神川輪業ブログ

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神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

私は電動自転車の中古は基本的にオススメしていません。

理由は購入時にバッテリーの状態がどうなのか判断し辛いから。

 

 

昨日、2010年か2011年モデルのパナソニック「ギュット」

がパンク修理で持ち込まれました。

持った来られた方は最近までヤマハのPASリチウムに乗っていたのですが、

色々と悪くなっており、買い替えの相談もさせて頂きました。

でも近くのリサイクルショップで最近買い替えたそうです。

1年持てばいいとの事で。

 

 

パンク修理(というかチューブ交換)ついでに色々見せてもらいましたが

肝心のバッテリーが早くも死にそうです。

新品を100とすると20~40しか容量ありません。

冬になると1~2kmでバッテリー切れになるかもしれません。

 

 

他にも不具合箇所が色々とあり、「1年乗れない事はないと

思いますが、その間の修理費用を考えると新車が1台買えるでしょう」と

お伝えいたしました。お客さんも「やっぱりな~」という表情でした。

 

 

もちろんきちんと整備された中古車もあるでしょうし、中古専門店もありますが、

「自転車選びには絶対の自信がある!」という方以外は

やはり中古の電動自転車はオススメしません。

 

 

 

寝起きや座っていた後で歩き出すと、左の「土踏まず」付近が痛い。

この感覚は10年前にも患った「足底筋膜炎」だと思う。

当時私はクッション性の低いスニーカーでランニングしていました。

そういえば今履いてる靴もクッション性が良くないなぁ。体も重くなったし。

 

 

 

税別85,000円でライバルたちの6Ahクラスよりも大きい8Ahのバッテリーを

搭載していたパナソニックの「ビビ・SX」。それまで一番人気だった

ブリヂストンの「アシスタベーシック」が廃盤になったのもあり、

あっという間にエントリーモデルNo.1の座をかっさらいました。

 

 

 

 

そんなSXも生産終了です。(24インチはまだ少しある)

26インチご希望の方はお早目にご連絡下さいませ。(可能性はまだある)

 

 

新型の情報はまだ分かりませんが、判明次第お伝えしたいと思います。

ヤマハも6.2Ahをやめて8.7Ahをエントリークラスに載せたらいいのに

と思っていたら8.7Ahバッテリーは生産終了ですって。

もったいない。

 

 

9月になるとラジオではアース・ウインド・アンド・ファイアーの

「September」が良く流れてきますね。

竹内まりやの「SPEPTEMBER」も今日流れていました。

私はグリーンデイの「Wake Me Up When September Ends」が好き。

 

 

 

今朝、「電動自転車のパンク修理をお願いできますか?」とご依頼があり、

お預かりに行ってきました。

 

 

何度かご主人さまが修理してくれたそうですが、

1日持たないとの事でした。

 

 

早速持って帰ってきました。

 

 

 

 

溝はまだまだありますね、何かが刺さったパンクではなさそうです。

修理出来そうだと思うでしょ?

では横も見てみましょう。

 

 

 

 

うーん、亀裂がかなり入ってます。

低い空気圧でご使用されているとこのようになる事が多いです。

※特に横が飴色のタイヤは、低い空気圧と紫外線に弱い

 

 

さて、パンクの原因を調べてみましょう。

 

 

 

 

ご主人さまが格闘(?)して修理した部分から「シュー」と漏れてます。

タイヤ・チューブ共にかなり傷んでいるので修理よりは交換ですね。

 

 

で、装着時と同様のタイヤもオシャレでいいのですが、

耐久性(耐候性)を考えると黒タイヤ(もちろん電動自転車用)の1択です。

「片方だけタイヤが黒って変ですか?」と時々聞かれますが、

他の人は他人の自転車って気にしてませんので、ご自身が気にしない

ようでしたら黒がいいと思います。

 

 

ただ、どんなにいいタイヤでも定期的に空気をきちんと入れなければ

またパンクしてしまいますので「エアゲージ付き」の空気入れがオススメ。

 

 

 

 

私はトピークの空気入れを使用しています。(壊れても補修部品があるので)

 

 

で、一般車に多い「英式バルブ」は虫ゴム通過時の損失があるので、

「米式バルブ」や「仏式バルブ」みたいにゲージの数値=空気圧ではありません。

ゲージの数値の大体75%くらいがタイヤの空気圧になっているようです。

例えば3bar指定(タイヤの横に表示してある)の空気圧なら4barまで入れます。

 

 

数値で管理すると、今まで感覚で入れてた空気圧が

意外と低かったとビックリすると思います。

 

 

子供とスーパーに行くとお菓子をねだられる訳ですが、

おまけ付きのお菓子(というかお菓子がおまけ程度)は結構高く、

300円400円は当たり前です。先日、プール帰りの親子が「240(円)は?」

「あかん!」といったやり取りをしていて、どこも同じなんだなと思いました。

 

 

 

さて、去年の夏と比べ、今年の夏は暑かった期間が短かったのですが

暑さが原因と思われるバッテリートラブルは今年の方が多かったです。

 

 

 

 

なぜ暑さが原因と判断したかというと、バッテリーの診断機にかけると

「バッテリー温度が50度以上になった履歴があります」と表示されるからです。

 

 

リチウムイオンバッテリーは熱によって劣化するスピードが高まります。

特に満充電時やそれに近い状態の時の高温はダメージが大きい。

 

 

直射日光で毎日50度以上に置かれる状況が連日続きますので、

1年2年は耐えれても、3年4年となると意外と寿命が早く来るかもしれません。

 

 

対策として、夏季は直射日光下に放置しないというのが1番かと。

当店の試乗車も真夏(と真冬)は店内保管です。

ただ、現実は出先での駐輪もある訳ですから、その場合は

出来るだけ満充電に近い状態じゃない方が劣化は少ないです。

 

 

走れる距離が短くなったり、充電が早く終わったりする場合は

寿命が来ているかもしれませんので

お近くの自転車店で調べてもらいましょう。

 

 

パナソニックのホームページでは

「電動アシスト自転車のバッテリー寿命は? 容量別の交換目安と長持ちさせるコツ」

ヤマハも

「バッテリーを長持ちさせる上手な使い方を教えてください」

ブリヂストンは

「長持ちさせるバッテリーの使い方はありますか?」

で長持ちさせる方法が掲載されておりますので是非ご覧ください。

 

 

10月1日から消費税が変わります。

が、8%と10%混在するのがややこしい。

いまさら文句言ってもしょうがないので、慣れるしかないんですけどね。

 

 

 

さて、その消費税に関してですが、

当店は受注日(依頼を受けた日)ベースです。

 

 

例えば9/30に注文頂いて、お渡しが10/2の場合は8%のままです。

修理の場合も9/30にお預かりして、お渡しが10/2なら8%。

 

 

当然、10/1以降のご注文、修理ご依頼分は10%となりますので

ご注意くださいませ。