神川輪業ブログ
BLOG神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
各社子乗せモデル良い所、気になる所
2017年2月20日子供乗せ電動自転車選びで悩んでいらっしゃる方、
ハッキリ言ってどれを選んでも満足されると思います。
とまあ、これで終わっては意味がないので
個人的な良いトコ、気になるトコを簡潔にお伝えいたします。
まずはヤマハ、今後の動向が気になるメーカーです
●パス キッスミニ アン(自転車店ではキスミニで通じます)
ここが〇・・・去年モデルよりパワフルで軽くなり、走行性能がイイ
ここが×・・・新型の前チャイルドシートが個人的にイマイチ
●パス バビー アン(バビー)
ここが〇・・・去年モデルよりパワフルで軽くなり、走行性能がイイ
ここが×・・・前カゴがちょっとプラスチッキーで安っぽい(でも高い!)
●パス キッス(パスキス)
ここが〇・・・去年モデルよりバッテリー容量アップ
ここが×・・・キスミニ・バビーほど進化させていない
次はブリヂストン、自社ユニット、他社ユニット(ヤマハ・パナ)と多彩
●ビッケ グリ(ビッケ グリ)
ここが〇・・・パワフル&スムーズ。回生充電(ブレーキ)も便利
ここが×・・・構造上、傾斜のキツイ上りが苦手
●ビッケ ポーラーe(ビッケ ポーラー)
ここが〇・・アンジェリーノがよりオシャレに使い易く進化
ここが×・・・シートクッションは濡れたら浸み込む
●ビッケ モブe(ビッケ モブ)
ここが〇・・・バッテリー容量が増えて5色ラインナップで魅力アップ
ここが×・・・「バビー」と同様にアシスト力アップと軽量化を求める
●ハイディ ツー(ハイディー)
ここが〇・・・バッテリー容量が12.3Ahに増え、デビュー時の倍
ここが×・・・小柄な方には乗り降りしにくいフレーム形状、価格
最後はパナソニック、バッテリー容量にこだわりあり?
●ギュット・アニーズ・EX(アニーズのイーエックス)
ここが〇・・・バッテリー容量20Ah、チャイルドシートも豪華仕様
ここが×・・・36.1kgは重い、20Ahも必要か疑問
●ギュット・アニーズ・DX(アニーズのデラックス)
ここが〇・・・補助ガード付きサドルが便利。グイグイ系のパワーで楽々
ここが×・・・34.1kgでも重い、上り坂では少し重さを感じます
●ギュット・アニーズ・F(アニーズエフ)
ここが〇・・・「ハイディ」よりパワーもバッテリーも値段も良い。
ここが×・・・もう少しワイルド感があってもよかった
●ギュット・ミニ・EX(ギュットミニイーエックス)
ここが〇・・・チャイルドシートのベルトの脱着のしやすさ。
ここが×・・・重量、税別158,000円という金額
●ギュット・ミニ・DX(ギュットミニデラックス)
ここが〇・・・パワー感があるアシスト
ここが×・・・装着タイヤ「パンクガードマンα」の価格、寿命、微妙なサイズ
●ギュット・DX(ギュットデラックス)
ここが〇・・・フレーム、バッテリー容量などキチンと進化させる所
ここが×・・・重心が高いので小柄な方には大きく重く感じる。
ヤマハの「ラフィーニ」とパナソニックの「ギュット・ステージ・22」も
子乗せモデルなのですがチャイルドシートが別売りなので除外しました。
先ほども言いましたがどれを買ってもけっこう満足すると思います。
それぐらい各社しっかりしたモデルばかりです。
見た目とか第一印象で選んで頂いても問題ないかと。
それよりも「どこで買うか」をしっかりと選んでいただきたいですね。
自転車は電動自転車はもちろん、ママチャリだろうがロードレーサーだろうが
組み立てた人のスキルによって結構かわりますから。
特に「ビッケ グリ」(というか前輪モーターのベルト駆動車)は
店舗購入がいいです。
触ったことが無いお店ではパンク修理とかタイヤ・チューブ交換の時に
断られかねませんので。
2016年モデルの「ビッケ2e」「ハイディⅡ」「PASバビーXL」がお得です
2017年2月17日現在、当店ではブリヂストン・ヤマハ2016年モデルの
チャイルドシート付き電動自転車を特別価格で販売中です。
http://kamikawa-cycle.com/blog/4373
どちらもあと少しだけメーカー在庫があるようですが、
