神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
2019年モデルの限定ハイディⅡを組立て中
2019年3月3日ご注文分のハイディⅡを組み立ています。
私、2019年モデルは限定仕様しか見ていないのですが、
標準仕様との違いも紹介していきます。
私自身、最初は「タイヤが違うだけでしょ」と思っていました。
左が標準のクロツヤケシで右が限定のクロツヤケシです。
まずは箱出し。
段ボールから引っ張り出します(と言うより持ち上げます。)
で、いつものように前輪から。
このグレー色のタイヤ、パナレーサー製と思われ日本製。
結構しっかりしています。どんなグレーかというと車いす用の
タイヤを想像していただければよろしいかと。
タイヤを外して、車輪の振れ等を点検・調整します。
赤丸部のニップルが損傷していましたので交換。
放置していたらパンクの原因にもなります。
新車だからといって油断してはダメですね。
作業終わったらタイヤを装着します。
ん?色がかわっている?ヒヒヒ。
お客さんが「タイヤはボコボコ感がある方がいい」との事でしたので。
色は明るめのブラウンか、濃いめのブラウンで
落ち着いた感じのある濃いめをチョイス。
このタイヤも電動自転車用に作られているので
パンクしにくいようになっています。(空気はちゃんと入れてね)
そして、グレーのタイヤより175gぐらい軽かった!(グレーは1100g)
幅は2.0インチ→1.95インチで3mmほど細くなりました。
実は、この後の画像がありません。
撮り忘れです。
そんな訳で標準モデルのクロツヤケシと限定モデルの
クロツヤケシの違いを見てみましょう。(フレームのシールとタイヤは省く)
まず、サドル
限定モデルはスプリング付です。
このため適正身長も違います。乗り心地もいいのかな。
そして、クランクとペダル
限定モデルはクランクもペダルもブラックです。
ただ、ペダル自体は標準モデルの金属製の方が高級感あります。
最後はハンドルグリップとブレーキレバー
標準モデルはゴムグリップですが、限定は「皮」感のある素材。
高級感はありますが、寒い時期に軍手(毛糸の手袋も)だと滑る。
そして限定モデルはブレーキレバーもブラック。
あっ、リムも違うのね。(まだ他にもあるかも)
標準モデルはブレーキ面以外は黒だけど、限定モデルは
シルバーでした。
そんなこんなでほぼ完成したのがこちら。
「ほぼ」と言うのは前カゴを取り付けていないから。
部品待ちです。
完成したら更新します。
※追記
3/5のお昼に部品が来ましたので作業再開。
入荷待ちだった部品はカゴを下から支える「カゴ足」という物。
純正カゴよりも容量UPしたのでカゴ足(赤矢印)の長さが変わります。
そして、前輪モーター車は取付け径(上の画像銀色のナット部分)が太く
適合する物がまずないので、少し調べました。
(ドリルで1mmくらい穴を広げる方法もありますが強度を考えて今回はパス)
きれいに取付けできました。
カゴ幅は45cm近くあり、ママバッグでもすっぽり入ります。
カゴの色もタイヤのブラウンに合うようにしたのですが
同じにはなりませんでした。
画像だとこれだけ違いますが、
実物を見ると(私は)そんなに気にならないです。
タイヤと前カゴしか変更していないので
派手さはないのですが、そのさりげなさが
今回のポイントなんでしょうね。