神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
2ヶ月に1度は空気を入れましょう
2014年11月2日先日、「周期的にタイヤがゴトゴトするし、空気を入れてもすぐに抜けるんです」と
修理に持ってこられました。
それでは見てみましょうねと言いチューブ外してみると・・・
おぉ~、空気を入れるバルブ口の所できれいに千切れてる~。
もちろん、これでは修理できないのでチューブ交換となりました。
聞けば、タイヤを触っても硬くて分からなかったそうです。
確かに装着されていたタイヤは耐摩耗・耐パンクを「これでもかっ!」てぐらいに
強化していたタイヤなので、指で押したぐらいでは分からなかったんでしょうね。
通常、空気抜けが原因のパンクは
空気が抜ける
↓↓
段差でチューブを挟んでしまいパンク or チューブが折れ重なって擦れてパンク
となりますが、
今回のような強いタイヤと強いチューブの組み合わせでは
空気が減ってきてタイヤがズレ始め、チューブが重なって擦れる
↓↓
チューブが強いのでパンクしない
↓↓
さらに引っ張られる
↓↓
まだ大丈夫
↓↓
さらに引っ張られる
↓↓
バルブ口が耐えれなくなって千切れる
と進行してきたのでしょう。
どんなにいいタイヤといいチューブでも空気が入ってなかったら
パンクするということですね。
同様に、チューブの中に液体を入れる「パンク防止剤」も
空気抜けが原因のパンクには役立ちません。
定期的に空気を
入れてあげましょう。
走りも軽く、パンクもしにくくなりますよ。