神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
「CITY-X」の納車整備
2019年1月15日日曜日、西神へ自転車の配達帰りに寄り道して
以前同じスポーツクラブにいたご夫婦の所へご挨拶に伺いました。
スイミング仲間ですね。
帰りにラッキーエビス?、ハッピーエビス?を頂いたのですが、
お酒飲めない私には宝の持ち腐れなので義父にプレゼント。
さて、「シュッ」とした自転車希望だった方の「CITY-X」ですが、
やっと組み立てて納品いたしました。
(ホントは2~3日前に載せるつもりでしたが子供の風邪で遅れました)
ヤマハとパナソニックはほぼ完成状態で入荷するので
準備なんて簡単そうに見えますが、さらに手間をかけてあげる事で
もっと良い自転車になります。
この時点で分かったのは
・チェーン張り過ぎ気味(一応、適正範囲内ではある)
・ハンドルベアリングに抵抗感(操作が重い)
あとは点検しながら見ていきましょう。
まずはいつものように前輪を外してチェック。
「CITY-X」はブリヂストン「リアルストリームミニ」と兄弟モデル。
サドルとか前カゴ、前ブレーキ、タイヤなんかは違いますが
同じ自転車といってもよく、両車ブリヂストンの工場で作られます。
そしてこのタイヤ、ブリヂストンのラベルが貼ってあるので
ブリヂストンの販売店でも注文できそうですが、
ヤマハ経由じゃないと入手できないんです。(大人の事情ですね)
車輪の振れ、センター出しの確認や玉当たり調整などをしたら
車体に戻します。
そして気になっていたハンドルの重さを調整し直します。
ベアリングを締め付けているナットを緩めていくんですが、
新車の状態で緩めすぎると、ベアリングが馴染んだ時に
ガタつきが出る事がありますので「まだ少し重いかな」という所で
作業を終えました。2か月後の初回点検時に再チェックです。
後輪も前輪と同様に外して確認です。
ここでチェーンの張りも弱める方に調整しました。
他にも色々と確認や調整をして完成です。
グリス塗ったり、角度変えたり、締付確認したり。
さて当店、「ヤマハ」は取り扱っていないと思われている事があります。
もちろん取り扱っているのですが、実は近くの大型チェーン店さんと、
同じく近くのヤマハのバイク屋さんが「ヤマハ推し」なので
当店ではあえて一歩引いています。
みんながみんな「ヤマハ推し」だと面白くないでしょ。
でも組立て、調整させたらたぶん負けません。