神川輪業ブログ BLOG

神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!

モーター修理しました

2019年12月21日

毎年、クリスマス前の土日は垂水警察~学園都市までの道路が

凄い渋滞になり、今年は今日と明日ですね。

抜け道もあんまりないのであの辺りに行く方は

時間に余裕を持って行動して下さい。

 

 

 

12月上旬にお預かりしていたヤマハの「PASナチュラLスーパー」

修理見積もりを連絡し、判断を仰いだら「修理して下さい」との回答。

 

 

了解しました!という事で早速部品を注文。

パナソニックは店舗でのモーター内部修理はやっちゃダメで、

メーカーに送る必要がありますが、ヤマハは店舗修理OK。

 

 

ヤマハはバイクと併売している所もあり、電気の事も分かってる整備士が

多いからって前に聞いたけど、ホントでしょうか。

 

 

数日経って部品も届きましたので

モーターを降ろしましょう。

 

 

 

 

まずペダルやチェーン、配線などを外していきます。

モーターはボルト3本でフレームに取付けられています。

 

 

 

 

自転車から降ろしたら大ギヤ、モーターギヤ、テンションプーリーも外し、

ケースボルトを外せばOK。

 

 

 

 

これがモーター内部です。右上がトルクセンサー部、

中央がコントロールユニット関係で左上がモーター部。

 

 

不具合部分を交換し、液体ガスケットをケース合わせ面に塗って

戻せば完成!(って簡単なもんでもないけど、そんなに難しくもない)

 

 

今回、交換した部品はエラーコードからコントロールユニットと特定出来ましたが、

端子部も劣化が見られたので一緒に交換しました。

(ヤマハはこの端子部の接触不良で、走行中に電源が落ちる事が結構ある)

 

 

 

 

コントロールユニット、見ただけじゃ何が悪いのか全く分かりません。

フレームに載せて電源ONするまでは直ったのかドキドキします。

 

 

モーター修理が終わったらスポーク折れの修理もして、

ついでに「一発二錠リコール」の機能解除も行いました。

 

 

 

 

店舗でも修理できるヤマハユニットですが、

お店によっては買い替えを強く勧められる場合もあります。

モーター部分以外の所の傷みも多く、全部やると高額になるケースや、

技術的な問題(作業した事ないとか)、営業面(新車を売りたい)等々…。

 

 

取りあえず、ヤマハ(とヤマハユニット搭載のブリヂストン車)は修理も

出来ますよってお話しでした。

 

 

 

お渡し時に「直って良かった~」と言って下さり、私も良かったです。

リコール交換部品が届きましたら、またご連絡させていただきます。

 

 

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