神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
パンクしたまま使用したタイヤ
2020年3月17日ずっと探していた「子供用マスク」。
妻が久しぶりに箱ものを入手してくれました。
これで少しの間、マスク探しから解放されます。
まあ、終息しない限りまた必要になるのですが。
先日、若い男性が「タイヤがヤバい事になりました」といって
電動自転車を持ってきました。
「どうせパンクでしょ」と軽い感じで見てみると
私が今まで見たこともないような凄い状態でした。
タイヤは裂けているわ、リムはガリガリだわ、パンク防止剤と
削れたタイヤが混ざって何か変な物体が飛散しているわで
本当に「ヤバい」です。
「パンク防止剤と削れたタイヤが混ざって出来た何か変な物体」
を洗った状態がこちら。
リムはつなぎ目が割れてます。
こんな状態でも車輪の振れが無かったのも凄い。
空気を入れたらプシューと空気が抜けて、パンクしたけど
そのまま使ってたそうです、1ヶ月間。
「安全とは?」って考えさせられますね。
別件ですが、最近ブレーキに注油して「利かなくなった」という
持ちこみも2件ありました。
新製品がどうこうといった投稿よりも、「安全」に対しての啓蒙活動
の投稿を増やす必要がありますね。
さて、修理としてはタイヤ、チューブ、リムの交換が必要です。
(実は前輪もチューブ交換した)
パンクした時点で持ってきてくれたら費用も抑えられたでしょうが、
軽~く1万円オーバーの修理になってしまいました。
ブレーキとタイヤは命に関わってきますので定期的に
点検しましょうね。