神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
なぜか2機種あるブリヂストンの電動エントリーモデル
2017年9月15日現在、ブリヂストンの電動自転車のエントリーモデルは「アシスタベーシック」
これに10月から「アシスタファイン」が加わります。
なんで2機種も?
と思ったので営業さんに聞いてみました。
その前に画像を見て違いを探してみてください。
分かるかな?
まずは「アシスタベーシック」
次に「アシスタファイン」
バッテリーの違いに気付いた人は正解!
そう、搭載ユニットが違うんです。
アシスタベーシック・・・パナソニックユニット6.6Ah(87,800円くらい)
アシスタファイン・・・ヤマハユニット6.2Ah(86,800円くらい?)
という違いです。
バッテリーはアシスタベーシックの方がちょっと容量多いです。
でも、ユニットのセンサー数や手元スイッチはアシスタファインの方が
お金かかってます。
ここからが大事、
なんで面倒な事をしてまで2機種も用意したかという事。
実は販売店を分けたいみたいな雰囲気でした(ゴニョゴニョしてたけど)
アシスタベーシック=量販店向け(自転車店でも買える)
アシスタファイン=自転車店向け(量販店でも買える)
まあ、「大人の事情」でしょう。
ここからは私の勝手な想像・・・
ブリヂストンの自社ユニットも登場し(しかも結構好評)、
パナソニックユニット採用のブリヂストンの電動自転車
(アシスタベーシック、ビッケポーラー他)も増え、シェアが低下してきた
ヤマハが危機感からブリヂストンに
「ユニットの供給価格下げますからウチのももっと使ってください」とお願いした。
と思っています。(違ったらごめんなさい)
いままでは自社ユニットを持っていなかったので1番弱い立場でしたが
今ではユニット選び放題でニッコニコなブリヂストン。
(販売店はバッテリー多すぎて混乱すると思いますよ・・・)
そんな3メーカーの思惑が入り乱れているのを想像しながら
「アシスタベーシック」の限定カラー、マットカーキが入荷しました。