神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
高くなった修理費用
2018年12月17日小型2輪免許取得のため、教習所に通いだした妻ですが、
なんとか順調にいっていますが、坂道発進が苦手みたい。
垂水区なんて坂道発進のオンパレードなのに。
果たして、スムーズに取得できるでしょうか。
「後輪の修理をお願いします」と依頼がありました。
詳しく聞くと「ヤマハの24インチの電動自転車なんだけど、
ホームセンターでタイヤ買って交換したけど空気が入らない」
との事でした。
交換はご自身(か家族のだれか)で作業したみたいです。
とりあえず、預かりに行ってきました。
で、自転車ですが確かに空気は入っておらずペコペコ。
そして「うーん、やっぱり…」となるような状態。
よくある事なんですが組み立て順がバラバラ。
当然左側も…
廻り止めワッシャーがスタンドの内側に入ってます。
こういった状態だとタイヤもちゃんと交換出来ているか不安ですので
一旦全部外します。
チューブ単体で空気を入れてみると「シュ~~」
やっぱり!
水につけてないけど3ヶ所くらいは穴があり、バルブ付近のため
パッチ修理はやめてチューブ交換となりました。
「自分で髪を切ってみたけど失敗したのでプロにお願いする」状況ですね。
当然ですが、確認事項が増えますので通常のチューブ交換よりも
費用がかかってしまいます。
あとこれは作業内容とは関係ないのですが、
タイヤのチョイスがあまりよろしくないです。
(ホームセンターなので選択肢があまりないと思いますが)
この「デミングL/L」、L/Lはロングライフの意味なんですが
全然ロングライフではありません。
駆動力の強い後輪には全くオススメできません。(前輪なら理解できる)
あと、ヒビが入り易いんですよね。
整備ミスで自分が怪我するだけならいいのですが、
他人を巻き込んでしまう可能性もありますので100%の
自信(と技術)が無ければ素直に自転車店へ。
当店では近隣のお店さんと比べてもタイヤ交換は
高くはありませんのでお気軽にご連絡下さいませ。