神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
ハイディビー(ハイディⅡ)のパンク修理
2017年9月26日「ハイディ パンク」でインターネット検索すると結構上位に表示されるからか
時々修理のご依頼を頂きます。
2015年秋ぐらいに対策タイヤに変更になりましたので、
最近は以前ほど多くはないですが本日も1台お預かりしてきました。
前輪パンクです。
今までの方と同様に何度もパンクに悩まされており、
前輪タイヤも1度は交換しているとの事です。
まずは診断。
実はチューブの空気を入れる根元部分に穴があり、
そこから空気が抜けてのパンクでした。
安く済ませるならチューブだけ交換すればよいのです。
ですが、タイヤの横に白い繊維が見えますね。
こうなってしまうとバースト目前、早めに換えちゃいましょう。
これは対策前のサイドが薄くパンクしやすいバージョンですね。
同時期に交換したらしい後タイヤは対策した肉厚品でした。
前輪を外してみるとハブの回転が渋い、というか動かない。
糸も巻き付いてるし…。
ついでなので玉当たり調整&グリスアップ。
リムセンターもずれているので修正。
装着するタイヤはIRCの「メトロ」26×2.00
メトロ以外にも
・IRC ブリロ 26×2.00
・CST C-1103 26×2.00
なんかいいですよ。
対策後の純正装着タイヤも悪くないと思うのですが、
あえて取り寄せるほどでもないです。
ベアリングも調整したし、タイヤもいい物なので
結構スムーズになったはずですがいかがでしょうか、
空気だけは2か月に1度は補充してくださいね。
さて、ハイディといえばパンクと同じくハンドルも特徴です。
キレイな金色でしょ? 実は元の色は黒なんですよ。
アルマイトと言う処理をするんですが、だんだん色褪せてきます。
ここまで金色なら誰も気づきませんね。いい色です。