神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
電動自転車の台風対策
2018年9月3日もしかして台風直撃コース?
今日は早めに家に帰って台風対策しておいた方がいいですね。
2~3日前に先週の台風でヤマハの電動自転車が不調になったという方が
来店、症状は使用中に電源が落ちて入らないというものでした。
もしかしたらと思ってバッテリーを確認すると「2番3番点滅」
自転車は2012年頃のモデル、まだプログラム未書換えだったんですね。
よし、これで直ったと思ったら今度は電源が落ちない。
正確には、OFF出来るけどすぐに勝手にONになっちゃう。
LEDヘッドライトもONにしてないのにチラついてます。
まずは手元スイッチを手持ちのと交換したけど症状変わらず。
端子も清掃して抜き差ししてみたけど改善せず。
ここまでやったら残されているのはモーター内への浸水が疑われ、
修理費用が一気に上がります。
5万円以上の出費覚悟で修理するか、買い替えかの選択です。
(使用後はバッテリーを外して強制OFFという荒技もありますが)
通常の雨程度なら防水設計されてますので問題ないですが、
台風クラスの雨量だと話は別。
対策は出来るだけ濡れないようにするしかありません。
風が無ければ自転車カバーが1番有効ですが、台風の時には逆効果。
倒れやすくなって2次被害が起きてしまいます。
あらかじめ自転車を倒しておくのもいいですが、
場所によってはモーター、バッテリー、手元スイッチの水没の危険性も
ありますので水没しないよう注意してください。
破れている手元スイッチなんてすぐに浸水しますから特に要注意。
室内に入れる事が出来るならベストですが、中々難しいので
出来るだけ雨風の影響が出ない場所に置いておきましょう。
でも1番大事なのは命を守る事。
不要不急の外出は避けて常に台風情報を確認しておきましょう。
避難場所とか食糧も大切です。