神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
バッテリーの健康診断
2019年8月16日強風時のドアの開閉って凄く怖い。
子供の場合、簡単に力負けしますもんね。台風去って一安心です。
今週初めに、仰向けで死んだように浮かんでいた子ウパ。
妻は動揺していましたが、ただの「エア食い」で潜れなかっただけでした。
今朝、「バッテリー残量が70%くらいになったら走行中、急に電源が落ちる」
というお電話があり、バッテリーをお持ちいただきました。
走行中に電源が落ちる(ヤマハ車の)場合、どこが悪いか大体予想出来るのですが、
取りあえずバッテリーチェックです。
結果から言うと「A判定」で、バッテリーはたぶん大丈夫。
「たぶん」というのは2点ほど気になるのがあったから。
「バッテリーが高い温度にさらされていた」というデータが残っています
と診断されてますね。
高温下(50℃以上)でバッテリーにダメージが出ている可能性もあります。
更に、
215回充電した内、残量が80%以上ある時に71回も充電しています。
アドバイスに表示されている通り、満充電に近い状態で充電するのは
劣化を進めてしまいますのであまりおすすめしませんが、
今回の場合、70%ぐらいで電源が落ちてしまうようだったので、
ある程度は仕方ないと思います。
バッテリー残量があるのに電源が落ちてしまう(ヤマハユニットの)場合、
バッテリー以外では本体の端子部に問題がある事が多いです。
※イメージ画像
端子部の汚れや酸化によってバッテリーとモーターの通信が上手くいかず、
電源が落ちてしまうんですね。
接点復活スプレーで掃除したり、やすりがけして対処する事もあるのですが、
一番効果があるのは端子交換です。
バッテリーに多少気になる部分はあるものの、「A判定(新品が100なら81~90)」
だったので、修理金額の安い端子交換をまず行い、
それでもあまり改善しないようでしたらバッテリーもと言う流れで作業します。
でも盆休み中なので、部品が来るまで少し時間がかかりそうです。