3月に入ってしまうと旧型は売り切れ、2017年モデルも
納期に時間がかかってしまいますので
ご検討中の方はお早目にご来店下さいませ。
垂水区内は無料配達しております。
垂水の坂がホントに楽になりますよ。
PASバビーXLを組み立てる
2017年2月17日お客様ご注文分の「PASバビーXL」が入荷してきました。
あの大人気モデルがかなりお安く買えます。
個人的には2017年モデルのバビーより好きです。
最近はヤマハ・パナソニックは注文するとこのように
9割ぐらい完成した状態で入荷します。
まあ、1(と言っても7割ぐらいだけど)から組み立てるより
楽ですからね。
では早速組み立てましょう。
まずは前輪を外します。
「えっ、外すの?」と思いますよね、でもいいんです。
これから色々と外しますから。
玉当り調整と振れ取り、悪いニップルの交換を行います。
終わったら取付けて、ハンドルとハンドルロックを外します。
ハンドルポストに薄くグリスを塗り固着防止と
フロントフォークの締付が強すぎるので緩めます。
次に配線・ワイヤ類の取り回しをやり直しします。
スムーズに、スマートに。
そして前ブレーキの調整です。
普通のブレーキならリムの上側から1~2mmの隙間でよいのですが
この「スマートコントロールブレーキ」は3mm以上必要です。
私はリムの中間にブレーキシューがいるように調整します。
減ってくるとタイヤに接触しやすくなるからです。
前部分が終わったらサドル抜いて
こちらも薄くグリスを抜いて固着防止。
バッテリーもこの時に外して充電します。
後輪も外します。
ここでは前輪同様にニップルのチェック、振れ取り、
チェーンの調整、キャリアの締付確認、後ろブレーキワイヤの注油
スタンドのグリスアップと項目がたっぷり。
まずは後輪を外すために各部を緩め、チェーンの確認
見にくいですが適正範囲のギリギリです。
張り過ぎ気味は抵抗になると思うので緩めます。
カバーのポッチと丸い点の位置が変わったのが分かると思います。
これでも訂正範囲の中間にもいってないのですが、
この車両はこれ以上の調整は出来ません。
後輪を外したらキャリアの締付確認、ブレーキワイヤの注油ですね。
やっぱり後輪のニップルにも不具合が・・・
今回は前輪と後輪1個ずつの交換です。
パナソニックはニップルの不具合は少ないです。
2017年モデルのバビーはどうなのでしょうか
後輪の作業が終わったらあとは細かい部分の調整して終わりです。
チャイルドシートの取付とか、ライトの角度調整とか。
当店でご購入いただいた皆様、当店の自転車は
電動、一般車、スポーツ問わずこのように丁寧に組み立てております。
簡単そうな「9部組」ですが、
結局やり直すことになるので、私は「7部組」が好きですね。
いや~マカロンラテ、いい色だな~。
これで渋滞の多い所もスイスイ行けますね。
乗ってきましたブリヂストン「アシスタDX」
2017年2月16日昨日は大阪城ホールで行われたブリヂストンの
2017年春モデル展示会に行ってきました。
技術説明も聞いてしっかりと勉強してきましたよ。
特に新しい事でもないのですが、電動自転車に乗っている方は
「冬季は出来るだけバッテリーを家で保管していた方が(温かいので)
パワーの落ちや走行距離のダウンも防げて良いですよ。」って言ってました。
当店試乗車の「ビッケモブ」と「ビッケグリ」もバッテリーは店内にいます。
私の経験では最低気温が10度切るようなら外して家保管が良さそう。
そうそう、新しくなった「アシスタDX」
城内の試乗コースでは坂道のレベルが易しすぎて
垂水区とは比較できませんが、レベル6のパワーはやっぱり◎。
バッテリー容量さえ気にしなければ(それでも12.3Ahある!)
パナソニックの「ビビ・EX」やヤマハの「ナチュラスーパー」
より2万円以上安い(そして軽い)のでオススメです。
強化ハブ(と強化チェーン)のオーラは出ていますよ。
今週末までは通常よりもお得なプライスが可能です。
もちろん、垂水区内は配達無料ですよ。
何でもこなせちゃう万能モデルですので一般の方はもちろん、
仕事、業務で垂水を走る法人・企業の方にもオススメの1台。
結構多いんですよね、金融関係の方とか訪問介護の方とか
電動自転車で移動されているのを見かけます。