神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
再修理
2019年5月31日コザクラ軍団の紅一点、黄色の若鳥が芸を覚えてきました。
止まり木にいる時に、「グルングルン」と言って指をクルクル回すと
1回転してくれます。10回に1回くらいの割合だけど…。
「下の自転車屋さんでパンク修理してもらったんですけど、
またパンクしたんで修理お願いできますか?」と修理依頼です。
下ってどこ?
聞けば1週間経ってないけど先週、前輪のパンク修理したらしいです。
まあ運悪く、異物が立て続けに刺さる事もあるでしょうから、
早速見てみましょう。
「むむっ、これは…」
パンクの原因は銀色のリムテープでした。
パンク修理時にゴムのリムバンドがダメになっていて、
代わりにリムテープを貼ったんでしょうが、貼り方が乱雑&足りてない。
ニップルをテープが覆っていないので、
チューブが当たって裂けてました。
残念ながらチューブ交換です。
今日はもう1つあります。
前ブレーキゴム交換の電動自転車、
取付けられてるブレーキゴムの種類と取付け方にビックリ。
(これは結構日数経ってますね。)
この自転車の「キャリパーブレーキ」には通常使用しない、
「Vブレーキ」用のブレーキゴムを使用しています。
さらに凹凸ワッシャーの組み合わせ方が無茶苦茶です。
どちらもそのお店に持って行って無償で再修理してもらうべき案件
ですが、キチンと対応してくれるかは分かりませんね。
誰でもミスはするものですが、
この2つは「自転車屋として修理を行ってはいけないレベル」で、
共にスキル不足を感じます。
皆さんも修理に出す際は信頼のおける人にお願いしましょう。
私も日々勉強です。