神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
選択肢があんまりないタイヤ
2018年8月21日水曜が休みの私にとって、今日が週末。
出来れば明日は晴れて欲しいけど台風も来ていますからね。
どうなる事やら。
昨日、メールで電動自転車のタイヤ交換のお問い合わせをいただき、
「在庫があればすぐに出来ますよ」と返事したのですが、残念ながら
「20×1-3/4」という最近ではあまり使われないサイズの自転車でした。
20インチのタイヤって直径が約451mmの通称「451」と、
約406mmの通称「406」の2種類の規格があって、
最近の電動自転車は圧倒的に「406」。
「451」なのはPAS CITY-X(と兄弟モデルのリアルストリームミニ)ぐらい。
で、「20×1-3/4」も「451」規格なんです。
選べるタイヤは3種類
・純正装着タイヤ(パナレーサー)
一番無難なチョイスですが値段が高い!。前後交換で約13,000~円
性能はパナレーサーらしく乗り心地はカッチリやや硬めで
走行感は軽快。小さいヒビが入りやすい。
・IRC「足楽」
乗り心地は1番いいです。値段は純正装着より安いけど高め。
費用は前後で11,500円くらい。チューブが肉厚じゃないのが残念
空気圧が低いとタイヤサイドと接地面に亀裂が入りやすい。
入手までに1週間くらいかかる。
・シンコー「ノイエ」
値段は良心的。欠点は摩耗が上2つより早い。
前輪に使うのにはいいかもしれません。
費用は1万円ぐらい(肉厚チューブの場合)
納期が長いIRCは除外して、お客さんと相談。
結果、パナレーサーのタイヤにしました。
で入荷してきたこのタイヤ、非常に交換しにくかったです。
ちゃんとビード落ちてるんですけど、ここからが難しい。
前輪を作業した時点で握力を使い果たし、
後輪は体重を使って何とか出来ました。
今日はもうタイヤ交換したくない…
でもホントにタイヤ交換来たら、喜んで作業します。