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「ギュット」系20インチの定番修理

2021年4月28日

子供が小学生になり、定休日の水曜日が手持ち無沙汰に

なってきました。今はまだお待たせしている仕事を片付けるために

午前中は店でゴソゴソしているのですが、落ち着いたら何しようかな。

 

 

 

「前輪がパンクして前ブレーキも壊れた」という修理依頼がありましたので

自転車をお預かりしてきました。

 

 

前後にチャイルドシートが付いてて、とても古い電動自転車で、

あちこち傷んでる。という事前情報だったのですが

行ってみたら2016年モデルの「ギュットミニ」でした。

とても古い?

 

 

で、パンクの症状がこちら。

 

 

 

 

 

ギュットミニやギュットアニーズなどの

パナソニック「ギュット」系20インチで年に2~3回は目にする光景です。

なぜギュット系20インチだけ起こりやすいのかは、以前のブログにも

投稿していますが26インチに比べ同じ距離でいっぱい回る、重量などが

原因の1つだと思います。

 

 

こうなったらリム、タイヤ、チューブ、ブレーキシューの

4点交換が基本となりますが、現地で確認した際にタイヤは

再使用出来そうに思えたのですが、店に帰って外してみると

画像赤丸部からビードワイヤーが「こんにちは」していて要交換。

 

 

 

 

 

前ブレーキを使用するとブレーキゴムが減るのは当然ですが、

アルミのリムも少しずつ摩耗して壁が薄くなっていつかはこうなります。

 

 

2016年モデル以降?リムのブレーキ接触面に溝が1本入っていますので

これが見えなくなったら早めに自転車店に行ってリム交換してください。

説明書にも小さくですが記載しています。

 

 

 

 

 

溝というのがこれ。

 

 

 

 

走行中に前輪リムが割れ、パンクしてしまうと

自転車のコントロールが非常に難しいです。(当然前ブレーキは効かない)

 

 

ブレーキシューを交換する際にはリムの溝も点検してもらって下さい。

命に関わる問題なのでどうかご安全に。

 

 

 

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