神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
こちらは100㎜フィン仕様の「ビビSX」のブレーキメンテナンス
2026年5月26日先日投稿した「改悪された「ビビSX」の後ブレーキ修理」
とは別のビビSXなのですが、流れ的に丁度良いので投稿。
2020年に当店で販売した「ビビ・SX 」を
後タイヤ交換、前ブレーキゴム交換でお預かりしました。
この自転車、どういった経緯で交換したかは覚えていないのですが
放熱フィンが100㎜の後ブレーキに交換済でした(標準は90㎜)
まあご住所が上高丸なので坂の上。どこに行くのも最初は下って、
帰りは登り、そりゃあ熱劣化しますよ。
100㎜にしたとはいえ、だいぶ内部のグリスが飛んで汚れてますね。
画像では見えませんが放熱フィンの裏側は真っ黒でした。
後輪ブレーキはお客様からの不具合報告はなかったのですが、
夕方のお渡しまで時間もあるのでブレーキ本体を外して掃除します。
掃除以外にも変速ハブのナットの締め付け確認なども行います。
掃除完了後、車輪に取り付けて流失した分のグリスを補充します。
ここは「勘」と「経験」に頼ってこの自転車は何g、この自転車は何gと
変えており、今回は4g補充しました。
でメンテナンス後のブレーキがこちら
綺麗になりました。
急ぎの作業の時にはフィンをティッシュで拭くだけでも効果あります。
先日のビビSXも今回のビビSXもチャイルドシートのない1人乗りですからね。
お子様を乗せる機会がある方は定期的な点検をオススメしますし、
効きが悪いと感じたら早めにご購入した自転車屋さんに相談しましょう。
「走らなくてもケガをすることは無いけど、止まらないのは大ケガする」
ブレーキ、一番大事です。(タイヤも同じくらい大事)
※何回でも言いますが、100㎜フィンにしたからと言って効きは変わりません。
熱劣化によって落ちた制動力は新品時の状態に戻りますが、
φ100だろうがφ90だろうがフィンレスだろうが効きは同じです。
違いは「その効きがどのくらい持つか」という耐久性(耐熱性)の違いです。
効きをよくするには「BR‐C3000」 とかのブレーキが必要ですが、
車種によっては大がかりな改造が必要になる事もあります。



