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意外と難しいパンクの原因究明

2019年2月12日

今朝は家を出る際に手袋を忘れたのですが、

家に戻るのも面倒だったのでそのまま通勤。

すぐに手が痛くなり「やっぱり持って来れば良かった」と後悔。

帰りは軍手で帰ります。元スイマーとして池江選手のニュースは

とてもビックリしました。早く良くなって欲しいです。

 

 

 

今朝のパンク修理は難しかった。

作業ではなく原因究明が。

 

 

少し見にくいですがバルブベース付近にボソボソとした穴。

見た瞬間に何か異物がタイヤに刺さったパンクでは無い事は判明。

ですが、穴の開いた場所が悪く「うーん」となりました。

 

 

 

 

リムバンドで擦れた?と思って車輪側を見たけど悪くない。

車輪内側にもバリ等はなし。

 

 

 

 

前タイヤの空気圧が結構低かったので「低空気圧が原因か?」

と思っていたのですが、低い空気圧のパンクだったら

下の画像みたいに揉まれて全体的にボロボロになることが多いけど

今回のチューブはそれはないんです。

 

 

 

 

とりあえずチューブと車輪だけを装着してみて、チューブをグッと

押してみたらパンクの場所とリムの外側がピッタリ一致。

「おお、これやん」

 

 

 

 

このパンク、「リム打ちパンク」と呼ばれるもので

歩道などの段差を越える際に地面と車輪に挟まれて穴が

空くパンクです。タイヤの空気圧が低い時に起きやすい。

 

 

リム打ちパンクは2ケ所穴が開くことが多いのですが

今回はたまたまバルブ付近に1ケ所だけだったという事ですね。

 

 

バルブ付近でなければ通常のパッチ修理が出来たのですが

バルブ付近のゴムにパッチが上手く張り付かない事が多いので

ご了承を得てチューブ交換としました。

 

 

揉まれてチューブがボロボロになるほどではないけど

ちょっと空気圧が低かった所にガツンと衝撃が来てパンク。

もう少し空気が入っていたら、もう少し衝撃が弱かったら

無事だったでしょうね。

 

 

自転車の場合、パンクの原因の7~8割は低い空気圧が原因。

タイヤの空気は無料で入れておりますのでいつでもご来店下さい。

 

 

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