神川輪業ブログ
BLOG神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
これであなたも品番マニア(ブリヂストン編)
2017年8月12日お盆期間中なので自由研究ネタを1つ。
大体の自転車(というか商品)には一般の方向けの「商品名」と
作る側・売る側向けの「品番」という2つの名前を持っています。
電動自転車の世界で例えばブリヂストンの「アシスタDX」、
26インチモデルの品番(ブリヂストンは車種略号という)は「A6DC37」
メーカーから正解を教えてもらった訳ではないけど、たぶんこういう意味。
A6DC37の「A」は「アシスタ」の意。「フロンティア」なら「F」から始まる。
※アルベルトも「AL」や「AS」と「A」から始まります。
A6DC37の「6」は「26インチ」の意。「20インチ」なら「0」となります。
A6DC37の「D」は「DX」の意。「ベーシック」なら「B」となります。
A6DC37の「C3」は「C301バッテリー(ヤマハ製12.3Ah)」の意。
※自社バッテリーは「B」、ヤマハユニットは「C」、パナユニットは「D」です。
※301というのは25.5V×12.3Ah=300Wh(ワットアワー)クラスの意味
A6DC37の「7」は「2017年モデル」の意。「6」なら「2016年モデル」となります。
ただ、当てはまらないのもいくつかある。
アシスタベーシック(26インチ)は「A6B16」が品番。
DXと同様な「式」に当てはめると「A6BD16」となるはずなのに…
リアルストリームミニ(20インチ)は「RS2C37」が品番。
こちらも「式」に当てはめると「RS0C37」となるはずなのに…
他にも「アシスタワゴン(AW1C37)」や「アシスタビジネス(B6UC37)」
「アシスタユニ20インチ(A2UC37)」など例外(というには多い)モデルもあります。
実は2~3年前まではヤマハユニットしかなかったのでシンプルな品番でしたが
自社ユニットに加え、パナソニック製も採用してきた辺りから複雑になりました。
パナソニック編(素直な品番の付け方)やヤマハ編(一番理解できない付け方)も
乞うご期待!
試乗、試乗、試乗、更に試乗。
2017年8月11日今日は9:00の開店と共に「ビッケモブ」と「ビッケグリ」の
試乗→ご商談が4組連続で15時までありました。
それぞれのライフプランがあって、好みがあって、予算があって…。
同じ自転車選びでもそれぞれ違って面白いですね。
皆様、お暑い中お越しくださってありがとうございます。
試乗時のお子さん達の楽しそうな笑顔がいいですね。
そして、昨夜から組み立て始めたご注文分の「アシスタDX」が
ようやく組立て完了しました。(まだペダル付いてないけど)
今年イチオシの電動自転車でイチオシのカラーです。
ピンクですが購入者は男性。
今回はいつもみたいな組立て時の画像が無いのですが、
手抜きせずにしっかり組立てしているのは、ビッケを試乗に来た方々が
(たぶん)見ていますのでご安心くださいませ。
垂水区の坂道もグイグイ走ってくれますよ。
明日のお渡しが楽しみです。
タイトルが思い浮かばない(パンク修理+α)
2017年8月8日購入(当店ではない)して1年3か月ほどでチューブ交換となった
パナソニックの電動子乗せ自転車の後輪です。
原因は空気圧の低い状態で使用していたことによる「揉まれパンク」。
タイヤとチューブが擦れあってケンカしたら負けるのは薄いチューブの方です。
よく、「どれくらい(の期間)で空気入れたらいいの?」と聞かれますが、
これがなかなか難しいです。そもそも女性や子供等、力の弱い方の場合、
どんなにポンピングしても適正にならない事も多いです。
虫ゴムと空気入れが良い状態でしっかりと空気を入れたら、2か月くらいは大丈夫です。
さて、1番上の画像ではパンク以外にも1ヵ所不具合がありました。
見て分かる通り、内装変速ハブに「ガタつき」が出ています。(ウソです見えません)
実はけっこうあるんですよ、この症状。
内装3段変速の持病の1つだと私は思っています。
1年ちょいでの発症は早いですね。
ガタつきが少ない場合、異常を感じる方は少ないですし修理するのに
後輪外して、ローラーブレーキも外さなきゃいけないのでそのままにしている
自転車店さんも多いです。
※こういうのって誰が悪いんだろう。
部品供給したシマノ?、組み立てたパナソニック?、納車前点検した販売店?
それとも発見した私?
とりあえず早めに発見、調整できてよかったです。