神川輪業スタッフによるブログ。自転車屋の日々を発信しています!
電動三輪車のタイヤ交換
2017年7月31日パナソニックの電動三輪車「かろやかライフ(現ビビライフ)」のタイヤは
意外とひび割れ、亀裂が入りやすいです。
ケンダの「コスモス」と同等の劣化のしやすさかなと思っています。
ケンダの「コスモス」はネットで検索してみて下さい。
保管状況、使用状況にもよるのでしょうが早ければ、使用開始後
半年でヒビが入ってくる場合もあります。
今日の車両も現在までに2年経っておらず、
実際は1年過ぎたあたりからはハッキリと確認できる状態でした。
で、交換作業ですが、購入店に依頼された方が良いでしょう。
自転車店でも経験や技術がないと断る事が多いと思います。
ちょっと「知恵の輪」なんですよね。
さて、外したタイヤがコレ。
聞いたことないタイヤメーカーです。
パナソニックはタイヤ選びは結構しっかりしている印象ですがこれはダメ。
今回、本当はIRCの「74型」というタイヤを選びたかったんですが、
在庫が無く生産待ちでしたので「ブリヂストン(というかCST製)」のタイヤを手配。
こちらもそんなに凄いいいタイヤと言う訳ではなく、空気があまり入っていない状態だと
黒と白のゴムの境目から亀裂が入りやすいです。
それでもパナソニックの標準タイヤよりは信頼の置けるタイヤですね。
はい、前後交換完了しました。
前輪はまだしも、後輪はくれぐれも個人では作業しないようにしましょう。
ブレーキを触ってしまったら簡単に左右の制動バランスが崩れてしまいます。
後2輪なので工賃は高めになるでしょうが、確実な作業ができるお店に依頼しましょう。
パナソニックさん、台数がそんなに出る自転車じゃないでしょうが
コストカットとしてのこのタイヤなら危険ですよ。
それと後ろカゴのコーティングの剥がれやすさも改善して欲しいです。