神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
スポーク折れで車輪交換はもったいない。
2018年12月20日端材で「止まり木」を作ってみました。
これでいつでも「卓上インコ」が出来ます。
西区、学園都市の方が
「倒れたら後輪がおかしくなりました」と(車で)ご来店。
後輪から擦れる音がするとの事で見てみたら
スポークが折れています。
止まっている時にバタンと倒れたそうなので、「スポーク折れ」の
直接的な原因ではなさそうです。
当ブログで何回も投稿していますが、この頃のヤマハ/ブリヂストンの
子乗せ自転車は荷重に対してスポークの余裕がないのでよく折れます。
まあ、持病の1つでしょうか。
当店でも補修用にスポークは在庫していますが
今回はちょっと折れているのが多いです。6本くらい?
外してみると28本中8本折れていました。
2本くらいならそこだけ交換する事もありますが、
これだけ折れていたら全数交換して蓄積した疲労をリセット
した方がよいです。
残ったスポークはこれだけ。
これなら車輪がユラユラするのも分かるでしょ。
このぐらいの状態になると、
「(変速機も含めた)後輪ごと交換ですね」というお店も結構ありますし、
その際、修理代は3万円(高い!)と言われた方もいらっしゃいます。
買い替えさせたいんでしょうか。
当店ではリムや変速ハブによほどの損傷が無ければ
スポークとニップルの交換で対応していますので、
3万円と比べたら大体1/3の出費でおさまります。
チェーンやスタンドなんかのメンテナンスも一緒に行い完成です。
スポークが足りず、2日遅くなりまして申しわけございません。