神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
シティサイクルの空気圧をきちんと管理するグッズ
2019年2月14日今日は「バレンタインデー」ですが、あえて話題に乗らず。
昨日は高丸コープ近くの「朱(あか)うさぎ」というラーメン屋さんに
行ってきました。豚骨ラーメンを食べましたが「こってり」と
「あっさり」の中間の「こっさり」という感じで美味しかったです。
垂水区で自転車のパンク修理にお困りでしたらご連絡下さい。
ご来店できない場合は取りに伺います。
今日も2件、パンク修理でお預かりに行ってきました。
共に空気圧不足が原因ですね。
みなさんおっしゃるのが「どのくらい入れたらいいのか分からない」
確かに。
比較的簡単に空気圧を管理できる方法も3つくらいありまして、
まず1つ目。「標準の英式チューブを米式チューブに換えて
圧力計付きの空気入れで管理する」方法。
でもこれ、結構ハードルが高い。
まず、前後チューブ代金で2,000円くらい。
工賃で前後3,000円くらい。
さらに(米式対応)圧力計付き空気入れで3,000円くらいします。
で、何が難しいって空気入れの手順。
英式だったらクリップみたいなので咥えさせるだけでいいけど、
米式はバルブにギュッと差し込んでレバーをロックする必要があります。
差込不良だと空気がどんどん抜けます。
自動で空気入れ出来るコンプレッサーがあればいんですけどね。
2番目はパナレーサーから発売している「エアチェックアダプター」
これは英式チューブをそのままで米式チューブ化出来る優れものです。
部品代1,000円くらいです。(品番はACA-2-G)
3気圧対応のキャップゲージが付いていて、空気が減ってくると
緑→黄→赤と色が変化し、目で空気圧の状態を確認することができます。
米式対応の空気入れは必要です。
で、3つ目は「圧力計付き空気入れ」だけを買う方法
私はこの方法が一番楽だと思います。
お店でも英式バルブ対応の圧力計付き空気入れを使用しています。
注意点は圧力計の数値=チューブ内の空気圧じゃない事。
英式バルブ特有の「虫ゴム」通過時の損失分があります。
私の空気入れだと、だいたい25%くらいのロスが出ていますので、
圧力計4気圧だと、実際のチューブ内は3気圧くらいですね。
数値で管理すると楽しいですよ。
軽快感を出したいなら高めに、乗り心地重視なら低めに
できますので。
その空気入れ、あんまり安いものだと圧力が正確な数値か
怪しいし、故障した際のリペアも難しいので
3,000円~4,000円くらいの空気入れをお勧めいたします。
虫ゴムの劣化さえなければ、私は英式バルブのチューブは
嫌いではありません。空気入れもトンボ口で咥えて
ポンピングするだけですからね。
でも本当に楽なのは「月に1度販売店で入れてもらう」
簡単な点検もしてもらえるでしょうし一石二鳥。
どんな方法でもよいのでしっかりと空気を入れて下さいね。