神川輪業ブログ
BLOG神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
ターン「Verge X30h」のフレーム交換
2016年5月29日当店販売自転車ではないのですが、
ターン「Verge X30h」です。
パッと見は10段変速の自転車ですが、実は内装3段も装備してあり
合計30段変速な凄い折りたたみ自転車です。
前輪のスポークが14本しかなく、スカスカ。
(ちょっと走ってみたけど、私には持て余しますね)
ご来店いただいた時はバーテープとブレーキシューの交換だったのですが、
作業後に良く見てみるとフレーム回収対象車でしたので、
「これ、フレーム交換してありますか?」と聞いたら
「購入店に聞いたら対象外って言われたよ」とおっしゃってましたので
詳細をお知らせし、そのままお預かりする事に。
メーカーに返送し、交換してもらう事も出来たのですが、
フレームを送ってもらい当店で作業することにしました。
大体1ヶ月くらいかなーと思っていたフレームも
1週間ほどで届きました。
イモネジ追加や溶接ビードに変化がみられるくらいで
違いはわずかですね。
フレーム単体だと軽かったのは意外でした。
旧フレームの部品外し作業中
実はブレーキキャリパーをシマノの105(5800系)に換えたい
と言われていたのですが、アーム(アーチ)の長さがギリギリ届かないかも、
と信頼できる筋からの回答がありましたのでシュー交換のみとなっていたのですが、
フレーム交換作業時に5700系の105を試してみました。
結果はタイヤがノーマルならショートアーチのキャリパーでもOKでした。
ただ、タイヤサイズを20×1.25にするとダメでしょうね。
新しいフレームに変わった「Verge X30h」
オーナーさんなら走りの違いが分かるんでしょうか。
ブリヂストン「アシスタDX」が台数限定特別価格
2016年5月27日ブリヂストンの売れ筋電動自転車「アシスタDX」
26インチのシルバーを当店在庫の1台限りスペシャルプライスでご提供いたします。
気になる金額は税込98,000円、防犯登録は別途500円必要となります。
アシスタDXは8.7Ahのバッテリーを搭載し、垂水の坂道を「強」モードでも
20㎞以上スイスイ走ってくれます。(カタログ値は強モードで32㎞)
明るいライトに見やすいスイッチ、大きい前かごで
買い物から通勤・通学、チャイルドシートを付けての通園まで使える
万能モデルです。約25㎏と比較的軽いのも女性に人気があります。
適応身長は150cm~の方にオススメです。
また、少しお時間(2週間ほど)を頂ければ「アシスタDX」や「アシスタDXスペシャル」
のその他カラーやサイズなども台数限定でお安くご提供できると思いますので
是非、お早目にご検討下さいませ。
坂道の多い垂水区は電動自転車が本当に便利。
新生活のお供にピッタリのモデルです。
破裂って怖いですよね。
2016年5月23日お客さんから
「走行中にパーンと鳴ってパンクしました」
とご連絡を頂きました。
「パーン」って事は破裂=バーストですね。
パンクといってもタイヤの空気が抜けるスピードによって
3種類に私は勝手に分類しています。
・バースト・・・ペチャンコになるまで1秒かかるかどうか
・パンク・・・ペチャンコになるまで数秒~数十秒
・スローパンク・・・ペチャンコになるまで(ならない事もある)数十分~数時間
まっ、全部パンクでいいんですけどね。
引取り前にタイヤサイズを聞いたら「20インチです」と言われたので
「それでしたらすぐに直します」とお伝えしました。
実際に見てみると…
お手本のようなバースト。(分かりやすくするために別のチューブで膨らましています)
裏返すと結構広範囲。
タイヤ表面に亀裂やキズなど、大きな損傷があったんでしょうね。
転ばなかったのが幸いです。
しかし、私がビックリしたのは見た目ではなくタイヤサイズ。
20インチではなく、22インチでした。
タイヤ取り寄せに1晩お預かりし、翌日午前中にお渡しいたしました。
タイヤ入荷までの間に、バッテリー診断や注油といった簡単な点検・調整も
出来たので良かったと思います。
と書いてたら・・・
同じ自転車(別の方ですよ)が「走ってたらパーンって言いました」
ですって。
偶然?必然?なんで?
