神川輪業ブログ
BLOG神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
通販ページ在庫更新しました(12/15)
2017年12月15日車椅子修理、増えてきました
2017年12月14日ブログで何回か掲載したからでしょうか、
車椅子の修理の依頼が増えてきました。
まぁ、修理と言ってもパンク修理やタイヤ交換が多いんですけどね。
タイヤサイズなど自転車と共通な部分も多いので、福祉用具専門店に
依頼するより自転車屋で修理する方が早くて安かったりします。
ただ、大型チェーン店などは修理を受け付けていない所もありますからね。
先週末お預かりした車椅子はわざわざ中央区から持ってこられました。
垂水区周辺でしたら取りにお伺いすることも可能ですので
車椅子修理でお困りでしたらお気軽にご連絡くださいませ。
自転車同様、車椅子も空気圧不足が原因のパンクが結構あります。
最低でも2ヶ月に1度(理想は毎月)は空気の補充をお願いいたします。
ストライダのメンテナンス
2017年12月10日タイトルの「ストライダ」でこれを想像した方は間違いです。
これは「ストライダー」
私のいう「ストライダ」はコレ
三角形の折畳み自転車です。
折り畳むとこんな感じ。
意外と高額なのであまり見ない。
私も加古川のサイクリングロードで1回しか見たことありません。
この自転車の変態ポイントを簡単に言うと
・前後片持ちホイール
・エキセントリックBB
・ベルトドライブ
・16インチなのに前後ディスクブレーキ
・立ちこぎ出来ない独特の乗車ポジション
・何と言っても見た目
今回お預かりした自転車は4~5年乗っていないとの事。
うーん、強敵そうです。
折りたたみ状態でお預かりしたので、まずはきちんと展開できるように
注油&グリスアップです。
で、ぺちゃんこになったタイヤに空気を入れてみるとサイドの亀裂が…。
要交換ですね。
ベルトの張りを調整し、前ブレーキワイヤーの注油、前ホイールの回転を
調整したりして試乗してみました。
すんごいトリッキーな動き、長距離は苦手。
でも楽しいし、人目を引くのはいいですね。
垂水区に何台あるんでしょうね。
今日は「ステップクルーズe」を組み立てる
2017年12月8日お客様ご注文分の「ステップクルーズe」が急に入荷してきました。
当初は12/20頃の予定でしたので、「あれ?これ何?」状態。
ステップクルーズ、私も大好きです。
スタイリッシュだけど、跨ぎやすく、カゴも大きくて便利。
タイヤも太くて乗り心地も良い。
学生から子乗せ自転車としても人気があるのも分かります。
センターモーター→前輪モーターに変更した唯一のモデルです。
さて、組立て自体は前の記事と同じです。
箱から出した状態がこれ。
で、いつものように自転車本体はそっちのけで
前輪から作業します。
前輪モーターの振れ取りって、モーターの抵抗があるので
クルクル回転しないので結構難しいんですが、
私はやり方を変えたので特に気にしません。
前輪の作業が終わった後は車体に取り付けるんですが、
その時にフロントフォークを左右に振ってベアリングのゴリゴリ感をチェック。
次は後輪ですね。
これもベルト外すのにペダル側の方から外した方がベルトが痛まないので
ケースも外した方がいいんです。時間はかかるんですけどね。
振れ取りだけじゃなく、ニップルの状態確認や、
車体の中心に車輪が来ているかの確認もしています。
後輪が終わったら車体に取り付ける前に
リヤキャリヤの締付具合も見ておきます。
締まっていない場合も結構あるんですよ。
チャイルドシートを取り付ける場所でもあるのでしっかりと。
後輪終わったらまた前部分に戻ります。
ハンドルのベアリングを調整しましょう。
前輪を仮組み時に締まり過ぎていたのを確認しているのでサクっと調整。
でここからは撮影を忘れており、
いきなり完成間近です。
更に完成。
今週末は店頭にこのブラックとチェリーローズの2色は置いてありますので
是非見に来てください。
12/27までは1万円キャッシュバックキャンペーン中ですので
ご検討中の方はお早目に!
ご注文分の「ビッケ モブdd」の組み立て
2017年12月5日お客様ご注文分の「ビッケ モブdd」が入荷しました。
私の2018年子乗せモデルでイチオシの自転車です。
ご来店頂いてお話をしているときに
「インターネットを見て、買うならこちらでと決めていました」ですって。
そう言っていただけるなんて嬉しいですね、ブログやってて良かった。
ありがとうございます。
という事で今回のブログ。
箱から出すと自転車はこのような状態です。
で、普通なら(神川輪業調べ)まず最初にスタンドを取り付けます。
安定しますからね。
でも私は前輪から。
タイヤを外して振れ取り台にセット。
車輪の振れを取っていきます。
終わったらタイヤを装着し、車体に仮組み。
次はもちろん後輪です。
私が最初にスタンドからしないのは、付けても結局外さないといけないから。
つまり、後スタンドをから始める場合って、事実上後輪の振れ取りはしないって事。
後輪しないってことは前輪もしないだろうから、
個人的には「それってただ自転車の形にしてるだけじゃん」と思っています。
実は後輪を外すのにベルト(チェーンではない)を外す必要があって、
ベルトを外すのにはベルトケースも外す必要があります。
結構な遠回りでしょ。
だから普通は、箱から出す→スタンド付けるとなる訳です。
後輪の振れ取りが終わってからようやくスタンドの取付け。
銀色の定規みたいな物はベルトの張りを確認するツール。
(工具箱の仕切り板なんですけどね。)
続いては再び前部分の作業です。
ハンドルの回転が渋いので調整します。
ほとんどのビッケはハンドルを左右に動かすとゴリゴリ感があるんですよ。
まずはこの部分を外します。
外すと8角形の黒いナットが見えますね。
これがベアリングを押さえているので、締めこんだり緩めたりして
「ゴリゴリ」が「ちょっとコリコリ」ぐらいに調整します。
馴染んでくると「ちょっとコリコリ」も、よりスムーズになってきます。
ハンドルとサドルを付けると、少し自転車っぽくなってきますね。
ブレーキワイヤーも取付前にアウター部分に注油するとスムーズさがUPします。
画像はインナーワイヤーですが…。
ブレーキ、配線、前カゴなどを取付けたら変速機の調整です。
画像は調整前です。
細い赤線が見えるか見えないかぐらいに調整するのですが、
新品時は少しワイヤーが伸びるので、私は赤線が見えなくなるようにします。
で、チャイルドシートも取付けて完成!
オプションパーツはまた後で取付けます。
実際はもっと色々作業しているのですが
ナイショ(悪いことではないです)の部分なのでお見せできません。
お渡しまで、もう少しお待ちくださいませ。