神川輪業ブログ

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神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

先ほどドバイ(に住んでいる方)から電話がありました。

ウチもインターナショナルになったなぁ~という訳ではなく、

夏休みに垂水に戻ってくるので、足となる自転車のご相談でした。

 

 

 

さて、今日は子供車の組立てをしています。

その自転車の車体後部がヨコハマタイヤのブランド「アドバン」の

カラーに似ていて、思わず「アドバンカラーじゃん!」と・・・。

 

 

 

 

けっこうなアドバン具合でしょ。

でも全体像は全然違うんですけどね。

 

 

 

 

「自分で売っといて色も知らなかったのかよ」となりますが、

実はメーカーからの「納入代行」というもので

私が販売した訳ではないんです。

自転車も量販店向けの「エクスプレスジュニア」という名前で

カタログ(ホームページも)には載っていないのです。

 

 

「納入代行」って、組立て手数料は僅かだし、面倒だけど、

技術も(一応?)認められてるって事だし、普段見かけない自転車に

触れる事が出来るので楽しみながらやってます。

 

 

去年の夏はご近所さんに迷惑になるといけないので煙の少ない花火

を買ってみたけど、「煙が少ない=火薬も少ない」なので

迫力もないし、すぐに終わっちゃう。

今年はねずみ花火とかもしてみたいけど公園で出来るのだろうか。

 

 

さて、自動車はエアコンの使用で通常よりも電気使用量が増えるので、

夏のバッテリー交換も多いのですが、

電動自転車の場合は寒くなり、バッテリーの性能が落ちる冬が多いです。

 

 

が、今年はこの時期でも結構注文が来ています。

 

 

 

 

リチウムイオン電池は満充電時の高温環境に弱い特性があります。

黒いバッテリーなら直射日光のあたる所ではバッテリー温度が50度以上になるでしょうから

経年による性能低下しているバッテリーにとどめを刺しているのかも。

 

 

 

 

対策としては

・満充電に近い状況では直射日光のあたる所に長時間放置しない。

が1番有効かと。

 

 

こういう時って大容量バッテリーは不利なんでしょうか。

20Ahバッテリーを満充電したら半分使うまでに結構日数かかるでしょ、

その間に劣化を進めちゃう、みたいにならないのかな?

8Ahとかならすぐ減るだろうけど。

 

 

人間もそうですが、バッテリーも今年の夏は熱対策を講じないといけませんね。

 

 

家にいる白文鳥がこの夏の換羽で、背中に少しあった

グレーの模様が無くなり、真っ白になりました。

リラックスし、丸々している時には「いちご大福」に見えます。

 

 

 

今回新車整備した「PAS CITY-X」、

ほぼ完成した状態で入荷したものの、手直しが必要な部分も多く

結構時間がかかりました。

 

 

 

 

まず、前輪の振れ取りをしようと車輪を外したら

ハブの回転が渋い。それもかなり。

 

 

 

 

ベアリングの当り調整&グリスアップでご覧のように

スムーズに回転するようになりました、って見えないか。

 

 

 

 

前輪終わったら後輪も振れ、回転具合など確認。

こちらは前輪と比べたら問題ないくらいでしたが、

せっかくなので少しだけ調整しました。

 

 

 

 

次は前輪作業時に気付いたステアリングの回転の重さ。

これもベアリングの当りを弱めて完了。

 

 

このあと、あれこれ調整して最後にペダルを付けようとしたら

ペダルの回転も(左右共に)超絶渋い…。

 

 

 

 

 

部品交換しようと思ったけど取り寄せに時間かかるし、

新しいペダルも回転渋いかもしれないのでこのペダルを調整します。

 

 

まっ、こんな事もありますよね。

ペダルまできっちり調整したのって初めてですが、

最終的には満足のいく1台になりました。

 

 

 

 

2018年モデルの「CITY-X」、去年からの変更点はタイヤです。

 

 

 

 

画像左が去年までのタイヤで右が今年のタイヤ。

指定空気圧が5気圧から4.5気圧に下がりました。

今までのは乗り心地が悪かったですから、少しは改善するかと。

カタログ上の走行距離も51km→54km(強モード)に微増しています。

 

 

しかし「CITY-X」は垂水区で良く見かけますね~。

 

 

今日の当店の様子

2018年7月20日

ここ1週間、11:00~15:00くらいまで人通りが少ないです。

お店の方も朝と夕方に来店が分散しています。

やっぱりみなさん暑い時間帯は避けているようで、賢明です。

 

 

さて、今日は新車組立て、修理などボチボチ作業しています。

組立ては叔母さんへのプレゼントの「アシスタデラックス」

 

 

 

今までは26インチの軽快車(いわゆるママチャリ)だったのですが、

電動の場合、バッテリーの幅分長くなるので24インチをチョイス。

喜んで下さるでしょうね。

 

 

そして、ご家族で使用予定の「PAS CITY-X」です。

 

 

 

 

ヤマハの自転車ってこんな状態で入荷するんですよ。

これから調整しながら組み立てていきますね。

 

 

「CITY-X」+オプションの前カゴだと、兄弟モデルの

「リアルストリームミニ(前カゴ標準装備)」より(値段が)高くなるので

少し悩んでいたようですが、メタルカラーが決め手で「CITY-X」に。

確かにこの色はカッコいい!

 

 

バッテリーをご注文頂いた方に入荷の連絡をしたのですが、

耳が少し遠い(?)ようで「マツモトさん?」と言われ、用件をお伝えできず…

時間見て訪問しようと思っていますがインターホンに気付いてくれるかな?

 

 

 

もうすぐ「自転車技士・自転車安全整備士」の試験が行われますね。

先日行った所でも仕事終わりにホイール組の練習されてました。

受験生のみなさん、暑いけど(試験会場も暑いよ)頑張って下さい。

 

 

少し前にハリヤのチェーン交換を記事にいたしましたが今回は

パナソニック「ビビ・DX」のチェーン交換です。

 

 

パナソニックの電動自転車は、重いギヤでもヤマハ/ブリヂストンより

登り坂が走れてしまうので結構多い修理です。

今回も高速側の「3」を常用していたようです。(年式も結構古いけど)

 

 

 

 

チェーンと歯車の隙間から反対側が見えますね。

外装変速のハリヤならもっと前に変速時にチェーンが外れているでしょう。

内装変速はチェーン移動がないので、これでもチェーン外れは

起きにくいですが、走行時の「ガラガラ音」は凄いです。

 

 

今回もチェーン、前ギヤ、後ギヤ、モーターギヤ、テンションプーリーの

5点セット交換です。

 

 

 

新品チェーンと前ギヤの噛み合いも隙間なくピッタリ!。

これでスムーズに走れます。

 

 

実は全部品を交換しただけではダメなんです。

ちゃんとテンションプーリーを規定値に合わせて

チェーンの張りを調整しないといけません。

 

 

 

 

 

距離が近すぎると抵抗になってしまいますし、

離れているとチェーンが暴れやすくなり、外れる事もあります。

 

 

登りは軽いギヤも使って、定期的に注油(5-56はサラサラすぎてダメ)。

これだけでかなり長持ちしますよ。