神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
冬の電動自転車バッテリー
2017年12月18日電動自転車のバッテリー(というか電池全般)は
暑いのと寒いのが人間みたいに苦手。
暑い環境ではバッテリー保護機能が働いてアシストを弱くする事も。
満充電のバッテリーを暑い環境に長期間置いておくと劣化も早いです。
今みたい寒い時期もバッテリーが低温のため、
同様にバッテリー保護機能が働いてアシスト力が弱くなります。
そして、走れる距離も10~20%ほど短くなる事も。
機種にもよると思いますが気温(というかバッテリー内部温度)が
10度以下になるとバッテリー保護機能が働いていると思っていいです。
ほとんどの自転車はバッテリー保護機能が働いているかは
教えてくれないんですが、ブリヂストンの前輪モーター車は
手元スイッチに表示されます。
2015~2017モデルならバッテリー残量ランプの横が黄色になります。
下記画像の紫色の部分です。
2018年モデルからはアシストモード(パワー表示)のランプが
0.8秒間隔で点滅します。
暑いとき(バッテリー内部温度45度くらい?)でもなりますが
今の時期になったらまず低温側の表示でしょうね。
これを防ぐのは簡単。
乗らない時はバッテリーを温かい場所に置いてあげるだけ。
玄関は意外と寒いので、リビングとかがベスト。
でもストーブの前とかはかえって危険ですのでやめましょうね。
あと、急激に温度を上げてバッテリー内部が結露してしまうのもダメ。
まあ自転車に付けたまま冷えていても数分間走り続ける事で
バッテリー温度が上がるのでバッテリー保護機能も解除されますが、
その前に目的地に着いてしまう事もありますので
使わない時は(出来るなら)バッテリーを外して
温かい環境に置く方が良いですね。
比較的暖かい神戸市でも朝一などはパワーダウンを感じますので
もっと寒い地域ならマストの作業かと。