神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
パナソニック「ベロスター」のチェーン外れ修理
2024年3月8日1月に投稿したものの、お客さんと音信不通になり
頓挫していた「ベロスター」の件、先週に
「来週修理に持ち込みます」と連絡がありました。
(とても乗れる状態じゃなかったので安心しました)
そして昨日作業いたしました。
まず、後フリーホイールの状態を再確認しましたが、
過去一番の回転の渋さ…。ペダルを止めてもチェーンをどんどん
送り出しています。
停止時のチェーンとフレームの隙間です。
人差し指が余裕で入ります。(新車時はもっと隙間あると思う)
こちらがペダルを止めてもフリーホイールが送りだしている時の
チェーンとフレームの隙間で5mmあるかないかです。
状態確認も終わったので早速分解清掃を始めましょう。
ただ、この後は手がグリスでベトベトになるので画像なし!
小さいボールベアリングが散らばるので、
作業はお近くの自転車店さんにお願いした方がよいでしょう。
はい、分解清掃終わりました。
後輪が終わったらモーター部分の部品交換です。
・チェーンリング
・モーターギヤ
・テンショナー(実際にテンションかけるのは後ディレーラー)
・後スプロケット
・チェーン
の5点は必ずセット交換してください。
今回はそれにフリーホイールの分解清掃を追加作業しました。
ベロスターが採用しているFH-IM20という後ハブは他にも
「ベロスターミニ」や「オフタイム」等も使用していますが
この2機種ではフリーホイールの分解清掃した記憶が無いんです。
また、ベロスターでもフリーホイールがスムーズに回転するのもある。
この違いは何なのかまだ分かっていません。
まあ販売台数はベロスター(700C)の方が圧倒的に多いでしょうから、
不具合が起きる件数もおのずと増えるはず。
現在、もう1件ベロスターの駆動系一式交換待ちの方が
いらっしゃいますのでこちらも機会があれば投稿したいと思います。
しかし、他の自転車店さんでもいっぱい修理依頼来るのかな?当店だけ?