神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
今度はちゃんと入荷しました
2018年3月16日昨日の「注文した色じゃない自転車が入荷した事件」ですが、
本日お昼頃、無事に正しい自転車が届きました。
そうそう、これこれ。
これが欲しかったの。
で、この状態から15分くらいでパッと見には完成している状態まで
組立てできました。
あとは充電してペダル付けてこのままお渡し…と言う訳ではなく
ここからあんな事やこんな事をします。
今日は特別に、「あんな事」の例
まずは作業前。
で、作業後。
分かりました?
「完組」というほぼ完成してますよ状態で入荷するのですが、
まあ、手直しは必要です。
「こんな事」の例
この間隔は60㎜~70㎜ぐらいが適正なんです。
チェーンが伸びると広がる方向にいきます。
で、この自転車は60㎜だったので問題ないですが抵抗と音を減らすために
65㎜狙いで再調整しました。
これなら慣らしが終わる頃には66~67㎜で落ち着きます。
他にも色々と作業するのですがそれはナイショ。
最後に、この「ギュット・アニーズ」の良い点と注意点を簡単に。
良い点はブレーキ(というかブレーキシュー)
角度が調整できるのできちんとリムに当たるようにできます。
スポーツ車では当たり前ですが、一般車ではあんまりない。
制動力自体はブリヂストンの「スマートコントロールブレーキ」が良いですが
この角度調整できるブレーキシューも中々○。
で、注意点。
これはもうカラータイヤ(装着車)。
通称「アメタイヤ」と言いますが、
このアメ色の部分の耐久性(耐候性)が悪く、ボロボロになりやすいです。
そして空気圧の低い状態だと、意外と早く黒い部分との境目が亀裂が入ります。
対策としては出来るだけ紫外線を避けて空気圧管理はしっかりと行ってください。
特に後輪は負担が大きいですので気をつけください。