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10年前の「ビッケ2e」をリフレッシュしていく③

2025年4月7日

廃棄するか、代車として再利用するかを

決めかねていたため駐車場放置していた「ビッケ2e」

4月から我が家の2歳児の通園用(+私の通勤用)に使用するために

じっくりとメンテナンスしていくことにしました。

 

今回は3回目の投稿です。

前回はコチラ

 

とりあえず使用開始したビッケですが、

試運転時から気になっていた前ブレーキゴムの「キーキー」音、

我慢できずに1往復しただけで交換しました。(様子見すると言ってたのにね)

 

 

 

※良かったら見てね→スマートコントロールブレーキのキーキー音対策

 

ブレーキレバーを軽く握ったら左右のゴムがキーキーとハーモニー。

それではと、強めに握ると鳥のさえずり(の大音量版)の音。

 

強く握ろうが弱く握ろうが200mくらいに響いてしまい、

ご近所迷惑になるかもと思い、「慣らし」を諦めました。

効きに不満はなかったのですが、妻の「ビッケグリ」でも

キーキー音が止まらなかったのでスマートコントロールブレーキとは

相性が悪いのかもしれません。

 

以前好感触だったヤマハの角度調整できるブレーキゴムの店頭在庫が

少なかったので(追加注文忘れてた)、パナソニックの「サイレントシュー」

を角度調整タイプをチョイスしてみました。

名前からして期待できそうですよね。

 

 

 

で、結果。

さすがの「サイレントシュー」ですね。

鳥たちがどこかにいなくなりました。(音が消えたって事です)

 

ただ、このスマートコントロールブレーキ+サイレントシューの組み合わせは

あまり良くない事も分かりました。

効きも悪くなったし、ブレーキ時のフィーリングが良くありません。

 

 

ブレーキをよく見てみると、

純正のブレーキゴムだとパンタグラフ(と勝手に読んでる)はこんな状態。

 

(イメージです)

 

で、サイレントシュー取付時はこんな状態。

 

(イメージです)

 

これは(角度調整ワッシャーも含めた)ブレーキゴムの厚みがありすぎて

適正な状態から外れているのではと想像します。(純正が一番って事)

 

ブレーキゴムの厚みが下記画像。

左からサイレントシュー、ヤマハ品、純正

 

 

サイレントシューが一番厚く、1mm薄いヤマハ、5mm薄い純正。

 

 

という事でヤマハ純正ゴムを使用する事にしました。

※現行のDD(前輪モーター)モデルはリムが太くなっているので

サイレントシューとヤマハ品は使用できないと思います。

 

 

ブレーキは命に関わる部品ですので異常を感じたら

お近くの自転車店で確認してもらって下さい。

 

 

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