神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
ベロスターミニの点検
2021年4月3日昨夜、垂水健康公園に散歩に行きました。
お弁当を囲んで夜桜花見している人も結構いるんですね。
私たちは食べ過ぎたごはんを少しでも消化させる目的でしたが
散歩帰りにコンビニでアイスを買うという愚行をしました。
2019年11月に販売したパナソニック「ベロスターミニ」のタイヤが
おかしいという事でお客さんにメールで画像を送ってもらい、
画像確認後、取りに行ってきました。
後タイヤの状態はこんな感じです。
タイヤがグニャリと曲がってますね。
これはタイヤの骨格にあたるカーカスという繊維部分が切れたためです。
乗ると1回転するごとにポコンポコンと振動があります。
こうなる原因は色々ありますが、中々特定は難しいですね。
ただ滅多に起こるものではおりません。
当店の場合、タイヤのトラブルの99%くらいは「パンク」です。
カーカス切れを起こしてしまうと交換するしかありませんので
同じタイヤ取り寄せますか?とメールでお尋ねしたら、
「乗り心地が悪いので他のタイヤにしたい」との回答でした。
標準装着タイヤ、実は指定空気圧が6barくらいありまして
乗り心地は…でございます。
そこで半分の3barぐらいでいい、20×1.75のタイヤをチョイスしました。
20×1.50→20×1.75にワイド化、6bar→3barに落とすことで
乗り心地アップの狙ったのですが、実測した幅はどちらも41mmで
変わりませんでした。
前後タイヤ交換の他に全体的な点検もご依頼受けておりましたので
・前輪ブレーキ 遊び調整とブレーキシューの取り付け直し
・後輪ブレーキ ブレーキグリス補充
・変速調整
・シート高さ調整レバー増し締め
・ライト光軸調整
・チェーン注油
・後ドロヨケボルト取り付け
・サドル・ペダル・ハンドル、その他増し締め
・走行確認
・バッテリーチェック
などしっかりと調整させていただきました。