

パナソニックユニットを積んだ兄貴的モデル「アシスタベーシック」も終了

 

 

半年足らずで終了は悲しいですね。

 

 

でもご安心ください、名前を変えて戻ってきますので。

これからは「アシスタファインミニ」になります。

名前の他にパナソニック→ヤマハユニットに変更になりますので

6.6Ahだったバッテリーも6.2Ahと容量が少し小さくなります。(値上げも?)

 

 

なぜ変えるのかは「大人の事情」でしょうね。

 

 

という事で安くて便利でコンパクトな電動自転車が欲しければ

今ならまだ間に合います。

こちらからご注文出来ます→通販ページ

 

 

臨時休業のお知らせ

2018年5月21日

本日21日月曜日は体調不良のためお休みさせていただきます