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ブリヂストン 「ハイディ」 のパンクについて

2014年12月5日

雑誌、「VERY」とのコラボレーションで誕生した「HYDEE・B(ハイディビー)」と

現行モデルの「HYDEE・Ⅱ(ハイディツー)」。

 

 

発売当初から大人気で、あちらこちらでよく見かけます。カッコいいですもんね。

2014年モデルからは3人乗り対応となりました。

main_02

 

でもね

 

 

この自転車、良くパンクしませんか?

 

 

先日、当店にタイヤ交換でお預かりしたハイディビーは購入後2年ほどの間に
パンク4回、チューブ交換、後タイヤ交換を1回ずつしているとの事でした。

 

 

ちょっと多いですね~

 

 

交換前の状態がこちら

ハイディ タイヤ1

サイドが凄いことになっていますね。

 

 

ちなみに前輪も破れてはいないものの、

ハイディ タイヤ1.1
サイドのケーシング(繊維)が浮き出てきています

これは、使用している空気圧の影響もあると思いますが、

タイヤの影響もありそうです。

装着されているタイヤの横側のゴムが薄いんですね。(オープンサイドといいます)

 

 

このタイヤ、横に「BRIDGESTONE」のマークがありますが、

実は「ケンダ」っていうメーカーの「K908」というタイヤです。

 

 

※他にチェンシン製(C-1072)が装着されている場合もあるようです。

チェンシン製の方が丈夫な印象。

ハイディ タイヤ パンク

左がケンダで右がチェンシン製

 

 

訳あって今回は新車時と同じ銘柄を取り寄せたのですが、

オープンサイドの為、新品時からタイヤのサイド部の厚みが非常に薄いんですね。

 

 

そして、装着されているチューブもケンダ製で薄く、

1度ゴムが伸びたらあまり縮まなく、タイヤの中でブヨブヨ余ってしまいます。

 

ハイディ パンク チューブ

画像のように、タイヤの中で折れていて負担がかかっている物が多いです。

 

 

タイヤ交換の際は標準のタイヤではなく、銘柄を変更した方が良さそうです。

(もちろん定期的な空気の補充も重要です)

 

 

 

※追記

メーカーも動いてくれました。

2015年の9月頃以降の新車は対策済みのタイヤ・チューブを装着しております

タイヤの見た目は同じだけどサイドの厚みが増しました。

チューブも肉厚アップ品に変わっています。

 

 

※ハイディビータイヤ・チューブ交換の記事はコチラ

 

 

お子さんを乗せる自転車ですから安全・安心が一番ですよ。

 

 

 

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