神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
ブレーキシューが減りにくい回生ブレーキ
2018年6月29日今日の神戸市は雨が降ったり止んだりのハッキリしない天気。
関東甲信越地方はもう梅雨明けだなんて早くない?
あっ、また凄い雨来そう。
さて、今日は久しぶりに「前輪モーター」の電動自転車について。
お店さんによっては「あんなのダメだ」、「坂道に弱い」と
なんかよく分からない理由でオススメしない所もありますね。
当店はブリヂストンの前輪モーターについてはデメリットも認識した上で
積極的にオススメしています。
世の中の車だってほとんどが前輪駆動のFFですよ、
電動自転車だってリヤ駆動じゃなきゃダメって訳じゃない。
急坂のオフロードとかでもなければ前輪が空転する事はほぼ無いし。
回生充電機能がある前輪モーター車ならではのメリットも多いです。
最近思うのが主流の「センターモーター、後輪駆動車」に比べて
圧倒的に前ブレーキシューの減りが改善されるという事。
バッテリーに充電されるとか、ベルト駆動とか、意外とどうでもいいけど
ブレーキはかなり大事。これだけでも声を大にしてオススメ出来ます。
ここ垂水区は坂の町。
ギュットアニーズやバビーアンなどのアルミ車輪の場合、早ければ
半年で前ブレーキ無くなっちゃうんですけど、前輪モーターのビッケなら
回生ブレーキを積極的に使う事で1年以上は持つと思う。
回生ブレーキになれると、普通の自転車でブレーキかけてるのが
「あぁ、運動エネルギーが熱エネルギーに変換されて捨てられていく~」
と少しもったいなく感じます。
一般的な「センターモーター、後輪駆動車」の電動自転車から買い替えると
少しだけ違和感があるかもしれませんが、電動自転車初めての方や
サンヨーの電動自転車に乗っている方は、すんなりと入っていけると思います。
とりあえず試乗できるお店を見つけて実際に体験してみましょう。
でも大体のお店の試乗って平坦な所ばかりでしょ。
電動自転車はやっぱり坂道で試して欲しいですね。
「坂道のアシスト力」とか「バッテリー容量」とかを気にしがちですが、
前ブレーキ、後ブレーキに続く第3のブレーキ、「回生ブレーキ」も
ぜひ注目してください。
※ブリヂストンの回生ブレーキはバッテリー残量が80~100%の時は、
バッテリー保護のため作動しません。