神川輪業ブログ

BLOG

神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

カワムラサイクルの14×1.50インチのノーパンクタイヤが

修理で持ち込まれました。

経年劣化?(10年くらいの使用)で片側が潰れたようになっており、

タックルブレーキが効かない状態です。

 

 

「ノーパンクタイヤを補修部品で取り寄せできるか

問屋さん経由で確認しましょうか」とお伝えしたら

介護施設がメーカーに問合わせた所、「部品無いので対応不可」

との回答だったとの事。

 

 

ではプランBで。

「普通のエアタイヤでもいいですか」と確認してもらったら

OK頂きましたので両車輪共にエアタイヤ化する事にしました。

(小径でエア量が少ないのでこまめな空気圧管理は必要です)

 

 

部品入荷までのつなぎとしてタックルブレーキの位置調整をして

応急処置をしたら「そんな事できるんですか!」とビックリされました。

 

 

車いす修理でお困りの方はお近くの自転車店さんに聞いてみると

対応してくれるお店さんも結構あると思います。

 

 

当店でもミキ、カワムラサイクル、松永製作所などの修理対応は

可能ですのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

OXご使用の方はご自身で色々やっている方が多いですね。

 

 

 

坂道の多いここ垂水区では「後ブレーキかけるとすごい音がしますー」

という修理依頼が結構あります。(特に電動自転車)

 

 

後ブレーキには摩擦熱を逃がす90mmの放熱フィンが付いた

ローラーブレーキがかなりのモデルに採用されていますが、

急な下り坂+重量級の電動自転車だと

明らかに能力が不足していると感じる事も多いです。

 

 

本日持ち込まれたパナソニック「ティモ・S」も2年くらいの使用で

音が出るようになったという事でグリスアップも考えたのですが、

たぶんまたすぐに熱の影響でダメになるだろうなと思い、

100mmフィンのローラーブレーキにいたしました。

 

 

 

 

ホントは122mmフィンのブレーキがおススメなのですが、

無加工では付けられない自転車もあるし、金額も結構上がるので

しょうがないですが、チャイルドシートなしの1人乗りなら100mmでも

結構耐久性(放熱性)が改善されますのでおススメです。

 

 

いつも神川輪業をご利用くださいましてありがとうございます。

 

X(旧Twitter)ではお知らせしておりましたが

日曜の夜から胃腸炎になってしまい、やっと動けるようになりました。

しかし、後を追うように上の子供も発症し、看病のため

3/14(木)までは店休し、3/15(金)から営業再開といたします。

 

ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんがよろしくお願いします。

 

 

3/15追記

申し訳ございません。本日から再開の予定でしたが

今度は妻に感染してしました。

本日までお休みし、明日10時頃から営業開始予定です。

 

 

1月に投稿したものの、お客さんと音信不通になり

頓挫していた「ベロスター」の件、先週に

「来週修理に持ち込みます」と連絡がありました。

(とても乗れる状態じゃなかったので安心しました)

 

 

そして昨日作業いたしました。

まず、後フリーホイールの状態を再確認しましたが、

過去一番の回転の渋さ…。ペダルを止めてもチェーンをどんどん

送り出しています。

 

 

 

停止時のチェーンとフレームの隙間です。

人差し指が余裕で入ります。(新車時はもっと隙間あると思う)

 

 

こちらがペダルを止めてもフリーホイールが送りだしている時の

チェーンとフレームの隙間で5mmあるかないかです。

 

 

状態確認も終わったので早速分解清掃を始めましょう。

ただ、この後は手がグリスでベトベトになるので画像なし!

小さいボールベアリングが散らばるので、

作業はお近くの自転車店さんにお願いした方がよいでしょう。

 

 

 

はい、分解清掃終わりました。

後輪が終わったらモーター部分の部品交換です。

 

 

・チェーンリング

・モーターギヤ

・テンショナー(実際にテンションかけるのは後ディレーラー)

・後スプロケット

・チェーン

の5点は必ずセット交換してください。

今回はそれにフリーホイールの分解清掃を追加作業しました。

 

ベロスターが採用しているFH-IM20という後ハブは他にも

「ベロスターミニ」や「オフタイム」等も使用していますが

この2機種ではフリーホイールの分解清掃した記憶が無いんです。

また、ベロスターでもフリーホイールがスムーズに回転するのもある。

この違いは何なのかまだ分かっていません。

まあ販売台数はベロスター(700C)の方が圧倒的に多いでしょうから、

不具合が起きる件数もおのずと増えるはず。

 

 

現在、もう1件ベロスターの駆動系一式交換待ちの方が

いらっしゃいますのでこちらも機会があれば投稿したいと思います。

 

 

しかし、他の自転車店さんでもいっぱい修理依頼来るのかな?当店だけ?

 

 

1歳児の発熱で夕方に小児科へ行きました。

発熱から病院までの間隔が短かったため、インフル、コロナ等

の検査は出来ず解熱剤と咳止めを処方してもらい、

朝まで様子見です。

で、早退した分の仕事を夜中にゴソゴソやっております。

 

 

さて、「パンクしてタイヤが車輪から外れた」と

お持ち込み頂いた自転車、チューブが絡まって車輪が回らなくなり

途中から持ち上げてきたそうです。(大変でしたね)

 

 

 

 

「あちゃー、タイヤとチューブは交換になりそうですねー」

と言いながらスポークの折れなどを確認するとリムが割れていました。

 

 

 

 

36個のニップル周りに無数の亀裂です。

聞けば「パンクした状態で結構走った」そうです。

 

 

パンクした時点で使用を止めて修理していたら

パッチ貼りかチューブ交換で済んでいたかもしれません。

チューブ、タイヤ、リム交換だと15,000円~となりそうです。

 

 

2日ほど前にはフロントフォークが曲がり、前ブレーキが

タイヤを削っている状態のヤマハPAS RINが来ましたが、

修理代がこれぐらいかかるよーと話したら

「このままパンクするまで乗ります」と帰って行きました。

 

 

放置していても良くはならないし、何よりも危険。

何か異常を感じたら早めにお近くの自転車店で見てもらいましょう。

早めに対処すればキズ(出費)は浅いです。