神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
2年間使わなかった電動自転車の点検
2019年2月4日家のインターネット環境を変えました。
高速で昼夜問わず安定しているのってストレスフリーですね。
子供も「オッケーグーグル、可愛いインコの画像」とか言ってます。
今日は須磨区に自転車を引取に行ってきました。
メール問い合わせからのご依頼で、
2年程乗っていなかった電動自転車の点検です。
まずは2年間の汚れを落とすべく洗車ですね。
そして、水分を拭きながら各部のチェック。
う~ん、この自転車に限らずほとんどの自転車がそうなんですが、
ちゃんとした新車整備をやってもらってなかったようです。
残念ながらほんとに整備しているお店ってめったにない。
まず、チェーンが張り過ぎ。
ヤマハ/ブリヂストンは工場組立て時に張り過ぎ傾向にあるので
その場合、販売店で緩めなければいけません。
黒い突起の間にボルトがいればいいのですが、
今回は中央狙いで調整。(いかなかったけど)
2年半くらいは使っていたという事で、それだけ使用しても
適正範囲外にあるのは張り過ぎですね。
そして前カゴの角度が前上がり過ぎて美しくありません。
(ライト配線の結束バンドもカットしていないし)
理想はカゴが水平なのが綺麗に見えるのですが、
水平だと、水筒とかペットボトルなどの丸い物を入れた時に
ゴロゴロ動いちゃうので、当店では少しだけ前上がりにしています。
今回、点検・調整した箇所は
・前後車輪締付確認
・端子清掃
・チェーン、スタンド、サークル錠の注油
・ハンドルのズレ調整
・ブレーキの遊び調整
・虫ゴム交換、空気圧調整
・バッテリー点検
・各部締付確認
・走行確認
などなど。
で、気になる部分はバッテリーです。
長期保管で深放電に近い状態にありました。
診断機でも「バッテリー残量が少ない低電圧状態で
長期保管された履歴があります。」と表示されました。
多少のダメージは受けていると思います。
使用していなくても半年1度は50%くらいまで充電してあげる事で
バッテリーがダメになってしまうのを防げます。
使える、使えないで修理金額が全然変わってきますからね。
そんなこんなで完成です。
綺麗になったでしょ。
年単位で使用していない自転車の場合、
タイヤ(とチューブ)、チェーンが要交換になる場合が多く、
電動自転車だとそれにバッテリーが加わります。
持ってこれない方は別途費用が掛かりますが、
引取・配達も行っておりますのでお気軽にご連絡、
お問い合わせくださいませ。