幸い、タイヤはありますので今日はすぐ直せます。
それでは作業開始
英式バルブで空気圧は分かるのか実験しました
2016年5月21日私は普段、お客さんの自転車に空気を入れる時、
圧力計付きの空気入れで入れております。
コンプレッサーで「ピュー」って入れた方が楽で早いんですけど、
でもそれって空気圧が「勘」になるんですよね。
正確な空気圧は分からない。
で、圧力計付きの空気入れで英式バルブに空気を入れてるんですけど、
メーター通りに3気圧入れたつもりでも実際には入らないです。(虫ゴム通過時の損失)
そこで経験と勘の補正を行い、4気圧ほど入れてました。
今回、ブリヂストンの「空気ミハル君」(バルブ左側)を使い検証してみたいと思います。
電動自転車の4.5気圧用です。赤いのが見えなくなるまで空気を入れると
4.5気圧入ってますよという便利なアイテム。
採用自転車はコストのせいか年々減っているような気が…もったいない。
空気を抜いて4.5気圧まで入れていきます。
圧力計は4.5気圧を指していますが、空気ミハル君はまだ赤い部分が見えます。
見えなくなるまで入れたら6気圧を少し超えました。
英式バルブの場合、圧力計表示の75%ほどしか入っていないようです。
次に虫ゴム部分を外し、パナレーサーの米式アダプター(左側)を使い空気を入れます。
これは英式バルブを、車やバイクと同じ米式に変えてくれるアイテムです。
さて、結果は…
おおっ、空気ミハル君の赤い部分が消えた。
空気入れと空気ミハル君の誤差もほとんど無い。
どちらも正確と言っていいんでしょうね。
最後に英式の「スーパーバルブ」(下記画像右側)に交換してみます。
「スーパーバルブ」は虫ゴムの劣化も無く、空気の抜けも遅くなるという物です。
何種類かありますが機能は同じ。ただ当り外れも多いので私はブリヂストンの
「スーパーバルブ」をオススメします。
英式バルブよりも空気入れがしやすいです。
抵抗が少ないんでしょうね。
これも好成績。
米式バルブアダプター使用時とほとんど同じですね。
結論。
私の補正値で良かった。
英式バルブでも、空気圧計が無いよりはあった方が全然いいです。
虫ゴム通過時の損失分をちょっと多く入れる必要があるだけ。
きちんと空気圧を管理したい場合には米式バルブに変えて、
お手軽に管理したい場合はスーパーバルブという選択もいいと思います。
数百円ですしね。
ただし、圧力計付きの空気入れは必要ですが…
「ギュット・ステージ・22」ご予約受付中
2016年5月21日パナソニックから新しい電動子乗せモデルが発売されました。
「ギュット・ステージ・22」
パナソニックはこれで子乗せモデル6機種ラインナップ(凄い!)
・ギュット・ミニ・EX
・ギュット・ミニ・DX
・ギュット・DX
・ギュット・アニーズ・F
・ギュット・アニーズ
発売は6月初旬からです。
26インチモデルでは女性には大きい、20インチモデルでは男性には窮屈。
それなら22インチだ!
と思ったかどうかは分かりませんが
そういう考えになるのは当然ですね。
私は画像を見たときに2012~2013で発売されていた
「ララ5ミニ」が帰ってきた!と思いました。
チャイルドシートはオプションで3人乗りももちろん対応。
仕様を見てみると
・ギュット・ステージ・22
全長 1860mm
幅 590mm
重量 29.2㎏
タイヤサイズ 22×1-1/2
バッテリー リチウムイオン12Ah
価格 122,000円(税別)
カラー 5色
となっております。
他にも
シンプルで使い易い「エコナビ液晶スイッチ4」
走行可能な残り時間も選択できます。
スタンドを立てるとハンドルが固定される「スタピタ2」
カゴの荷物が多い時もグルンっとハンドルが動く心配がありません。
なめらかな走りをアシストしてくれるハブ内蔵スピードセンサーを搭載。
レール式の駐輪場でも接触しにくく安心です。
従来から約22%サイズダウンをした12Ahの小型大容量バッテリー。
とにかく持ち運びがしやすい。
20インチの「ギュット・アニーズ」と比べるとタイヤもフレームもスリム。
チャイルドシートを付けないで普段使いにもいいんじゃないでしょうか。
価格もヤマハの「バビーXL」と同じくらいですので悩みますね。
「みんなと同じ自転車はイヤ」と言う方にも良いのではないでしょうか
ご予約お待ちしております。